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    <title>Let's Enjoy CraftAudio</title>
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    <language>ja</language>
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    <pubDate>Thu, 21 Aug 2014 01:10:08 +0900</pubDate>
    <item>
      <title>8月22日(金)イベント告知 ～補足～</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/08/21/7418418</link>
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      <pubDate>Thu, 21 Aug 2014 01:07:04 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-08-21T01:10:08+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-08-21T01:10:08+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size="+1"&gt;昨日、「&lt;b&gt;今日ならうちのワンボックスが出せるよ&lt;/b&gt;」と鈴木代表に誘っていただいたものですから、22日(金)のイベントで鳴らすスピーカーを九段&lt;b&gt;アコースティック・デザインシステム&lt;/b&gt;のショールームへ搬入してきました。スピーカーはレンタカーを借りて運ぶつもりだったので大いに助かった次第です。鈴木代表のお気遣いに感謝。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;搬入したら鳴らしてみたくなる&lt;/b&gt;のが人情というもので、早速同ショールーム常備のシステムを接続して鳴らしてみたんですが、しばらく倉庫でアクビをしていたスピーカーばかりなもので、まぁ何とも寝ぼけてガサついた不快な音です。こりゃいけないとたまたま鞄に入っていた試聴用CDケースからどんどん盤を引っ張り出してかけ続けたら、さすが一度は鳴らし込んだ個体だけにそれほど時間をかけることなく目が覚めてくれるようです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
「それじゃ当日まで適当にいろいろ鳴らしておくよ」と鈴木代表。お世話になります。これで当日にはそこそこ以上のコンディションで皆様のお耳にかかれるかと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
で、当日なんですが、「どうせならついでに聴けない？」という&lt;b&gt;鈴木代表のリクエスト&lt;/b&gt;で、私の作例「&lt;b&gt;カモハクチョウ&lt;/b&gt;」も持ってきてしまいました。当然のことながら主役は長岡先生の3モデルですから、ほんのちょっとしたお披露目ということになると思いますが、個人的にも近年稀な大成功作だと思っているので、皆様にもちょっとだけお聴きいただけると光栄です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331db2.jpg" alt="カモハクチョウ" title="カモハクチョウ" width="300" height="400"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;月刊ステレオ2014年8月号に掲載されたわが作例「シギダチョウ」。私が取材日を間違えるという大失態を犯したせいで試聴会の間に合わず、おかげでコイズミ無線などの鳴き合わせの会にも連れて行ってもらえなかったものだから、まだほとんど誰にも聴いてもらっておらず、今回が初お目見えとなる。どうかお手柔らかにお願いできると幸いである。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
ところで、アコースティック社ショールームとわが家における「カモハクチョウ」の鳴り方の違いには唖然とせざるを得ませんでした。わが家では「できるだけ音楽の勢いを殺さないように」と、デッドスペースへ入れる砂袋を&lt;b&gt;最小限&lt;/b&gt;にしていたのですが、同社ショールームではとてもそれくらいのデッドニングでは収まらず、かなり&lt;b&gt;強めのボンつき&lt;/b&gt;が聴こえてきます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
スピーカーというのは多かれ少なかれこういう要素を持っているものではありますが、自作スピーカー、なかんずく&lt;b&gt;フルレンジ&lt;/b&gt;で&lt;b&gt;BH&lt;/b&gt;でというと、この要素が大いに強まってしまうものでもあるなぁ、というのが正直なところです。わがリスニングルームはごく普通の木造洋間ですから低音が抜けやすく、それでやや過剰気味にBHを躾けてしまったところ、アコースティック社の高度な防音室は低域が全く洩れず、しかもわが家と違って適度な響きもついているものですから、意図的に残した最後の僅かなボン付きが何倍にも大きく耳へ届いてしまった、ということなんでしょうね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
というわけで、当日は砂袋をいくつも持ち込み、早めに会場入りして再チューニングにかかる予定です。皆さんがお見え下さる頃にはあの部屋にふさわしいチューニングに仕上げられていたらいいんですが。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
それでは当日、皆様とお会いできることを楽しみにしています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
(株)アコースティック・エンジニアリング　ホームページ&lt;br&gt;&#13;
http://www.acoustic-eng.co.jp/&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
アコースティック・オーディオ・フォーラム受付&lt;br&gt;&#13;
http://acaudio.jp/&#13;
&lt;/font&gt;
</description>
      <dc:subject>告知</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>8月22日(金)イベント告知</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/08/16/7415105</link>
      <guid>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/08/16/7415105</guid>
      <pubDate>Sat, 16 Aug 2014 10:14:46 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-08-16T10:23:20+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-08-16T10:23:20+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size="+1"&gt;&lt;b&gt;長岡鉄男氏&lt;/b&gt;のムック本「&lt;b&gt;現代に甦る、究極のオーディオ　観音力&lt;/b&gt;」では、都合3機種の長岡スピーカーを復刻しました。うち1機種、D-3MkIIは横幅を4cm広げた（改）バージョンです。詳しくは以前にエントリで紹介しているので、そちらをご参照いただけると幸いです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/15/32e71c.jpg" alt="" title="" width="268" height="380"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size="+2"&gt;現代に甦る、究極のオーディオ　観音力&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
長岡鉄男・著　音楽之友社　￥1,800＋税&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
幸い、今回製作した&lt;b&gt;D-3MkII改&lt;/b&gt;と&lt;b&gt;MX-1&lt;/b&gt;、&lt;b&gt;MX-10&lt;/b&gt;はどれも素晴らしい鳴りっぷりを聴かせてくれましたが、いくら誌面で「いいぞいいぞ」と書いても実際に音が聴こえてこなければそれがどれほどいいものかは読者にお分かりいただけません。われわれオーディオ・ジャーナリズムに携わる者すべてに共通する&lt;b&gt;ジレンマ&lt;/b&gt;でもありますが、ことに自作オーディオ関連は市販のオーディオ機器と違ってオーディオショップへ行けば聴けるというものでもなし、事態は切実です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/08/16/339059.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1200,1600,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/08/16/339059.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/08/16/339058.jpg" alt="D-3MkII改" title="D-3MkII改" width="300" height="400"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;D-3MkII改。一見すると単なる懐かしいルックスの長岡BHなのだが、少なくとも商業誌に図面つきで載ったのはこれが初めてではないか。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/08/16/33905b.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1600,1200,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/08/16/33905b.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/08/16/33905a.jpg" alt="MX-1" title="MX-1" width="300" height="225"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
MX-1。長岡氏が「夢の中で思いついた」という伝説が残る作例で、これ1本だけで部屋中に広がる超サラウンド音場を堪能することができるという「異能スピーカー」である。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/08/16/33905d.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1200,1600,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/08/16/33905d.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/08/16/33905c.jpg" alt="MX-10" title="MX-10" width="300" height="400"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
MX-10。低音がやや不足することが唯一の欠点と思われたMX-1に対して、長岡氏はMX-2以降長い旅をたどり、到達した「最終結論」というべき作例である。現代のFE103-Solでは別段MX-1でもそう低音不足は感じさせないが、やはり聴き比べるとローエンドの伸びと再生音の雄大さには大きな違いがある。&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
以前、「&lt;b&gt;外盤A級セレクション(1)&lt;/b&gt;」の復刻版が出版された際には、それはそれはいろいろな会場で同書に掲載された音源を鳴らすイベントをやらせてもらいました。手近なところでは&lt;b&gt;自転車で15分&lt;/b&gt;の&lt;b&gt;オーディオスクェア越谷レイクタウン店&lt;/b&gt;から、遠くは大阪の&lt;b&gt;河口無線&lt;/b&gt;まで、使わせてもらえる会場があれば飛んでいって"ゲテモノ"を含む長岡A級ソフトを鳴らしまくったものであります。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/08/16/33905e.jpg" alt="外盤A級セレクション(1)" title="外盤A級セレクション(1)" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size="+2"&gt;新・長岡鉄男の外盤A級セレクション(1)&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
長岡鉄男・著　共同通信社　￥3,800＋税&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そんな中に&lt;b&gt;アコースティックデザインシステム&lt;/b&gt;の本社ショールームもありました。同社は、個人的に「最高の音が楽しめる」と堅く信ずる防音室を設計・施工する会社で、東京・九段の自社ショールームへ山之内正氏や麻倉怜士氏ほかを招聘し、音楽とオーディオがクロスオーバーした「&lt;b&gt;アコースティック・オーディオ・フォーラム&lt;/b&gt;」という定期的な催しを続けていることでも知られます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
このたび同フォーラムの番外編として、ムックで製作したスピーカーを鳴らすイベントを開催させてもらえることとなりました。開催期日は&lt;b&gt;8月の22日(金)&lt;/b&gt;、&lt;b&gt;午後6時30分&lt;/b&gt;頃から、お客さんがお見えになり次第ゆるゆると始めていきたいと思います。大体2時間ちょっとくらいのイベントになると思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
同社の&lt;b&gt;鈴木泰之&lt;/b&gt;代表はとにかくオーディオにも音楽にも造詣が深く、もちろん室内音響工学に関しては有数の知見とノウハウ、施工技術を持つ人です。面白いのは、日本大学の建築研究室で長く実験を繰り広げ、音元出版「オーディオアクセサリー」誌に「6畳間のオーディオ学」という連載をずっと持っていらした、オーディオ評論家にして現・デジタルハリウッド大学・学長の&lt;b&gt;杉山知之氏&lt;/b&gt;が長年の研究で到達された結論が、アコースティック鈴木代表の造られる防音室の室内音響特性のまとめ方とほぼ完璧に一致しているのですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
「&lt;b&gt;オーディオアクセサリー&lt;/b&gt;」誌でお2人の対談が記事になっていたのですが、あとで鈴木代表からお話を伺うまで、お2人は長い付き合いの知人同士だと思い込んでいました。それが、「いや、たまたま結論が同じになっただけで、対談が初対面だったんですよ」と聞いた時にはたまげましたねぇ。そんなことってあるもんだと。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
おそらくお2人は「&lt;b&gt;同じ山を別々に登り、山頂で出会った&lt;/b&gt;」ということなんだろうと思っています。オーディオの世界はアプローチする"登山口"が星の数ほどあるので、「ハイ・フィデリティ」という同じ山を登っていても別々の方法論で同一の地点へたどり着くことが極めて少ない業界なんですが、厳格な学術の世界ではこうも見事に複数の研究者が結論を共有することができるんだな、と驚くやらうらやましいやら。科学っていいですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そんなアコースティック社の防音室は、世に数多ある楽器練習室のように部屋の響きをいたずらに殺すことはせず、美しい響きを持ちながら嫌な癖がなく、オーディオ的にも突っ込んだ解像度や描写能力を聴かせながら音楽をゆったりと楽しむことができるという「夢の空間」です。ご自宅の新築を考えておられる人、リスニングルームのリフォームを考えておられる人は、一度問い合わせてみられるとよいのではないかと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そんな同社のショールームで長岡鉄男氏の傑作スピーカーを鳴らす。しかもおおよそ30年ぶりにもなるかという「マトリックス・スピーカー」の復刻と、氏が生前「やる気があったらできる」と書き残された横幅の拡幅を再現したバックロードホーンの競演なのですから、ファンとしてはたまらない会になるんじゃないかと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
当日はマトリックス向けの音場ソフトと長岡A級外盤、そして最近の新譜からめぼしいものを何枚も持っていこうと思っています。お客さんが持参されたソフトも随時かけられるようにしたいものですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
残念ながらショールームの収容人数に限りがあるので、イベントは&lt;b&gt;予約制&lt;/b&gt;になります。詳しくは下記のアドレスを訪問してみて下さい。会場は地下鉄の九段下駅から徒歩数分、靖国神社の大村益次郎像を右折して道へ出て左折するとほんの数mのところです。当日、皆様とお会いできることを楽しみにしています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
(株)アコースティック・エンジニアリング　ホームページ&lt;br&gt;&#13;
http://www.acoustic-eng.co.jp/&#13;
&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
アコースティック・オーディオ・フォーラム受付&lt;br&gt;&#13;
http://acaudio.jp/&#13;
&lt;/font&gt;
</description>
      <dc:subject>告知</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>ケーブル大全2015が発売されました</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/07/31/7402653</link>
      <guid>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/07/31/7402653</guid>
      <pubDate>Thu, 31 Jul 2014 10:12:59 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-07-31T10:26:25+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-07-31T10:26:25+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size="+1"&gt;もうちょっと間が空いてしまいましたが、音元出版から「&lt;b&gt;ケーブル大全2015&lt;/b&gt;」が発売されました。2年に一度ずつ、「&lt;b&gt;電源＆アクセサリー大全&lt;/b&gt;」と隔年で発売されるムック本で、ケーブルとアクセサリーの「年鑑」「図鑑」として大いに役立つ本といってよいでしょう。私ら業界関係者にとっては「座右の書」でもあります。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/31/333bc1.jpg" alt="ケーブル大全2015" title="ケーブル大全2015" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;&lt;font size="+2"&gt;ケーブル大全2015&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
音元出版　￥1,852＋税&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
アンプやスピーカーといったオーディオ機器がほとんど掲載されず、それでいて広告も少なく記事の密度が極めて高いという、オーディオ関連誌としては極めて&lt;b&gt;尖ったジャンル&lt;/b&gt;に属するこのムックですが、幸い売れ行きは悪くないようで、刊行が重ねられています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
思えば趣味の世界では「&lt;b&gt;神は細部に宿る&lt;/b&gt;」とよくいわれるもので、こういう"尖った"情報をこそしっかりと網羅した刊行物が効果を発揮するシチュエーションが多いのでしょう。実際、ケーブルは「コンポーネンツの一員」と断言してもよいくらいシステムの表現を決定的に左右しますからね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
特に今回の「2015」は例年よりもずっと注目される要素が満載です。もう先刻ご存じの人も多いでしょう。オーディオケーブル業界で導体として大きなシェアを誇っていた&lt;b&gt;PC-OCC&lt;/b&gt;（大野連続鋳造法による銅線）の生産が2013年をもって終了してしまったのですね。おかげで昨年からのケーブル業界は&lt;b&gt;阿鼻叫喚の巷&lt;/b&gt;といいたくなる大騒ぎでした。オーディオマニアのよく知るあの社もこの社も、軒並み自社製品の生産が続けられなくなってしまったのですから。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
しかし、各社ともただ茫然としているわけにはいきません。オーディオ業界はとにかく音楽表現をより良きものへ進めていかなければならないのです。長い年月とあふれんばかりの情熱をもって自室の音質を薄紙1枚ずつ、髪の毛1筋ずつ向上させてきたわが業界のお客様、すなわち私自身も含めたオーディオマニアという存在は、業界の停滞すら堕落と捉えずにはいられません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
まして、「PC-OCC素材がなくなってしまったので昔のタフピッチ銅に戻します。なに、音質なんてそんなに変わりませんよ」なんてことをいうメーカーが現れたら、それは自らの半生を費やして「音楽の真の姿」を探求してきたお客様を否定することになってしまいます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
幸い、わが業界の開発能力は想像を遥かに超えるものでした。PC-OCCの終焉がアナウンスされたと思ったら、年をまたがずしていくつかの有望な高品位導体が名乗りを挙げたのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
多くの社が最も有望な素材として採用に乗り出したのは&lt;b&gt;PC-TripleC&lt;/b&gt;と呼ばれる素材でした。電子機器の内部配線など、極めて繊細な配線材を作るには銅の純度を高くしておかないと線がすぐに切れてしまいます。そういう用途のために生産されている特別に純度の高い無酸素銅をまず太い線材にして、そこから日本刀のように叩いて延ばす、すなわち&lt;b&gt;鍛造&lt;/b&gt;することにより結晶の粒界が縦に伸び、導体内接点の害が少なくなるというのがPC-TripleCの最も注目すべきところです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
また、一般の銅線はミクロの目で見ると結構&lt;b&gt;すき間&lt;/b&gt;があるのだそうですが、こうやって叩くことですき間を激減させ、導電特性の向上も得られるのだとか。また、これは個人的な推測でしかありませんが、日本刀は叩いて鍛造していくことによって不純物が端へ追いやられ、鋼の純度が高まっていくということを聞いたことがあります。ひょっとしてPC-TripleCにもそんな効果があるんじゃないかな、などと想像が広がります。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/07/31/333bc3.png.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,475,384,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/31/333bc3.png')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/31/333bc2.png" alt="PC-TripleC導体構造" title="PC-TripleC導体構造" width="300" height="242"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;音元出版Phile Webの&lt;a href="http://www.phileweb.com/interview/article/201401/23/217.html" target="_blank"&gt;PC-TripleC紹介記事&lt;/a&gt;よりスクリーンショットを取らせてもらった。高純度の導体を「叩いて延ばす」ことにより結晶の粒界が縦に伸びていくことが目で見える、素晴らしい図解ではないかと思う。&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
資料を一瞥した限りでは、かつて日立電線（現・日立金属）が開発した&lt;b&gt;LC-OFC&lt;/b&gt;を思わせますが、あれは大きな結晶のOFCを作っておいてそれをダイスで線材へ引く際に結晶を線形とする、というのが技術的な主眼だったと記憶しています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
LC-OFCは細線に引いた後で焼きなまし（アニール）をするとせっかくの線形結晶が元に戻ってしまうと当初考えられていたので、&lt;b&gt;極めて硬くバネ成分の強い&lt;/b&gt;線材でした。その結果、何となく中高域が明るく張ったようなイメージで、高域方向にキンシャンとした響きが乗る傾向だったと記憶しています。もっとも、それはすべてのケーブルについてそうだったというわけではなく、オーディオテクニカのスピーカーケーブルや日立電線でも極太の同軸スピーカーケーブルはそれほどのキャラクターを感じなかったことを覚えています。テクニカはむしろずいぶんソフトなイメージでビックリしたっけ。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
LC-OFCはその後アニールをしても結晶構造に大きな影響を与えない「&lt;b&gt;メルトーン&lt;/b&gt;」と名づけられた素材へ進化します。これはものの見事に中高域の張りや高域の鳴きを抑え、線材の硬さに由来すると思われるキャラクターを排することに成功していました。しかしこの「メルトーン」、少々音が優しすぎるのではないかと私には感じられました。音が前へ飛んでこず、音場も3次元的な立体を思わせるほどにまで至りませんでした。これまでのLC-OFCに対するチューニング手法から抜け切れなくて、「&lt;b&gt;あつものに懲りてなますを吹く&lt;/b&gt;」ようなことになっちゃったんじゃないかなぁ、と今にして推測しています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/31/333bc4.jpg" alt="MTAX-205" title="MTAX-205" width="300" height="225"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;オーディオユニオンの中古通販サイトから拝借した日立電線MTAX-205の画像。この強烈なピンクのシースはLC-OFCメルトーンの第1世代製品ではなかったか。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
「メルトーン」でも市場の主流を奪回することはかなわず、LC-OFCはオーディオの歴史の中に消えていってしまいました。いいものを持っていながら上手くその実力を発揮させることがかなわず、退場を余儀なくされたLC-OFCに対し、PC-TripleCはまさにタイミングを待っていたような絶妙の登場といいその内実といい、これからのオーディオケーブル業界を背負って立つにふさわしい存在へ育っていってくれるのではないかと大いに期待しているところです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/31/333bc5.jpg" alt="RCA-1.0tripleC-FM" title="RCA-1.0tripleC-FM" width="146" height="146"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;業界に先駆けてPC-TripleCでインコネを発売したのはアコースティック・リヴァイヴだった。例によって独自の楕円単線に成型されたPC-TripleCは、極めて高い磁気効率を持つ「ファインメット」素材のビーズを通すことで高周波のノイズを激減させたこともあり、これまで全く聴いたことのない"普遍"の高みを聴かせてくれた。このRCA-1.0tripleC-FMは1mで16万8,000円と決して安価なケーブルではないが、それでもCPは圧倒的に高いと思う。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
PC-TripleCを開発した&lt;b&gt;FCM&lt;/b&gt;という会社は一般的な知名度という点ではほとんどゼロに近い社ですが、話を聞いてみるとずいぶん前からさまざまな高音質ケーブル開発にあたり「縁の下の力持ち」をやってきた社だそうで、技術的な裏づけも十分なのだとか。これを聞いて私自身も「あぁ、こういう社なら長くオーディオ業界と付き合っていってもらえそうだな」と、少々ホッとしたものです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;center&gt;＊&lt;/center&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
一方、PC-OCCが生産完了したのは昨年でしたが、もう少し前に供給が終わってしまった高品位導体があります。今や高級オーディオケーブルの主流となった「高純度銅」の元祖、&lt;b&gt;6N&lt;/b&gt;銅線です。1980年代の終わり頃、旧・&lt;b&gt;日本鉱業&lt;/b&gt;（現・JX日鉱日石金属）が開発し、自ら「&lt;b&gt;アクロテック&lt;/b&gt;」というブランドを立てて高級オーディオケーブル業界へ参入してきた時には驚いたものでした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/31/333bc6.gif" alt="6N-S1040" title="6N-S1040" width="200" height="133"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;ネットを漁ってようやく発見した往年のアクロテック6N-S1040の画像。これはより太い高級バージョンだが、同社の第1号製品でもあるより手ごろな6N-1010は「長さにして地球何周分も売れた」という。オーディオ史に残るケーブルである。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
その後同社はジャパンエナジーを経てJX日鉱共石グループに入り、いつしか極めて小ロットのオーディオケーブル業界からは離れていってしまいました。アクロテックの業態は&lt;b&gt;株式会社アクロジャパン&lt;/b&gt;が継承し、最盛期には7Nから8Nまで到達していた高純度銅線は日本鉱業からの供給がなくなり、現在は&lt;b&gt;三菱電線工業&lt;/b&gt;が供給する&lt;b&gt;7N&lt;/b&gt;純度の&lt;b&gt;D.U.C.C.導体&lt;/b&gt;がほとんど唯一のものとなっています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
高純度銅線の供給が継続していること自体は大いに喜ぶべきですが、いかんせん7Nとなると6Nよりもかなりコストアップとなってしまい、そうそう簡単に入手できるクラスへ導入するのが難しくなってきます。アクロジャパンの新ブランド「&lt;b&gt;アクロリンク&lt;/b&gt;」や&lt;b&gt;エソテリック&lt;/b&gt;を筆頭に、世界のハイエンドといって差し支えない高級ケーブル群にはこの7N-D.U.C.C.素材、加えてこちらも三菱電線工業の独自開発となる方形断面の芯線に高品位な絶縁体を付着させたリッツ構造の「&lt;b&gt;MEXCEL&lt;/b&gt;」線が用いられていることをご存じの人も多いのではないかと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/31/333bc9.jpg" alt="7N-A2500II" title="7N-A2500II" width="168" height="168"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;個人的なMEXCEL導体の初体験がエソテリックの7N-A2500II（￥380,000　1.0m）だった。同社製品は機器もケーブルもとにかく質感が清新で、完璧なフラットバランスなのに音が無味乾燥にならず、「いい酒は水に似る」という言葉を彷彿させる表現が何よりの魅力だが、このケーブルはその持ち味に加え、繊細な音響成分の隅々から生命感が吹き出してくるような勢いを感じさせる。本当に素晴らしいケーブルだと思う。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
世の中から6N線がなくなり、そこへ追い討ちをかけるようにPC-OCCまでが生産をやめてしまった。比較的手の届く範囲のケーブルでこれらの素材がどれほど多くの製品に使われていたかを考えると、これはまさしく&lt;b&gt;ケーブル業界全体の危機&lt;/b&gt;といってよかったのではないかと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
転機はやはり2013年でした。あのLC-OFCを開発した日立電線の系譜を受け継ぐ日立金属が、非常に面白い新技術を引っ提げてオーディオ業界に舞い戻ってきたのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
普通、異種金属を混ぜ合わせた「&lt;b&gt;合金&lt;/b&gt;」は&lt;b&gt;硬く&lt;/b&gt;、また&lt;b&gt;電気抵抗が高く&lt;/b&gt;なります。ところが同社が開発した新合金「&lt;b&gt;HiFC&lt;/b&gt;」は、高純度の銅にごく微量のチタンを加えたもので、導電特性は純銅とほとんど変わらず、柔らかさやしなやかさは6Nとほぼ同じ特性が得られるというものです。まさに業界の常識を覆す新技術といってよいでしょうね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/31/333bca.jpg" alt="HiFC比較データ" title="HiFC比較データ" width="300" height="215"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;日立金属のサイトより。一般的な4N純度のOFCと6N、そしてHiFCの特性を比較したデータだが、本当に笑ってしまうくらいHiFCが6Nそっくりなことが分かる。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
このHiFCは業界に先駆けて&lt;b&gt;ゾノトーン&lt;/b&gt;が採用に踏み切りました。この社は総帥の&lt;b&gt;前園俊彦氏&lt;/b&gt;が「黄金の耳」で各種素材をブレンドすることで「ゾノトーン・サウンド」を紡ぎ上げていますから、純粋に「これがHiFCサウンドだ！」というものは分かりませんでしたが、HiFC新採用の「ネオ・グランディオ」はこれまでよりやや肌当たりが柔らかく、たっぷりと奥行き感を聴かせるタイプになったような気がしています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/31/333bcf.jpg" alt="7NAC-Neo Grandio10Hi" title="7NAC-Neo Grandio10Hi" width="300" height="327"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;HiFC初採用のゾノトーン「ネオ・グランディオ」シリーズより、これはRCAインコネの7NAC-Neo Grandio10Hi（￥83,000　1.0m）。穏やかな質感だがここ一番のパワー感は相当のもので、音楽をゆったりと、そして伸びのびと楽しませてくれる傑作といってよいだろう。&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
その後、"本家"アクロテックとともに6Nオーディオケーブルの"先駆者"となった&lt;b&gt;オルトフォン&lt;/b&gt;からもHiFCを配合した導体のケーブルが登場しました。それも、かなり安価なランクの製品です。こちらは一聴して非常に素直な質感で、そう太いケーブルではないのに結構なスケール感を聴かせます。HiFC、かなり有望な新素材のようですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/31/333bd0.jpg" alt="5NX-505" title="5NX-505" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;オルトフォンから登場したHiFC配合の導体を持つケーブル群より、こちらはRCAインコネの5NX-505（￥10,000　1.0m）だ。安価なランクながらなかなかの聴き応えをくっきりと印象に残してくれた。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
&lt;center&gt;＊&lt;/center&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
実はあまり目立ちませんが、まだ新素材が登場しているのです。昨年になっていきなり登場したと思ったら年末の音元出版「&lt;b&gt;アクセサリー銘機賞&lt;/b&gt;」を受賞してしまった&lt;b&gt;塩田電線&lt;/b&gt;というメーカーがあります。電線の商社として、また数多くの提携工場を持つ電線メーカーとして長い歴史を持つ同社ですが、一般コンシューマー向けの小ロット製品はこのたび初めて手がけるのだそうです。単なるポッと出のメーカーなどではなく、しっかりとした技術的な基盤と販路を持った社だったというわけですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
その塩田電線が発売した第1号のケーブルは電源ケーブルでした。&lt;b&gt;C1011&lt;/b&gt;と呼ばれるこのケーブルは、両端にプラグを取り付けた完成品と切り売りの両方で市場へ投入されています。2スケアの芯線を持ち、キャブタイヤのVCTF規格を満たす3芯ケーブルです。「2スケア3芯のキャブタイヤなんてホームセンターでも普通に売ってるじゃないか」と思われるかもしれませんが、この芯線がなかなかの優れものなのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
かつて日立電線のLC-OFCに「&lt;b&gt;Class1&lt;/b&gt;」と書かれたグレードのものがあったことをご記憶の人もおられるでしょう。あれは芯線の製造時に水素の含有率を極限まで減らしたものでした。水素イオンというとほとんど純粋な&lt;b&gt;プラスの電荷&lt;/b&gt;みたいなもので、芯線に含有されていると、伝送時にそれが芯線から抜け出していき、伝送のリニアリティを損なうと説明されていたように記憶しています。このあたり、もうずいぶん昔の記事を読んだ記憶に基づくものですから、間違っていたらどなたか詳しい方のご訂正を頂けると助かります。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
で、このC1011なんですが、&lt;b&gt;Class1のOFC&lt;/b&gt;が採用されているのですね。そう、この芯線も日立金属が生産しているものです。それじゃあキャブタイヤといってもずいぶん高いじゃないの？　と思ったら、切り売りで1mあたり&lt;b&gt;1,200円＋税&lt;/b&gt;と拍子抜けするような価格です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/31/333bd1.jpg" alt="C1011POWER CABLE" title="C1011POWER CABLE" width="300" height="150"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;こちらは完成品のC1011POWER CABLE。コンセント側は明工社のホスピタル、IEC側はスイス・シュルター社のプラグが装着されている。どちらも安価なランクでは定番といってよい高品質プラグである。後述する通りどこまでも素直で飾り気なく、しかし相当の情報量を聴かせるケーブルだ。オープン価格だがおそらく2mで1万円もしないのではないか。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
音はとにかく&lt;b&gt;素直&lt;/b&gt;の一言。見た目はいささか細く頼りないケーブルですが、帯域は結構両端へ向けて緩やかに伸び、特定帯域の強調感は本当になく、音楽をごく自然に表現してくれるタイプと感じられました。高級ケーブルのような「これがハイファイだ！」という主張や機器をより高い次元へ教導するような表現はありませんが、機器の持ち味を過不足なく表現するという点ではかなり素晴らしいケーブルなのではないかと思っています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;center&gt;＊&lt;/center&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ふう、新素材について解説し始めたらずいぶん長くなっちゃいました。何たって今年はこういう状況で、これはもうケーブル業界の「&lt;b&gt;ヴィンテージ・イヤー&lt;/b&gt;」といってよいのではないかと思います。そんな年に発行される「大全」ですから、もう内容は盛りだくさんという一言では表し切れません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
例年は割合に「オーディオアクセサリー」本誌他からの再録記事が多いムックなのですが、今年はとにかく新製品が目白押しなもので古い記事をそのまま再録したのでは追いつきません。そこで新しい製品やページ数の関係で取材から洩れた製品をずいぶんたくさん追加試聴し、大幅な増補版となっています。私もずいぶんたくさんの新規記事を同誌のために書かせてもらいました。また、新製品の単独記事も充実、これまで長々と述べた新素材についての解説も、福田雅光氏、井上千岳氏をはじめとする先生方が詳細に解説されています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ケーブルをコンポーネンツの一員と捉え、ご自分の音作りへ大いに活用されているオーディオマニア諸賢へ、特に今年の「大全」は大きな参考となる書であろうと確信しています。どうか書店でご一読いただけると幸いです。&lt;/font&gt;
</description>
      <dc:subject>告知</dc:subject>
      <dc:subject>試聴リポート</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>月刊「ステレオ」2014年8月号が発売されました（その2）</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/07/25/7398013</link>
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      <pubDate>Fri, 25 Jul 2014 12:37:42 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-07-25T18:14:34+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-07-25T12:49:30+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/23/331296.jpg" alt="2014年8月号" title="2014年8月号" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size="+2"&gt;Stereo &lt;/font&gt;2014年8月号&lt;br&gt;&#13;
音楽之友社　￥3,528＋税&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size="+1"&gt;月刊「ステレオ」の「&lt;b&gt;工作特大号&lt;/b&gt;」は、先のエントリに書いた通り付録ユニットとそれらを使った製作記事が大きな目玉となっていますが、長年続く人気企画にあと何本かの柱があります。自作スピーカーの「&lt;b&gt;筆者競作&lt;/b&gt;」もその一つといってよいでしょうね。毎年一定のルールを定め、それに則っておなじみの筆者陣が思いおもいにスピーカーを作り、一堂に会して相互に感想を述べ合うというものです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
私も昨年から呼んでもらえるようになったこの企画ですが、今年は話題の限定フルレンジ、フォステクスFE103-Solを使用することというのが唯一のルールで、多数使いや他にユニットを付け加えるのも自由、予算も制限なしということでした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/01/20/2f1e88.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,604,483,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/01/20/2f1e88.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/01/20/2f1e87.jpg" alt="FE-103-Sol" title="FE-103-Sol" width="300" height="239"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;フォステクス◎フルレンジ・スピーカーユニット&lt;br&gt;&#13;
&lt;font size="+2"&gt;FE103-Sol　&lt;/font&gt;￥6,500（1本、税抜き）&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
昨年は「付録の5cmフルレンジ・ユニットを片側3発まで使用。ユニット追加は自由、予算制限なし」というルールで、私はフルレンジを1発使って極めてささやかな音道のバックロードホーンを作り、その下にフォステクスの10cmフルレンジP1000Kを使ったスタンド兼用のダブルレゾナンス・ウーファー（DRW）を組み合わせるという方式の「ソラシド♪」と名づけた作例を製作したものでした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331d76.jpg" alt="ソラシド♪" title="ソラシド♪" width="300" height="400"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;昨年発表した「ソラシド♪」。5cmフルレンジがお題だというのに占有床面積30×30cm、高さ1m超というバカでかいキャビネットを作ってしまった。参加初年ゆえ「ネタ担当」という意味合いもあっての悪ノリである。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
昨年も「付録ユニット片側3発まで」という縛りはありましたが実質上の青天井みたいなものでした。それでも付録ユニットを3発使われていたのは小澤隆久氏お1人、須藤一郎氏は付録1発のみで、石田善之氏は付録ユニット×1発にアンプ内蔵のモニター仕様、浅生昉氏はフォステクスP1000Kとの2ウェイという格好でした。私は浅生さんと同じ付録＋P1000Kにデイトンのドーム型トゥイーターを載せた3ウェイ、しかしネットワークはトゥイーターのコンデンサー1発だけというユニット構成です。まぁ青天井にされてもあんまりいろんなものを放り込んだら収拾がつかなくなっちゃいがちですから、これがいいところだったんじゃないかと。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
一方、今年はフルレンジの使用本数制限まで撤廃され、ますます青天井に。といっても私は「&lt;b&gt;鳥型BHを作る！&lt;/b&gt;」と決めちゃっていたのでSol×1発のみ、特にSolは高域まで本当にきれいな音なので、プラス・スーパートゥイーターも最初から考えていませんでした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
BHの設計というものは「&lt;b&gt;連立方程式を暗算で解く&lt;/b&gt;」ような作業といえばいいかな？　あちら立てればこちらが立たず、何箇所かに分散した項目のせめぎ合いを、どうにかこうにか折り合わせながら進めていくのが常です。そんな時、ごく稀にではありますが「&lt;b&gt;神が降りてくる&lt;/b&gt;」ことがあります。ある一定のラインを超えた瞬間、すべての数値が面白いように枠へ収まっていって、ほとんどデータの修正もなしにあっさりと音道構成から板取りまで完成してしまうのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
わがオリジナル設計BHの2作目、学研「大人の科学マガジン」特別編集「まるごと手作りスピーカーの本」に掲載した「&lt;b&gt;ヒヨッ子&lt;/b&gt;」という作例がまさにそうでした。今見ても実に合理的な音道構成で、よくもまぁ二十代の頃にこんなきれいなBHを作ったもんだとわれながら惚れぼれするくらいです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331d83.png" alt="ヒヨッ子" title="ヒヨッ子" width="135" height="296"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;もう10年近くも前、2005年の学研「大人の科学マガジン」シリーズに提供したわが作例「ヒヨッ子」は、1986年に故・長岡鉄男氏が初代「スワン」を発表されてすぐに設計・製作したものだ。私は当時22歳、まだ大学生だった。当時はテクニクスの7cmフルレンジEAS-7F10を取り付け、7F10に由来する100Hz以下急降下のf特に悩まされつつも、社会人になった後までずいぶん長く使ったものだ。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
でも、これはもう明らかな「ビギナーズ・ラック」でした。この作品を完成させた私は完全に調子に乗ってしまい、「&lt;b&gt;何だ、BHなんて簡単じゃん&lt;/b&gt;」とばかりに自分のオリジナルBHを次々と設計し始めるのですが、どうも勝手が違います。「ヒヨッ子」を設計した時のようにすいすいと数値が収まってくれないんですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
大体BHというヤツ、開口率をちょっと上げればキャビ全体が馬鹿デカくなり、スロートを大きくしようとすると開口率を下げなければまた巨大キャビになります。かといってあまり開口率を下げたら音響迷路と変わらなくなり、開口の小さなショボくれた作品になってしまいます。その上で板取りの効率や作りやすさなんかの項目も加わってくるのですから、そんなもの「ヒヨッ子」みたいにスイスイとまとまるわけがないのであります。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
というわけで、BHの設計では今なお数値を積み重ねては崩し、また別の山を作っては叩き壊し、とさながら&lt;b&gt;賽の河原&lt;/b&gt;を思わせる作業が続きます。最近の作例で一番苦労したのは10cmの限定モデルFE103En-S用に作った「&lt;b&gt;オシドリ&lt;/b&gt;」だったなぁ。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/07/25/331dac.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1200,1600,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331dac.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331dab.jpg" alt="オシドリ" title="オシドリ" width="300" height="400"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;FE103En-S用に設計した「オシドリ」。2010年のオーディオベーシックVol.54に掲載された。「カモハクチョウ」にとって"実兄"というべき存在だが、占有床面積はこちらの方が遥かに大きい。&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
それからすると今作は同じ10cmの「オシドリ」からある程度の数値を生かすことができたせいもあって、「神が降りる」とはいかなかったものの、比較的スイスイとまとまっていきました。とはいえ、FE103En-SとFE103-Solではかなりデータが違い、また今作は占有床面積をできるだけ小さくすることも狙ったので、バックキャビの内容積からスロート断面積、音道長、開口率、開口面積のすべてが違う作例となりました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
何とか数値がまとまったところで板取図を書き始め、何とかギリギリの時間にホームセンターの板切り工房へ依頼を入れます。翌朝から作り始め、梅雨空の合間を見ながら「急がないと間に合わんぞ！」と作業を進めていたところで携帯に1本の電話がかかりました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
電話は「ステレオ」誌工作担当のNさんからでした。「&lt;b&gt;え～、本日の試聴会の件ですが&lt;/b&gt;」&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ええええっ！　私は&lt;b&gt;金曜日&lt;/b&gt;だと信じ込んで作業を進めていたのですが、何と試聴会は&lt;b&gt;水曜日&lt;/b&gt;だったのです。スピーカーはまだ3分の出来といったところで、とても午後早くに完成させて持っていくことなどかないません。事情を話し、平謝りしたところで「とにかくくるだけはきて下さい」ということになり、慌てて服を着替えて試聴会場の同誌試聴室へ向かうこととなりました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
既に完成した作品を手にお集まりだった諸先輩方へ平身低頭しながら試聴室へ入り、試聴会のみの参加ということにしてもらいました。今年は例年にも増して力作・傑作がそろっている印象です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;center&gt;＊&lt;/center&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
誌面でも掲載してもらっていますが、改めて各先生方の作品の個人的な印象をまとめておきますね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331dad.jpg" alt="T.P.O." title="T.P.O." width="300" height="225"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size="+2"&gt;T.P.O. &lt;/font&gt;by 須藤一郎&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
須藤一郎氏の「&lt;b&gt;T.P.O.&lt;/b&gt;」は「Twin Port One」の略だそうで、なるほど上下にバスレフポートを持つ曲面構成のキャビネットは美しい白木の北欧家具調で、何となくデンマークDavone社の高級スピーカーRay-Sを彷彿とさせるものがあります。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331dae.jpg" alt="Ray-S" title="Ray-S" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
Davone◎スピーカーシステム&lt;br&gt;&#13;
&lt;font size="+2"&gt;Ray-S　&lt;/font&gt;￥880,000（2本1組、税抜き）&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
音もストレートで屈託がなく、結構なワイドレンジを聴かせます。「これは高く売れる！」と確信した作例でした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
お話を伺えば、このキャビネットは&lt;b&gt;無印良品のゴミ箱&lt;/b&gt;というじゃないですか！　タモの薄板を曲面に積層したものだそうで、タモは美しい上に極めて堅い木材ですから、それがよかったのでしょうね。また、奥へ向かって僅かにテーパーがかかっており、平行面がないのも美点なのではないでしょうか。このキャビネットは中が二重箱になっていて、ある種のダブルバスレフ的な動作をしているようですが、その内箱をしっくり収めるのに苦労されたとか。しかし、そのご苦労が十二分に報われる素晴らしい音が出ていたと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331daf.jpg" alt="ASD1032SD" title="ASD1032SD" width="300" height="400"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size="+2"&gt;ASD1032SD &lt;/font&gt;by 浅生昉&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
浅生昉氏の&lt;b&gt;ASD1032SD&lt;/b&gt;は、16ΩのSol2発の間に純マグネシウム・ドーム型トゥイーター&lt;b&gt;FT200D&lt;/b&gt;を挟んだバーチカル・ツイン構成という豪華版で、キャビネットは浅生さんがここ数年実験を重ねられている「名古屋方式」のダブルバスレフ（DB）です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
一聴して驚くのは帯域のつながりが極めて自然なことでした。いくら鳴きの少ないマグネシウムとはいっても金属振動板ですから、紙系のSolと上手くつながるのかなと思ったら、それは全くの杞憂でした。浅生さんは昨年も付録の5cmスキャンスピークと10cmのフォステクスをものの見事に違和感なくつながれていましたから、これは長年のノウハウを結集された「浅生マジック」なのだろうと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331db0.jpg" alt="OM-1" title="OM-1" width="300" height="400"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size="+2"&gt;OM-1 &lt;/font&gt;by 小澤隆久&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
小澤隆久氏の&lt;b&gt;OM-1&lt;/b&gt;は何だかカメラみたいな型番ですが、「オザワモニター1号」の略だそうで、それだけ本作へ賭けた小澤さんの思いが伝わってきます。ユニット構成は堂々の4ウェイ、特にバスレフのウーファーとケルトン方式のサブウーファーが同じユニット（フォステクスFW168HR）で構成される「&lt;b&gt;DDBK方式&lt;/b&gt;」というのは小澤さんの独自開発です。Sol（16Ω）は320Hz以上を受け持ち上は伸ばしっぱなし、スーパートゥイーター的にホーン型トゥイーターの&lt;b&gt;FT96H&lt;/b&gt;が0.1～0.22uFのコンデンサー1発で載せられています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
音はもう完全な「&lt;b&gt;現代ハイエンド&lt;/b&gt;」のものです。ワイドレンジでパワフルで極めてきめ細かで音の粒が磨き上げられていて。誕生50周年を迎えたFE103の系譜を引くだけに、極めつけのやんちゃ坊主的な側面も持つSolを、ここまで現代風に調教するのは簡単なことではなかったろうと思います。しかも、それでいて再現性の素直さ、音色のみずみずしさは明らかにSolのものです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
小澤さんご本人が「&lt;b&gt;30年の自作歴の中で最高&lt;/b&gt;」と太鼓判を押されていますから、このOM-1は長く小澤さんのリファレンス・スピーカーとして活躍するのでしょうね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331db1.jpg" alt="Active Monitor 103" title="Active Monitor 103" width="300" height="225"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size="+2"&gt;Active Monitor 103 &lt;/font&gt;by 石田善之&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
石田善之氏の&lt;b&gt;Active Monitor 103&lt;/b&gt;は、ちょっと昔懐かしい小型モニターという風情を漂わせるややバッフル大きめのキャビネットに人工皮革が張り回されており、それがまたとても自作とは思えないレベルの美しい面構成を持っています。昨年に引き続いてアンプ内蔵で、しかもSolとこのキャビネットに合わせてアンプのf特を僅かに操作、よりフラットで大スケールの再生を可能にしているんですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
音はSolの素直さ、元気さ、たたずまいの端正さを存分に聴かせながら、とてもこの口径とは思えないスケール感を味わわせます。まさに石田先生でなくては実現できない「創意と技術の頂点による融合」といいたくなる作品でした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;center&gt;＊&lt;/center&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
試聴会で大いに刺激を受け、早く私の作例も完成させなきゃと作業に取りかかります。今年は本当に「もう大丈夫だろう」と資材や工具を広げたと思ったら、それを見透かしたようにザーッとやってくるという厄介な天気に悩まされ通しでしたが、それでも何とか想定通り金曜には完成、音を出し始めました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
鳴らし始めのBHなんてひどい音がするのが当たり前のようなもんで、まぁ今作ももうどうしようもなく音は飛んでこないわ低音はボヨンボヨンだわ、という状況でした。でもPCオーディオやネットラジオで間断なく音楽を鳴らし続け、翌日にはまぁそこそこのレベルへ達しました。そこでキャビネットに設けているデッドスペースへ砂を少量入れてやったら、これでほぼOKだろうという音に。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331db2.jpg" alt="カモハクチョウ" title="カモハクチョウ" width="300" height="400"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size="+2"&gt;カモハクチョウ &lt;/font&gt;by 炭山アキラ&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
あくまで手前味噌な評価で失礼ですが、私の作例は前述したSolのやんちゃ坊主的な側面を全面的に解放させたようなサウンドとなりました。もちろんSolの素直さ、S/N感の高さ、伸びやかさも存分に聴こえてきますが、それらが少々減退しても元気さ、音離れの良さ、闊達さをギリギリまで聴かせるシステムになったと思っています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
奇しくも小澤さんのOM-1とは最も対照的なSolの使いこなしになったような気がしています。でもこれは「どちらかが正しくてどちらかが間違っている」というものでは決してありません。スピーカー設計者のキャラクター、というより「今回はどこを重視して設計したか」ということですかね。ユニットの持ち味をどう料理してお客様へ出すか、その着眼点が今回の小澤さんと私でちょうど&lt;b&gt;逆方向&lt;/b&gt;になった、というに過ぎないのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
誌面ではスペース的な問題でしょうね、わが作例のスペアナが軸上1mしか掲載されていなかったので、こちらにリスニングポジションのスペアナも掲載しておきますね。設計・製作者としては、どちらかというと後者のf特を皆さんに見てほしいものなのであります。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/07/25/331db4.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,418,254,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331db4.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331db3.jpg" alt="スペアナ" title="スペアナ" width="300" height="182"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;「カモハクチョウ」リスニングポジション周波数特性&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
今作は占有床面積を小さくするためにボディが縦長の構造となり、結果として首のやや短い「鳥型BH」になりました。10cmの鳥型は「スワン」に敬意を表してハクチョウの類縁種から名前を採ることにしているので、首の短いハクチョウはいないかなとネット検索したら、あぁ、いるいる。全身真っ白で顔つきはハクチョウとよく似ていますが、首が短くて全体的なプロポーションはアヒル的な「&lt;b&gt;カモハクチョウ&lt;/b&gt;」です。何とも今作のネーミングにピッタリの鳥で笑っちゃいましたね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/25/331e02.jpg" alt="カモハクチョウ" title="カモハクチョウ" width="300" height="214"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;こちらが鳥のカモハクチョウ。何とも味わい深いルックスである。&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
今回の「筆者競作」スピーカー群は、今年もおそらくどこかのオーディオショーで鳴き合わせの会が設けられると思います。多分私の「カモハクチョウ」も呼んでもらえると思います（苦笑）。その際には、ぜひ各先生方の創意によるSolの料理法と味付けの違いを大いに楽しんでほしいと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
その節は、（もし私も呼ばれていたらですが）皆さんとお会いできるのを楽しみにしていますね。&lt;/font&gt;
</description>
      <dc:subject>告知</dc:subject>
      <dc:subject>こぼれ話</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>月刊「ステレオ」2014年8月号が発売されました(その1)</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/07/23/7396333</link>
      <guid>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/07/23/7396333</guid>
      <pubDate>Wed, 23 Jul 2014 13:27:32 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-07-23T13:35:57+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-07-23T13:35:57+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size="+1"&gt;先週末の6月19日に月刊「&lt;b&gt;ステレオ&lt;/b&gt;」の最新号が発売されましたね。今号は年に一度の「&lt;b&gt;工作特大号&lt;/b&gt;」です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/23/331296.jpg" alt="2014年8月号" title="2014年8月号" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;&lt;font size="+2"&gt;Stereo &lt;/font&gt;2014年8月号&lt;br&gt;&#13;
音楽之友社　￥3,528＋税&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
ここ数年ずっと&lt;b&gt;スピーカーユニットの付録つき&lt;/b&gt;という剛毅な特集号ですが、何と今年は&lt;b&gt;ウーファーとトゥイーターによる2ウェイ・ユニット&lt;/b&gt;が箱の中に封入されています。8cm口径のコーン型ウーファーに2cm口径のドーム型トゥイーターという陣容を、ちょっとだけのぞいてみることとしましょうか。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/23/331295.jpg" alt="2014年付録ユニット" title="2014年付録ユニット" width="300" height="200"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;今年の付録は2ウェイ！　8cmウーファーにはPW80、2cmドーム型トゥイーターにはPT20という型番がついている。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
ウーファーのm&lt;/font&gt;&lt;font size="-1"&gt;0&lt;/font&gt;&lt;font size="+1"&gt;（実効振動質量）は2.3gとあります。バックロードホーンにも使えるフルレンジのFE83Enが1.53g、穏やかなバスレフ向きフルレンジのFF85WKが2gですから、やや重いともいえますが、まぁフルレンジとそう変わらないともいえそうです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
一方、出力音圧レベルは83dB。FE83Enが88dB、FF85WKが86.5dBですから、こちらはかなり低めの数値ですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
f&lt;/font&gt;&lt;font size="-1"&gt;0&lt;/font&gt;&lt;font size="+1"&gt;（最低共振周波数）は130Hz。こちらはFE83Enが165Hzと思い切って高く設定していますがFF85WKは115Hzとかなり低めに欲張っています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
どうやらこのウーファー、トータルでは限られた物量の中で極力尖った部分を持たせず、2ウェイの設定をしやすいように考えられたユニットなのではないかと思えてきます。上の方は5kHzから急上昇で10kHzにピークがあり、そこから急降下するかと思いきや、何とか踏みとどまって20kHzまでしっかり伸びてから落ちています。このピークをどう養生するか、あるいはそのまま鳴らしてしまうかで、スピーカーのキャラクターはかなり左右されるんじゃないかと思われます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
トゥイーターは1kHzより少し上にf&lt;/font&gt;&lt;font size="-1"&gt;0&lt;/font&gt;&lt;font size="+1"&gt;のピークがあって、f特もその辺を中心に低い山を作りそこから下は急降下、上は8kHzくらいまではほぼフラットで、そこから先は凹凸を加えながらダラ下がりに50kHz近辺まで伸びています。周波数特性を見る限り、かなり「使える」トゥイーターに見えてきます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
こちらはまず1kHz近辺の山をどう扱うかが問題になります。周波数特性的には伸びていてもf&lt;/font&gt;&lt;font size="-1"&gt;0&lt;/font&gt;&lt;font size="+1"&gt;の近辺はインピーダンス特性の山が影響して周波数特性を持ち上げているのですから、音質は劣化するしダンピングも悪くなります。もしぎりぎり下まで使いたいということなら、10～50Ωくらいの抵抗をパラに挿入してf&lt;/font&gt;&lt;font size="-1"&gt;0&lt;/font&gt;&lt;font size="+1"&gt;の山をつぶしてやらないとネットワークの特性を狂わせるし、つぶしてフラットにしてやってもどのみちあまり高音質を望むことはかないません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
やっぱりユニット製造元のフォステクスが指定する通り、3kHz以上のクロスオーバーで使うのが無難なようです。もっとも、このセットにはネットワーク素子も付属していて、それは1uFのコンデンサー（無極の電解）1発のみですから、数値でいえばウーファーは伸ばしっぱなし、トゥイーターのみ20kHzのクロスということになります。明らかにこれ、フルレンジ＋スーパートゥイーター的な考え方ですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ただし、誌面ではユニットを設計されたフォステクスの佐藤勇治さんがコイルとコンデンサーを使った本格的なネットワークも解説してられますから、いろいろに実験してみるのが面白いのでしょうね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/23/331299.jpg" alt="フォステクス佐藤勇治さん" title="フォステクス佐藤勇治さん" width="300" height="400"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;完成したバスレフ型キャビネットを手にするフォステクスカンパニーSP技術の佐藤勇治さん。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
また、佐藤さんはキャビネットもいくつか提案されています。ダブルバスレフ方式の図面も掲載されていますが、これはもうすぐ同社から完成品キャビネットとして販売されるそのものの図面だとか。一足先にご自分で作ってしまわれるのもいいんじゃないかと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/07/23/33129b.png.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,665,667,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/23/33129b.png')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/23/33129a.png" alt="P2080-E" title="P2080-E" width="300" height="300"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;フォステクス◎スピーカー・キャビネット&lt;br&gt;&lt;font size="+2"&gt;&#13;
P2080-E　&lt;/font&gt;￥4,000＋税（1本　8月下旬発売）&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
フォステクスがオフィシャルに発売する付録ユニット専用のダブルバスレフ型キャビネット。なかなか美麗な仕上げだが、1本4,000円とびっくりするほど安い。工作の苦手な人はこれを購入されるのが最善手の一つとなろうが、せっかく図面が公開されているのだ、自作を趣味とする人ならご自分で板を切ってきて作られた方が当然面白いだろう。&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
フォステクスの「オフィシャル」設計以外にも、例年のように小澤隆久氏の「100均素材で作るキャビネット」や「本格的なハイファイ」のVQWT型（「ダクト付き共鳴管」と説明されています）トールボーイ、浅生昉氏のダブルバスレフ、そして石田善之氏の2ウェイ3スピーカー音場型という美麗物件が掲載されています。各先生方の創意には読者がご自分でキャビネットを構想・設計される際のヒントが山のようにちりばめられていますから、読んでいるだけでもいろいろと構想が広がるんじゃないでしょうか。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/23/33129c.jpg" alt="小澤隆久さんの「ダイソー作例」" title="小澤隆久さんの「ダイソー作例」" width="300" height="225"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;小澤隆久さんが100円ショップの「ダイソー」で売られている6mm厚MDFを使って設計・製作された作例。例年のことながらその創意には同じスピーカー工作者として瞠目を禁じ得ない。&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
私には誌面で付録ユニットによるキャビ製作のお呼びがかからなかったもので、この付録ユニットは見本誌同封分が1セットあるだけですが、こうやって解説していると構想がムクムクと湧き上がってきました。そのうちこのブログで何かしら作るかもしれません。といっても7月末からは「オーディオアクセサリー」と「ステレオ」で忙しくなることが予想されるので、もうちょっと先になりそうですけどね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
バスレフとダブルバスレフ、共鳴管（VQWT）は既に作例が挙がっているので、私は何を作ろうかな。思い切ってバックロードホーン？　それとも個人的にこれまで作ったことのないトランスミッション・ライン方式でも試してみましょうかね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
これから始まる取材と原稿書きの日々ですが、合間を見つつ構想を膨らませていきたいと思います。&lt;/font&gt;
</description>
      <dc:subject>告知</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>長岡先生のムック本が発売されました（その2）</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/07/18/7391904</link>
      <guid>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/07/18/7391904</guid>
      <pubDate>Fri, 18 Jul 2014 13:40:41 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-07-18T13:50:17+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-07-18T13:49:38+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size="+1"&gt;長岡鉄男氏のムック本を製作するに当たり、もうひとつ提出していた企画がありました。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/15/32e71c.jpg" alt="" title="" width="268" height="380"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size="+2"&gt;現代に甦る究極のオーディオ　観音力&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
音楽之友社　￥1,800＋税&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
まだ先生がご存命で、私は担当編集者としてほとんど毎週「&lt;b&gt;方舟&lt;/b&gt;」を訪問していた頃の話です。先生には本当にいろいろなスピーカーを作っていただきましたが、そのいくつかは取材中の雑談から生まれたものでした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そうやって形になった一番最初はFF125K×1発のCW型BH、&lt;b&gt;D-100&lt;/b&gt;だったなぁ。当時発売されたばかりの&lt;b&gt;FF125K&lt;/b&gt;を使って、D-70以降の直管型BHを作るというのはどうでしょう？　と恐るおそる提案した私に、「あぁ、それは面白いね」とすぐ先生が答えて下さったのには感激したもんでした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ちなみに、何で恐るおそるだったかといえば、当時はまだ先輩編集者から担当編集を引き継いで間がない頃で、先生に提案するなんてとても恐れ多く感じていたからです。先生ご自身は若い者でも分け隔てなく接して下さる、至って気さくな人でしたけどね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そうやっていくつもの作品を手がけていただいた中には、打ち合わせだけで実物が間に合わなかった作例も存在しています。企画が温まったところで先生が亡くなられてしまったのですね。いくつかそういう作例があった中で、今も鮮明に記憶しているのは「&lt;b&gt;D-3MkIII&lt;/b&gt;」です。もうすっかり打ち合わせて実現を待つばかりとなっていたのに、先生は図面を残される間もなく旅立たれてしまいました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ちなみに、月刊「ステレオ」で掲載された「&lt;b&gt;スーパータワーリングインフェルノ&lt;/b&gt;」はそんな雑談の中で生み出され、図面のみが残された作例となりました。追悼記事を掲載する都合で「ステレオ」での掲載になりましたが、あれ、本当はFMfan（共同通信社　廃刊）で掲載するつもりで私が先生にお願いしたものだったのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そのD-3MkIIIは、かなり板取りに余りのあったD-3MkIIをアレンジして、強力型ユニットに対応する新世代のD-3を作るのはどうでしょう？　という提案でした。先生もすぐに乗ってきて下さったことを覚えています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/07/15/32e728.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1600,1200,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/15/32e728.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/15/32e727.jpg" alt="D-3MkIII改" title="D-3MkIII改" width="300" height="225"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;今回のムック本に掲載されたD-3MkIIの構造図。MX-10と同様「長岡鉄男の傑作スピーカー工作」シリーズ第2巻から転載されたものだ。それにしても、ほれぼれするほど美しい図版である。&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
晩年の長岡流BH設計法とシンプルで作りやすいD-3の音道構成を融合したらどんな作品になるだろう？　余った板をどういう風に活用され、どんな音道構成で、どんな補強が入ったBHになったろう？　などと推測は膨らみますが、こればっかりはもう先生があちらへ持っていかれてしまったので図面にすることはかないません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
しかし、少年期に読んだD-3MkIIの初出原稿には「やる気があったら横幅を広げることができる」と先生ご自身が書かれていたという記憶がありました。ならば先生がおっしゃったようにD-3MkIIの横幅を広げた図面を引き、実際に製作してやれば、強化された現代のフルレンジにも対応するBHになるんじゃないか、そう思ってムック編集の林さんに提案しました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
今となってはもうすっかりロングセラーですが、あの&lt;b&gt;FE208EΣ&lt;/b&gt;ですら長岡先生の存命時には&lt;b&gt;間に合わなかった&lt;/b&gt;のです。最新のFE206EnにしてもEΣほどの強力型ではないにしろ、MkII当時のFE203Σより強力なユニットとなっています。そういうユニットに合わせた「&lt;b&gt;D-3アップデート版&lt;/b&gt;」としては、悪くない提案だったとわれながら思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/18/32f50a.jpg" alt="" title="" width="300" height="150"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
フォステクス◎フルレンジ・スピーカーユニット&lt;br&gt;&#13;
&lt;font size="+2"&gt;FE208EΣ&lt;/font&gt;　￥25,000＋税（1本）&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
D-3MkIIのオリジナル図面を元にできる限りの拡幅を目指してあれやこれやと板取りの配置を見直し、結局4cmの拡大に成功しました。図面を引いちゃってから、林さんが発掘してくれた初出時の原稿を久しぶりに読み直したら、やっぱり先生も「&lt;b&gt;4cm拡幅できる&lt;/b&gt;」と書かれていてホッ。どうやら当初のイメージ通りに仕上がっているようです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
私自身、&lt;b&gt;D-3&lt;/b&gt;オリジナルと16cmの&lt;b&gt;D-1&lt;/b&gt;を製作したことがあり、初めてではありましたがD-3MkII改の製作は気楽なものでした。疲労が蓄積しない程度に工作して2日で完成、工作上級者なら1日で組み上げてしまう人がおられるかもしれません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
現に、MX-1とMX-10を製作されていた最上さんは私が横でD-3MkII改を1ペア作っている間にその両方を完成させてられましたからね。1本ずつしか作る必要がないとはいえ、とりわけMX-10はかなりの難物で、しかもあれは共同通信社「FMfan」掲載の作例でしたから、音楽之友社「ステレオ」編集長の最上さんにとって初めて手がけられる製作のはずなのです。その手際良さ、動画に撮っておきたいくらいでしたねぇ。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
完成したD-3MkII改にマウントするユニットは、フルレンジがルックスの連続性を狙って&lt;b&gt;FE206En&lt;/b&gt;、トゥイーターは少しぜいたくをして&lt;b&gt;T90A&lt;/b&gt;を採用しました。コンデンサーはCSの0.33uFを逆相接続、トゥイーターをバッフル面位置でほぼフラットになりました。わが家のBHではFE206EnにFT96HをつないでCTの0.68uF、逆相のバッフル面位置でフラットですから、T90Aはかなり能率が高いようですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/26/2fdf2c.jpg" alt="FE206En" title="FE206En" width="300" height="233"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
フォステクス◎フルレンジ・スピーカーユニット&lt;br&gt;&#13;
&lt;font size="+2"&gt;FE206En&lt;/font&gt;　￥11,000＋税&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/18/32f50b.jpg" alt="" title="" width="300" height="202"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
フォステクス◎ホーン型トゥイーター&lt;br&gt;&#13;
&lt;font size="+2"&gt;T90A&lt;/font&gt;　￥19,000＋税&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
まる1日のエージングを経た後に音楽を聴き始めましたが、これはもう万全といってよいと思います。たまたまかなり軽めの板材がやってきて、ポコポコ鳴らないか心配したのですが、それもほぼ杞憂に終わりました。バックキャビに少量の砂を詰めたせいもあってボンつきは極めて少なく、BHらしい陽性で景気良く鳴り渡るサウンドが満喫できました。広くお薦めできる作例になったと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ひとつだけ、&lt;b&gt;お詫びと訂正&lt;/b&gt;があります。&lt;b&gt;3ページの板取図&lt;/b&gt;は私が作図したものですが、4枚の板に板番号の振り忘れがありました。&lt;b&gt;2枚目の板の左下隅、280×50mmの板ですが、これは20番と21番の板がそれぞれ2枚ずつ&lt;/b&gt;ということになります。読者の皆様へ謹んでお詫びし、訂正させていただきます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;。&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/07/18/32f50d.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1600,1200,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/18/32f50d.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/18/32f50c.jpg" alt="お詫びと訂正" title="お詫びと訂正" width="300" height="225"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;写真中央左の4枚が痛恨の記入洩れ、申し訳ありません。&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;center&gt;＊&lt;/center&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
「現代に甦る究極のオーディオ　観音力」でもうひとつの大きな柱は、&lt;b&gt;SS-66「モアイ」&lt;/b&gt;誕生と発展の顛末をほぼすべて網羅したことでしょうね。もともとは日本の第一人者というべきフルート奏者にしてウルトラオーディオマニアの&lt;b&gt;加藤元章&lt;/b&gt;さんが、方舟サウンドに感銘を受けて長岡先生にモニタースピーカーの設計を依頼したところから始まった「モアイ」は、実に長い物語となりました。私も編集者時分に毎号読んでいたはずなんですが、改めて読み返すと「こんなに波乱万丈だったっけ」とビックリしましたね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/07/18/32f50f.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1200,1600,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/18/32f50f.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/18/32f50e.jpg" alt="モアイ誕生秘話" title="モアイ誕生秘話" width="300" height="400"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;第3章「SS-66モアイ誕生秘話」の扉ページ。&lt;font size="+1"&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
しかも、伝説となった「&lt;b&gt;金子英男が長岡鉄男作品を対策する&lt;/b&gt;」企画も完全再録されています。いや、今読み返しても故・金子先生の微に入り細を穿つ対策はすごいものがありますね。私自身はその両者の音を聴く機会を逃してしまいましたが、全然別物になっていただろうなということはひしひしと理解できます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
「モアイ」の項の最後に加藤さんのインタビューが掲載されているのですが、これは今年になってから収録されたものです。20kg以上も減量されたという加藤さんはまるで別人、20年近くの時を経たとは思えない若々しさにまず驚き、ますます亢進している節のある加藤さんのこだわりぶりも一読の価値ありです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;center&gt;＊&lt;/center&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ふう、ごく簡単に紹介するつもりが、大変な量になってしまいました。とにかくこのムック、情報量がケタ違いで、CP（コストパフォーマンス）重視の立場からすると「1文字あたりのCP」は最高！　といって間違いないでしょう。たっぷり時間をかけて楽しめるムックになったと思っています。監修者の立場から申し上げると少々生臭くなってしまうのは致し方ありませんが、もしよろしかったらお買い上げいただけると幸甚です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
今回は大部の単行本2冊＋αという情報量を収めましたが、長岡先生の残された業績のほんのちょっとを切り欠いたに過ぎません。まだまだ読んで面白く後世のためになる長岡鉄男作品はうずたかく残されています。本書が売れたら「&lt;b&gt;次を！&lt;/b&gt;」という声が出るやもしれず、そうなったらまたどんどん面白いムック本が世に出ることとなります。私自身を含め、長岡ファンにとってはワクワクするような展開じゃありませんか。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
まだ「獲らぬ狸の皮算用」ではありますが、もう「次は何を収録するのがいいかなぁ」などと考え始めています。「こんなのはどうだい？」という提案があったら、コメント欄にでもリクエストしてもらえると幸いです。私には決定権というようなものはありませんが、編集さんはじめスタッフに必ず伝えますね。&lt;/font&gt;
</description>
      <dc:subject>告知</dc:subject>
      <dc:subject>こぼれ話</dc:subject>
      <dc:subject>お詫びと訂正</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>長岡先生のムック本が発売されました（その1）</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/07/15/7389634</link>
      <guid>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/07/15/7389634</guid>
      <pubDate>Tue, 15 Jul 2014 18:00:59 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-07-18T14:01:12+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-07-15T18:05:57+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size="+1"&gt;&#13;
ふう、ずいぶんご無沙汰をしてしまいました。言い訳になってしまいますが、思えば1月の末頃からつい先日まで、1週間以内に締め切りのないことがなかったという追いまくられっぷりだったのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
もともと共同通信社のオーディオ雑誌「&lt;b&gt;ガウディオ&lt;/b&gt;」（ご存じの方も多いかと思いますが念のため、同社が長く刊行していた「&lt;b&gt;オーディオベーシック&lt;/b&gt;」の跡を襲った雑誌で、2013年に廃刊となりました）がなくなってしまったものですから、発表媒体の不足をこのブログで補おうという目論見でした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
それなのに、これまでもいろいろ仕事を回してくれていた音元出版「&lt;b&gt;オーディオアクセサリー&lt;/b&gt;」「&lt;b&gt;アナログ&lt;/b&gt;」「&lt;b&gt;ネットオーディオ&lt;/b&gt;」などに加え、新たに音楽之友社の月刊「&lt;b&gt;ステレオ&lt;/b&gt;」誌を筆頭として、ずいぶん使ってくれる雑誌が増え、かつてよりむしろ忙しくなってしまいました。うれしい誤算に各所へ頭の上がらない生活が続いています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
それにしても、普段は大体定期刊行の季刊誌が集中する2、5、8、11月とその前後1週間くらいが手のつけられないくらいの忙しさで、残りはまぁまぁ仕事がくるけれどそこそこノンビリ構えていられる、という状況ではあるはずでした。それなのに、年が明けてから何でこんなに途切れ目なく忙しかったのか。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
もうご存じの人、それどころかお買い上げいただいた人も多いかと思います。この6月30日に1冊のムック本が音楽之友社から出版されました。「&lt;b&gt;現代に甦る究極のオーディオ　観音力&lt;/b&gt;」です。"観音力"というタイトルで早くもピンとこられた人はキャリアの長いオーディオマニアでしょうね。そう、これは本当に久しぶりの故・長岡鉄男氏のムック本です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/15/32e71c.jpg" alt="" title="" width="268" height="380"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;&lt;font size="+2"&gt;現代に甦る究極のオーディオ　観音力&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
長岡鉄男・著　音楽之友社　￥1,800＋税&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
編集者の林信介さん（&lt;b&gt;伊福部昭「管弦楽法」&lt;/b&gt;をはじめ、多数の名著を手がけてきた腕利きです）に「&lt;b&gt;長岡鉄男さんの本を作りたい&lt;/b&gt;」と相談を受けたのは、何カ月も前のことになります。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
種本として林さんは1975年刊行のラジオ技術社「&lt;b&gt;図解スピーカ&lt;/b&gt;」と70年刊行の東洋経済新報社「&lt;b&gt;ステレオの実際知識&lt;/b&gt;」を入手されていました。この2冊を写真から図版まで、「図解スピーカ」と記述の重なる「実際知識」のスピーカー編を除き、完全復刻して1冊に合本したいとのこと。恥ずかしながらこの2冊は私の手元になく、どれほどの内容のものかが分からないので「へぇ、面白いですね」という感想にとどまっていました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/15/32e731.jpg" alt="" title="" width="300" height="326"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;&lt;font size="+2"&gt;図解スピーカ&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
長岡鉄男・著　ラジオ技術社　1975年刊行&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/15/32e730.jpg" alt="" title="" width="300" height="415"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size="+2"&gt;ステレオの実際知識&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
長岡鉄男・著　東洋経済新報社　1970年刊行&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
実のところ、この2冊はとてつもない内容の濃さを持っていたので、実際にムックが出来上がってきてから「うわ、こりゃ2分冊にしても十二分の情報量だったな！」と肝を潰すこととなりました。1970～75年といえば長岡先生はいまだ40代の少壮期で、一方オーディオ界は日の出の勢いで伸び続けてはいたものの、業界や市場の広がりにユーザーの理論構築が追いついていなかった、という時代でもあります。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そんな時代に先生は独力で立ち向かい、難解な万巻の専門書を読破、それを独特のリズミカルな語り口で読者へ分かりやすく伝えるという難行をやってのけました。今でこそさまざまなオーディオ入門書があり、私自身も「&lt;b&gt;入門スピーカー自作ガイド&lt;/b&gt;」などという単行本を出していますが、そういうものが一切なかった時代に広大な原野を切り拓き、独力で1本の道を創り上げていった長岡鉄男という人は、本当に不世出の天才だったのだなと今なお深く実感しています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/15/32e71e.jpg" alt="" title="" width="300" height="423"&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;&lt;font size="+2"&gt;入門スピーカー自作ガイド&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
炭山アキラ・著　電波新聞社　￥2,000＋税&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
しかし、こういう理論解説ばかりではいささかムックとしての華に欠けるきらいなきにしもあらず、そこで「何かいい企画はないですかね？」と林さんに相談を受けた、という次第です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
長岡先生といえば、もう代名詞となっているのは「&lt;b&gt;自作スピーカー&lt;/b&gt;」です。そこはひとつ何か先生の作例を復刻しましょうという提案をしたのですが、ただ復刻というだけではパンチに欠けます。やはり一定の時宜にかない、2014年の今その作例を復刻する意味合いのようなものを読者に納得してもらわなきゃいけませんからね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
それで「何かいいのがないかな」と考えていたところへ、まるでこの機を待っていたかのように登場したのがフォステクスの限定ユニット&lt;b&gt;FE103-Sol&lt;/b&gt;でした。以前に詳細をエントリしていますからそちらも参照していただけると幸いですが、FE103誕生50周年を記念して登場したこの限定ユニット、驚くべきことに16Ω版も用意されているのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/01/20/2f1e88.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,604,483,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/01/20/2f1e88.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/01/20/2f1e87.jpg" alt="FE-103-Sol" title="FE-103-Sol" width="300" height="239"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;フォステクス◎フルレンジ・スピーカーユニット&lt;br&gt;&lt;font size="+2"&gt;&#13;
FE103-Sol　&lt;/font&gt;￥6,500＋税&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
今発売されている月刊「ステレオ」7月号でも少し解説していますが、16Ωのユニットというのはそもそもアウトプット・トランス（OPT）を持つ真空管アンプなどと組み合わせるとOPTの負担が軽くなり、音質向上が見込めるという理由から開発・生産されていたユニットで、OPTを持たないソリッドステート・アンプが主流となってからは、より多くの電流を流すことができる8Ωのユニットが主流となっていました。今は海外製を中心に4～6Ωのユニットも多いですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
フォステクスの16Ωユニットは1980年代の半ば頃には生産完了となっていた記憶があります。1960年代の初頭に生まれたソリッドステート・アンプはOPTがいらない低コスト性と放熱の少なさ、スペースファクターの良さなどから瞬く間に真空管アンプの市場を蚕食し、1980年代にはもうほとんど駆逐してしまっている感がありましたから、それも致し方ないかと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
一方、こと日本国内においては1990年代の初め頃までにほとんど絶滅危惧リストへ載りそうだった真空管アンプは、&lt;b&gt;エイアンドエム&lt;/b&gt;（エアータイト）や&lt;b&gt;トライオード&lt;/b&gt;といった新世代メーカーの台頭もあって90年代の半ば以降に劇的な回復を遂げ、この21世紀には一般的なソリッドステートと真空管、そして高効率のいわゆる「デジタルアンプ」で三者鼎立、といったイメージの市場が形成されています。そういう時代の趨勢をしっかりと見定めた上で16Ωユニットは開発されたのでしょうね。慧眼だったと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そしてFE103の16Ωというと、わが同世代以上の長岡ファンの皆様にとってはもう切り離すことのできない作例が浮かぶのではないかと思います。「&lt;b&gt;マトリックス・スピーカー&lt;/b&gt;」です。1本でステレオ、いやそれのみならず部屋中を音が飛び交う超サラウンド音場を展開してくれる奇跡のようなスピーカーで、フルレンジ・スピーカー、バックロードホーンとともに「&lt;b&gt;長岡鉄男の象徴&lt;/b&gt;」というべきスピーカーではないかと私は考えています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
何で16Ωユニットでないとダメなのかというと、この形式はユニット接続の都合で総合インピーダンスが16Ωユニットなら約5.3Ωになってしまうのです。つまり、8Ωユニットで組めばトータル&lt;b&gt;約2.7Ω&lt;/b&gt;になるということですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
アキュフェーズ製品を筆頭に昨今の高級アンプなら2Ωくらい余裕でギャランティしてくれるものですが、それでもいまだ結構なパーセンテージで4Ωまでしか保証していないメーカーがあり、そういうアンプでも鳴らせなくはないにしろ、その結果アンプに問題が起こっても&lt;b&gt;メーカー保証が受けられなくなってしまう&lt;/b&gt;のです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
かくいう私ももうずいぶん昔の学生時分に文化祭の模擬店へ自分のアンプ（サンスイAU-D607）を持ち込み、スピーカーマトリックス接続でガンガン鳴らしていたら&lt;b&gt;出力段を焼いちゃった&lt;/b&gt;ことがありました。何かと気をつけなきゃいけない方式なのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
長岡先生の適当な作例を探している折もおり、30年ぶりくらいに16Ωユニットが目の前へ舞い降りる。これを「&lt;b&gt;天の配剤&lt;/b&gt;」といわずして何という！　というわけで早速編集の林さんに連絡を取り、「先生のMX-1かMX-10を製作するのはどうでしょう？」と持ちかけました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
「MX-10は結構複雑な作例だし、作るとするとMX-1になっちゃうかなぁ。ともあれ、どちらを作るにせよ実現するならムックの大きな看板のひとつになるだろう」などと考えていたのですが、何と&lt;b&gt;両方とも作る&lt;/b&gt;こととなったのには驚きました。いやはや、剛毅なものです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/07/15/32e726.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1200,1600,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/15/32e726.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/07/15/32e725.jpg" alt="MX-10" title="MX-10" width="300" height="400"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;1984年に音楽之友社から刊行された「長岡鉄男の傑作スピーカー工作」第8巻から今回のムックへ転載されたMX-10の構造図。私も長く編集者としてスピーカー工作のページを作ってきたが、恥ずかしながらこんなに分かりやすい図解を今に至るまで見たことがない。全10巻から成る「傑作スピーカー工作」そのものを全巻復刻してほしいくらいである。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size="+1"&gt;&#13;
&#13;
しかも、製作は名手・&lt;b&gt;最上鉦三郎さん&lt;/b&gt;が担当してくれるというではないですか！　ご存じの人が多いでしょうね。最上さんは月刊「ステレオ」で長く自作ページを担当されてきた人で、一体どれほどの長さか分からないくらいの間、編集長を務められた人でもあります。また、毎年毎年「ステレオ」誌で発表される膨大な長岡先生の作例をほとんど一手に引き受けて作られていた人なんですね。これで私は大船に乗ったつもりになって工作現場へ向かったものです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
出来上がったMX-1とMX-10は、さすが名手のキャビネットと最新の限定ユニットを組み合わせただけのことはある、という異次元の超音場を聴かせてくれました。まぁこの辺は、よかったらムックをご一読下さい。私が試聴記を書かせてもらっています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ざっと紹介しようと思って書き始めたら、またしてもずいぶん長くなってしまいました。まだまだ書かねばならない話題はたくさん残っていますが、この辺でひとまず「つづき」ということにさせて下さいな。&lt;/font&gt;
</description>
      <dc:subject>告知</dc:subject>
      <dc:subject>こぼれ話</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>イベント告知（3/8 大阪）</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/26/7232821</link>
      <guid>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/26/7232821</guid>
      <pubDate>Wed, 26 Feb 2014 21:18:23 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-02-26T21:29:04+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-02-26T21:20:40+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size=+1&gt;このところ締め切りに追いまくられてヒイヒイ言ってまして、エントリが更新できていないことをお詫びします。でもこれだけは告知しておかないとね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
きたる&lt;b&gt;3月8日(土)&lt;/b&gt;に大阪は日本橋のオーディオショップ&lt;b&gt;河口無線&lt;/b&gt;でセミナーを開催させてもらいます。これまでも同店では何度かセミナー講師を務めてきましたが、今回はメーカーに招かれたのではなく、私が個人的に頼んで枠を取ってもらっちゃいました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ネタは他でもない、昨年に復刻発売されて好評を博している故・&lt;b&gt;長岡鉄男&lt;/b&gt;氏の単行本「&lt;b&gt;外盤A級セレクション(1)&lt;/b&gt;」に掲載された名盤のいくつかを皆さんと一緒に聴いていこうというものです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
開催時間は&lt;b&gt;午後1時15分&lt;/b&gt;から&lt;b&gt;2時間程度&lt;/b&gt;を予定しています。私は夜の深夜バスに乗り遅れなければいいから、その後も河口さんがいいよといってくれるならいくらでも続けられるんですが、さすがにそれは難しいかなぁ……。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
当日用意する機材がほぼ決まったので告知します。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/26/2fdf0b.jpg" alt="PD-171" title="PD-171" width="300" height="211"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
アナログプレーヤー：ラックスマン　&lt;font size=+2&gt;PD-171&lt;/font&gt;　￥395,000（税抜き）&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/26/2fdf10.jpg" alt="エミネント" title="エミネント" width="245" height="242"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
カートリッジ：マイソニックラボ　&lt;font size=+2&gt;エミネント&lt;/font&gt;　￥300,000（税抜き）&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/26/2fdf24.jpg" alt="VIDA" title="VIDA" width="300" height="105"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
フォノイコライザー・アンプ：オーロラサウンド　&lt;font size=+2&gt;VIDA&lt;/font&gt;　￥328,000（税抜き）&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/26/2fdf25.png" alt="DCD-SX1" title="DCD-SX1" width="300" height="186"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
デジタルプレーヤー：デノン　&lt;font size=+2&gt;DCD-SX1&lt;/font&gt;　￥550,000（税抜き）&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/26/2fdf26.jpg" alt="E-460" title="E-460" width="300" height="199"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
プリメインアンプ：アキュフェーズ　&lt;font size=+2&gt;E-460&lt;/font&gt;　￥480,000（税抜き）&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/26/2fdf2c.jpg" alt="FE206En" title="FE206En" width="300" height="233"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
スピーカーユニット：フォステクス　&lt;font size=+2&gt;FE206En&lt;/font&gt;　￥11,000（1本、税抜き）&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/26/2fdf2d.png" alt="BK206En" title="BK206En" width="300" height="365"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
バックロードホーン：フォステクス　&lt;font size=+2&gt;BK206En&lt;/font&gt;　￥60,000（1本、税抜き）&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
こんなところです。ひょっとしてデジタルプレーヤーは変わるかも。スピーカーにトゥイーターはもちろん追加されますが、まだ銘柄は何がくるか分かりません。あとはケーブルはじめアクセサリー類で長岡流の"&lt;b&gt;野蛮&lt;/b&gt;"なサウンドを目指したいと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
これだけのハードを揃えてもらったのですから、ソフトもできるだけたくさん持っていかなきゃいけませんね。往復は激安の深夜バスに頼る予定だから、あまり大きな荷物を提げていくわけにいかないのが辛いところですが。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
どうか「単行本○○番のソフトなら持ってるよ」という人は、どんどん会場へお持ち下さい。時間の許す限りガンガンかけていきたいと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
当日、会場で皆様とお会いできることを楽しみにしております。&lt;/font&gt;
</description>
      <dc:subject>告知</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>わがリファレンス・ソフト（ジャズ編）</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/22/7228534</link>
      <guid>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/22/7228534</guid>
      <pubDate>Sat, 22 Feb 2014 09:57:24 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-02-22T23:24:43+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-02-22T10:06:25+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size=+1&gt;わがリファレンス音源について続けます。お次はジャズ編といきましょう。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ジャズは実のところ腰を据えて聴き始めてからまだ日が浅く、大したライブラリーがありません。別段嫌っていたわけじゃなくて、あまりにも膨大な音楽的資産があるもので、どこから入っていいのか分からず、&lt;b&gt;途方に暮れていた&lt;/b&gt;というのが正直なところです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
でも今は便利な世の中になりましたね。&lt;b&gt;YouTube&lt;/b&gt;で聴けるジャズを片っ端から再生し、好みのジャンルとそうでもないものを選り分けていって、「&lt;b&gt;おぉこれは&lt;/b&gt;」というアーティストと盤をCDやハイレゾ、中古レコードなどで追いかけるということをやっています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
これまでもいわゆる「定番もの」の盤は割合と買うようにしていました。&lt;b&gt;ソニー・ロリンズ&lt;/b&gt;の「&lt;b&gt;サキソフォン・コロッサス&lt;/b&gt;」や&lt;b&gt;アート・ペッパー&lt;/b&gt;「&lt;b&gt;ミーツ・ザ・リズムセクション&lt;/b&gt;」、&lt;b&gt;オスカー・ピーターソン&lt;/b&gt;「&lt;b&gt;プリーズ・リクエスト&lt;/b&gt;」、&lt;b&gt;マイルス・デイヴィス&lt;/b&gt;「&lt;b&gt;クールの誕生&lt;/b&gt;」、&lt;b&gt;ジョン・コルトレーン&lt;/b&gt;「&lt;b&gt;ブルー・トレイン&lt;/b&gt;」なんかは、ジャズをじっくり聴き始める前から主にCDで購入、音楽として楽しみ、また試聴盤としても活用してきたものです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そんな中で一番よく使っている試聴盤は、先のエントリで触れた通り断然&lt;b&gt;ビル・エヴァンス・トリオ&lt;/b&gt;「&lt;b&gt;ワルツ・フォー・デビイ&lt;/b&gt;」です。いや何のことはない、CDとLPの両方で持っているからというだけのことなんですがね。CDは比較的新しいデジタルリマスタリングの国内盤で、LPはアメリカのFantasy社が出しているごくごく普通の廉価盤です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/21/2fc3fa.jpg" alt="ワルツ・フォー・デビイ" title="ワルツ・フォー・デビイ" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;CD&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
ビル・エヴァンス・トリオ　&lt;font size=+2&gt;ワルツ・フォー・デビイ&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ユニバーサル　UCCO9003　￥1,100&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
買ったのは7～8年も前だったか、当時としてはビックリするほど安価な1,100円だった盤だが、かなりしっかりとしたリマスターがなされているようで、音の厚みや血の通った質感など、CDでも結構やるじゃないかと驚いたものだった。ちなみにわが家にあるLP盤は米Fantasy社製で型番はOJC210。こちらはいささか安っぽいが割合と自然な、廉価盤によくある質感を聴かせる。単体で聴いていればこちらでも結構悪くない。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
音は結構違って聴こえます。何と&lt;b&gt;CDの方がずっと音のきめが細かく高品位な音&lt;/b&gt;に聴こえるんですね。ただ、&lt;b&gt;ライブ会場の聴衆が立てる音&lt;/b&gt;なんかは不思議とアナログの方が自然に聴こえます。デジタルリマスターでギリギリまで品位を高めたCDに対し、アナログは定評ある会社ではありますが1枚10ドルやそこいら（日本で1,200円くらいでしたからもっと安いかな）で売る廉価盤ですからそう手間もかけられないんじゃないかと。そういった事情がそのまま出た違いなのかなという気がしています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
オリジナルのLPなんて聴いてしまったら前2者とも物の数には入らないのかもしれませんが、それでも楽曲、演奏、録音とも結構気に入ってしまっているのは、さすが&lt;b&gt;歴史的名作&lt;/b&gt;ならではといったところですかね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ほか、いつも持ち歩いている仕事用CDケースの中に入っているのは、&lt;b&gt;ジャック・ルーシェ・トリオ&lt;/b&gt;の「&lt;b&gt;四季&lt;/b&gt;」ですね。おなじみヴィヴァルディの楽曲をジャズに組み直した演奏はいくつも耳にすることがありますが、中でもこれは素晴らしい演奏と、かの&lt;b&gt;テラーク・ジャズ&lt;/b&gt;ならではの吹っ飛ばされるような迫力が大いなる聴きどころです。この盤、何の気なしにのぞいていたアマゾンでたまたまバーゲン&lt;b&gt;1,200円&lt;/b&gt;だったもので購入しました。だいぶ前の話ですし、今はもう少し高くなっているんじゃないかなぁ。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/21/2fc3ff.jpg" alt="四季" title="四季" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;CD&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
ジャック・ルーシェ・トリオ　&lt;font size=+2&gt;ヴィヴァルディ／四季&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
米TELARC　CD83417　※輸入盤&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
テラーク・ジャズならではの豪快で吹っ飛ばされるような低音を楽しませながら、音像は実体感たっぷりで渋い艶を放ち、ウッドベースは時に遥か遠くで鳴っているような効果が施された箇所もある。演奏／録音とも何度聴いても飽きることのない、素晴らしい盤だと思う。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
もう1枚いつも持ち歩いているいるジャズの盤というと、&lt;b&gt;サイモン・ラトル&lt;/b&gt;が&lt;b&gt;ロンドン・シンフォニエッタ&lt;/b&gt;を振った「&lt;b&gt;The Jazz Album&lt;/b&gt;」というのがあります。&lt;b&gt;レナード・バーンスタイン&lt;/b&gt;、&lt;b&gt;ジョージ・ガーシュウィン&lt;/b&gt;、&lt;b&gt;ダリユス・ミヨー&lt;/b&gt;、&lt;b&gt;イーゴリ・ストラヴィンスキー&lt;/b&gt;といった作曲家たちが繰り広げた、ジャズ的なテイストを色濃く感じさせる楽曲を取り上げた盤です。バーンスタインは「&lt;b&gt;プレリュード、フーガとリフ&lt;/b&gt;」、ガーシュウィンはおなじみ「&lt;b&gt;ラプソディ・イン・ブルー&lt;/b&gt;」の初演版、ミヨーは「&lt;b&gt;世界の創造&lt;/b&gt;」、ストラヴィンスキーは「&lt;b&gt;エボニー・コンチェルト&lt;/b&gt;」と、実にいいところを選んでいます。他にもたくさん歌ものなども入っていますし、まだ売っているようなら大いにお薦めの盤です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/21/2fc402.png" alt="The Jazz Album" title="The Jazz Album" width="300" height="302"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;CD&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&lt;font size=+2&gt;The Jazz Album - A Tribute to the Jazz Age&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
サイモン・ラトル指揮、ロンドン・シンフォニエッタ&lt;br&gt;&#13;
英EMI　3 88680 2　※輸入盤&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
歌ものの一部を除いてこの盤に収録された曲の大半は別の演奏でも持っているが、この盤が一番好きな演奏が多い。録音はクラシック的な空間込みの方法論で、そう広くないホールかクラシック用のスタジオで録られたような感じだ。掲載しているジャケットはEMIの廉価盤のもので、全く面白くもないものだが、ラトルの顔が掲載されたものなど、いくつかの版があるようだから、掲載しておいて何だが、お探しの人はジャケットを当てにされない方がよろしいかと思う。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size=+1&gt;&#13;
&#13;
CDではあと&lt;b&gt;リターン・トゥ・フォーエバー&lt;/b&gt;の「&lt;b&gt;浪漫の騎士&lt;/b&gt;」をよく試聴用に使っています。これは前述のYouTube一気聴き中に一発で気に入り、その日のうちにネット通販で買い求めたものです。&lt;b&gt;チック・コリア&lt;/b&gt;とその手勢が最もフュージョンの先端を走っていた時期、ある意味でプログレッシブ・ロックあたりと近い音楽性へ至った盤なのではないかと勝手に思っています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/21/2fc405.jpg" alt="浪漫の騎士" title="浪漫の騎士" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;CD&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
リターン・トゥ・フォーエバー　&lt;font size=+2&gt;浪漫の騎士&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
米Columbia　CK65524　※輸入盤&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
リターン・トゥ・フォーエバーはメンバーを変遷させつつ長く続いたバンドだが、これが彼らの全盛期といってよいのではないか。チック・コリア（Key）、アル・ディ・メオラ（G）、スタンリー・クラーク（Bs）、レニー・ホワイト（Dr）という布陣は再結成でもよく見かけるし、2曲目「女魔術師」も再演されているのをよく耳にする。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
LPでは、数年前に&lt;b&gt;日本コロムビア&lt;/b&gt;が復刻した重量盤が何枚かわが家にあります。その中で&lt;b&gt;カーティス・フラー&lt;/b&gt;の「&lt;b&gt;ブルースエット&lt;/b&gt;」と&lt;b&gt;渡辺香津美&lt;/b&gt;「&lt;b&gt;TO CHI KA&lt;/b&gt;」はよく試聴に使っています。「ブルースエット」はオリジナル盤をよく聴いている人に聴いてもらっても「あ、これはいい復刻ですね」と太鼓判を押してもらえたし、「TO CHI KA」に至っては、たまたま所有していたアナログ黄金期のレギュラー盤よりもずっといい音で収録されていたもので驚きました。1枚3,800円（税抜き）と今思えばそう価格も高くなかったし、いい復刻だったと思います。売れ残りの新盤を見つけたらもう言うまでもないでしょうが、原価以下で程度のいい盤が中古の棚に入っていても&lt;b&gt;即買い&lt;/b&gt;していいんじゃないかと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/21/2fc40c.jpg" alt="ブルースエット" title="ブルースエット" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;LP&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
カーティス・フラー　&lt;font size=+2&gt;ブルースエット&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
日本コロムビア　COJY9208　￥3,800（税抜き）&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
フラーならではの太く柔らかなトロンボーンとベニー・ゴルソンのどこか素朴でウッディなテナーサックスがくっきりと定位し、全体はクールで見通しの良い音場に包まれている。ベースとドラムもでしゃばりはしないがしっかりと演奏を引き締め、実体感あふれるサウンドを聴かせる。本当にいい復刻だと思う。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/21/2fc40f.jpg" alt="TO CHI KA" title="TO CHI KA" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;LP&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
渡辺香津美　&lt;font size=+2&gt;TO CHI KA&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
日本コロムビア　COJY9238　￥3,800（税抜き）&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
コロムビアがフュージョンを意欲的に取り上げていた「ベター・デイズ」レーベルの傑作。キャリアの長いオーディオマニアにとっては日立Lo-DのCM曲だったB面1曲目「ユニコーン」が懐かしいのではないか。もともと持っていた往年のレギュラー盤は今ひとつションボリした音で、特に高域が詰まったような感じだったが、こちらは年月を経た復刻盤だというのにより太く実体感にあふれ、高域は伸び切っている。これが本当の音だったのかと納得した次第だ。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ジャズですからモノーラルの試聴盤にも事欠きません。最近よく使っているのは「&lt;b&gt;カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム&lt;/b&gt;」かな。私の持っているLPは&lt;b&gt;東芝EMI&lt;/b&gt;から発売された国内再発盤で、何かとあまり評判の良くない時期のものですが、それでも結構な味わいとある種「古色」に近い渋みを感じさせる、楽しめる盤です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/21/2fc412.jpg" alt="カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム" title="カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;モノーラルLP&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
ケニー・ドーハム　&lt;font size=+2&gt;カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
東芝EMI　BLP1524　￥2,300&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
単なる国内再発盤だが、それでもどっしりと揺るぎない音像と濃厚な空気感、薄暗い照明まで見えてくるかのような音場がいい感じの盤だ。オリジナル盤ならどんな表情を見せてくれるのだろうと思う。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
あとは前述の日本コロムビア復刻盤の中から&lt;b&gt;アート・ペッパー&lt;/b&gt;の「&lt;b&gt;サーフ・ライド&lt;/b&gt;」も使いますね。こちらも極めて優れた復刻です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/21/2fc415.jpg" alt="サーフ・ライド" title="サーフ・ライド" width="300" height="301"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;モノーラルLP&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
アート・ペッパー　&lt;font size=+2&gt;サーフ・ライド&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
日本コロムビア　COJY9209　￥3,800（税抜き）&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
アート・ペッパーのリーダー・アルバムとして第1作となる記念碑的作品。何とも投げやりなイラストのジャケットだが、録音は1950年代前半とは思えないレンジ感と往時ならではの厚みが魅力だ。うっかり聴いているとモノーラルと気づかないまま終わってしまうことがあっても全くおかしくない。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
あぁ、クラシックと比べてずいぶんアッサリとした羅列になっちゃったなぁ。これもいまだジャズを聴き始めて日の浅い"にわか"なるがゆえ、と笑ってお許し下さい。&lt;/font&gt;
</description>
      <dc:subject>リファレンス</dc:subject>
      <dc:subject>ソフト紹介</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>お詫びと訂正（オーディオアクセサリー152号）</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/22/7228475</link>
      <guid>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/22/7228475</guid>
      <pubDate>Sat, 22 Feb 2014 07:56:06 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-02-22T08:00:38+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-02-22T07:58:14+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size=+1&gt;昨日発売になった音元出版の季刊「&lt;b&gt;オーディオアクセサリー&lt;/b&gt;」&lt;b&gt;152号&lt;/b&gt;には、私もいろいろ執筆させてもらっています。わが家にも昨日見本誌が届いたんですが、1件ちょっと困った&lt;b&gt;誤植&lt;/b&gt;があるもので、この欄で訂正をしたいと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;193ページ&lt;/b&gt;の上段、&lt;b&gt;光城精工&lt;/b&gt;のアクセサリーで、&lt;a href="http://kojo-tech.jp/products/cablekit.html" target="_blank"&gt;&lt;b&gt;SOLDERLESS CABLE KIT&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;という製品を私が紹介しています。本文下段の4～5行目、「挿し込む際にはネジをしっかり締めておくことに気をつけるくらいか」となっていますが、あそこでネジを締めちゃったらケーブルが組み付けられません。「しっかり&lt;b&gt;緩めて&lt;/b&gt;おくこと」に気をつけなければならないのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/22/2fc5f6.jpg" alt="SOLDERLESS CABLE KIT" title="SOLDERLESS CABLE KIT" width="250" height="188"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
光城精工　&lt;font size=+2&gt;SOLDERLESS CABLE KIT&lt;/font&gt;　￥9,999（税別　ケーブル3m、RCAプラグ8個入り）&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
結構注目されているキットですからもうお手元へ導入された人も多いのではないかと推測します。そういう人ならすぐお分かりになるかと思いますが、あのキットはケーブルを必要な長さに切り、芯線処理を何もせずにプラグの根元へ圧し込んでやるだけでプラグと芯線が導通する仕掛けです。で、挿し込んだケーブルが抜けないようにするため締めネジがプラグに装着されている、と。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そうやって精度良く導通を可能にするため、プラグの穴はケーブルの口径ギリギリにあけられています。それで、締めネジを十分に緩めておかないとケーブルの被覆と干渉して上手く圧し込めなかったり、被覆にしわが寄ってしまったりしがちなのです。何のことはない、私が1本目でそれをやっちゃったのですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
私も元・編集者ですから、雑誌の誤植は校了までどんなに頑張って目を皿にしても、刷り上ってきた見本誌をパラパラと読んで「&lt;b&gt;うわっ！&lt;/b&gt;」と顔から火が出る思いをしたことが数え切れないほどあります。読者の皆さんへは言い訳に聞こえてしまうかもしれませんが、書物にしろ雑誌にしろこのブログを含むウェブ記事にしろ、文字を大量に集積したものにとって本質的に誤植は避けられないものだと思っています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
しかし、今回の間違いはあまりにも悪いところをピンポイントで突いてしまいました。あの記事をお読みになって製品を購入された人が、記事の通りに組み立てようとしたら&lt;b&gt;絶対に組み上がらない&lt;/b&gt;んですからね。いやはや、申し訳ありません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
読者の皆様へ謹んでお詫びの上、訂正させていただきます。&lt;/font&gt;
</description>
      <dc:subject>お詫びと訂正</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>CDボックスはリッピングして楽しもう</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/20/7226937</link>
      <guid>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/20/7226937</guid>
      <pubDate>Thu, 20 Feb 2014 01:46:28 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-02-20T19:32:01+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-02-20T01:57:18+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size=+1&gt;リファレンス・ソフトのクラシックについて書いてたら、ずいぶんな文字数になっちゃったものでエントリを分けました。ここではちょっと&lt;b&gt;PCオーディオ系音源&lt;/b&gt;について話しましょうか。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
お恥ずかしい話なんですが、私はごく最近になるまで&lt;b&gt;ワーグナー&lt;/b&gt;の面白味が全然理解できませんでした。わが家にもワーグナーは何セットかありますから、好きになれるかと何度もチャレンジはしていたのですが、「ところどころに心掻きむしる、あるいは血沸き肉踊る展開が埋め込まれてはいるものの、あんな長いものをよく聴いていられるものだ」なんて感想にとどまってしまい、結局好んでトレイへ載せるようにはならなかったものです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ところが、最近になって「&lt;b&gt;ニーベルングの指輪&lt;/b&gt;」のCDをリッピングしてPCへ収めたんですよ。それで改めて再生してみたら何たることか、実にスルスルと耳へ入ってくるじゃないですか！　いっぺんに通しで聴き切ってしまいました。ワーグナーがこんなに楽しかったなんて！&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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「ただリッピングしただけなのに、一体どこが違うんだろう？」とひとしきり考えてみたんですが、何のことはない、「&lt;b&gt;ディスクのかけ替えがいらない&lt;/b&gt;」というポイントに尽きるんじゃないかと。手元の「指輪」はCD14枚組で、「ラインの黄金」だけでも2枚のCDを要しています。CDで聴いていると音楽が途中で途切れてしまい、かけ替えの際に「&lt;b&gt;また今度でいいや&lt;/b&gt;」なんて思っちゃったが最後、その「今度」はもう当分訪れることはなく、結局どこまで聴いたかも分からなくなり、ということになりがちだったのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
その点リッピング音源なら尺を気にせず1曲を1フォルダにまとめることが可能ですから、途中で止まる心配がありません。しかも、私は各楽曲ごとに作ったフォルダの下位へさらに幕ごとのフォルダで分類してありますから、楽曲を通しで聴くことも幕ごとに聴くことも可能になっています。非常に&lt;b&gt;自由度が高い&lt;/b&gt;んですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
同じことをCDでやろうとすると、ライナーノーツ首っ引きで盤をかけ替えながら行わなきゃいけませんでした。ゆったりとした気分で音楽鑑賞というにはいささか遠い営為といわざるを得ませんね。ましてLPレコードはA/B面もありますから、どれほどの手間であろうかと思うといささかウンザリするところなきにしもあらずです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
いや、もちろん故・長岡鉄男氏も絶賛された&lt;b&gt;ショルティ/VPOの金字塔&lt;/b&gt;をアナログで聴いた際の感動もよく分かっています。所有している友人が少なくなく、いろいろな環境で聴かせてもらっていますからね。でも、それと「何も気にせず音楽のみに没入できる」喜びとは、全く別のジャンルに収めなければならないものだと思うのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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ちなみに私が愛聴している「指輪」はギュンター・ノイホルト指揮、カールスルーエ・バーデン州立歌劇場のライブ盤です。私が買った時で確かセット2,000円したかどうか。だいぶ為替が下落した今なお3,000円も出さずに買える&lt;b&gt;ウルトラ激安盤&lt;/b&gt;です。ちょっと前にクラシック・ファンの間では評判になりましたから、ご存じの人も多いでしょうね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/19/2fbc25.jpg" alt="ニーベルングの指輪" title="ニーベルングの指輪" width="300" height="293"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
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&lt;b&gt;CD&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
ワーグナー　&lt;font size=+2&gt;ニーベルングの指輪&lt;/font&gt;　全曲版&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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ギュンター・ノイホルト指揮、カールスルーエ・バーデン州立歌劇場管弦楽団、同合唱団ほか&lt;br&gt;&#13;
独DOCUMENTS　224056 375　※輸入盤&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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元はベラ・ムジカというレーベルから発売されたセットで、それがオランダのBrilliantで廉価盤となり、その数年後さらにMembran-Documentsで廉価盤化されるという数奇な運命をたどった音源。元の値段からしたら10分の1くらいになっているのではないだろうか。演奏・録音とも十二分に鑑賞に堪える、素晴らしいボックスセットである。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size=+1&gt;&#13;
&#13;
ならば演奏・録音はどうかというと、これが結構健闘しているんですよ。ブリュンヒルデがちょっと音域が伸び切らなくてヒイヒイ言っているのを除けば、歌手陣は入れ込みすぎず、流しすぎずでいい感じに歌っているし、オケはライブの割に傷が非常に少なく、安心して聴いていられるのは驚くばかりです。カールスルーエ・バーデン州立歌劇場管弦楽団というとあまり著名な楽団じゃないと思うんですが、欧州の各地方に昔から根付いているオペラ文化の深みに触れるような気がする演奏です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
対するにわが地元、日本有数の音響を誇る小ホール「&lt;b&gt;田園ホール・エローラ&lt;/b&gt;」を作ってもう20年以上にもなるというのに、常設の楽団が存在していません。オペラを持てとまで無理はいわないから、せめて室内管弦楽団か、それが無理なら弦楽合奏団くらい持てないものかと思い、地元の議員に陳情したりもしているんですが、文化に理解のある議員が絶望的に少なく、なかなか先へ進まない状況です。地元に音楽科を持つ高校があり、そこの卒業生からプロになった人を集めるくらいのことはできないのか、などと素人は考えちゃうんですけどねぇ。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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すみません、&lt;b&gt;グチ&lt;/b&gt;になっちゃいました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
一方、LPの時代からCDになっても、一定以下の尺の作品には「オマケ」として小曲が付属していることが多いものですよね。まとめて買うこともなかなかないし、そういう機会でもないとまず聴かないだろうという曲が手元に増えるのは喜ばしいことでもありますが、あれは一面で困ったことも引き起こしかねません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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要は、大きな曲が終わって感動の余韻に浸っていると、次の曲が始まってしまうのですね。エンディングの曖昧な曲になると、別の曲が始まっているのに気がつかず、そのまま記憶へと刷り込まれてしまい、むしろ曲を単独で聴くと違和感を生ずるようにすらなってしまっていたり。学生時分に買い込んだ&lt;b&gt;ニールセン&lt;/b&gt;の&lt;b&gt;交響曲第2番&lt;/b&gt;（CD）は「&lt;b&gt;アラジン&lt;/b&gt;」組曲が一緒に入っていましたが、おかげで2番が終わったら自動的に「アラジン」が始まるような条件反射が身についてしまい、他の演奏を聴いた時に違和感が残って仕方なかったものでした。まだまだたくさんそういうCDやLPが手元にあります。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/19/2fbc29.jpg" alt="ニールセン／交響曲第2番ほか" title="ニールセン／交響曲第2番ほか" width="300" height="297"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
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&lt;b&gt;CD&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
カール・ニールセン　&lt;font size=+2&gt;交響曲第2番、「アラジン」組曲&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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チョン・ミョンフン指揮、イエテボリ交響楽団&lt;br&gt;&#13;
スウェーデンBIS　CD247　※輸入盤&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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長岡鉄男氏の「外盤ジャーナル」によると「BISとしてはベストではない」ということだが、実際に聴いてみるとそれでも結構な高音質である。広大な音場の奥にオケがくっきりと定位、遠くの音像が楽員1人ずつ数えられるような解像度で耳へ迫る。このアルバムは私のオーディオにおける成長の過程を見守ってきてくれたものでもあり、そのうちまた別エントリで詳述したいと思う。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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PCオーディオならそういう心配はありません。がんがんリッピングしておいて、PCのHDD（あるいはNAS）上で編集してフォルダを分けておけば選曲時にも"混じる"ことがありませんし、そうまでしなくても再生時にトラックを選べばいいのですから、LPはいうまでもなく、CDのプログラム再生ほどの手間も必要ありません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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ちなみに私は&lt;b&gt;iTunes&lt;/b&gt;などの楽曲管理ソフトは導入せず、HDDにジャンル別のフォルダを作って作曲家の名前でアルファベット順に並べるようにしています。メディアプレーヤーは&lt;b&gt;foobar2000&lt;/b&gt;を主に使っていますが、聴きたい曲をドラッグ＆ドロップして再生、聴き終わったら削除するという繰り返しで、何不自由なくPCオーディオ生活を営んでいます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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最近はレコード会社が各社工夫して少しでも安価に商品を提供しようとしているのがありがたいところです。中でも&lt;b&gt;ジュゼッペ・シノーポリ&lt;/b&gt;が残した&lt;b&gt;マーラー&lt;/b&gt;の名演を、「嘆きの歌」を除いてしまったのは残念ですが、それだけで15枚組から12枚組に圧縮し、価格を3分の1ほどにまで下げた「&lt;b&gt;エロクエンス&lt;/b&gt;」ボックスセットは、金のないマーラー・ファン、そしてシノーポリ・ファンにとって大いなる朗報でした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/19/2fbc2e.jpg" alt="マーラー／交響曲全集" title="マーラー／交響曲全集" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;CD&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
マーラー　&lt;font size=+2&gt;交響曲全集&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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ジュゼッペ・シノーポリ指揮、フィルハーモニア管弦楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団&lt;br&gt;&#13;
独Deutsche Grammophon　480 4742　※輸入盤&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
前々から欲しかったが高価でなかなか購入するに至らなかったシノーポリのマーラー全集が安く再発されたというので喜んで買ってみたら、ひどく聴きづらいセットだった。そういう印象をお持ちの人も多いのではないか。こういう組み物こそリッピングで自ら整理して聴くのが一番だと思うのだ。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
しかしこのセット、1枚目に第1番と第2番の第1楽章、2枚目には第2番の残り、3枚目は第3番の5楽章までが入り、4枚目は3番の6楽章に続いていきなり7番の3楽章までが入れられ、5枚目は7番の残りに続いて8番の8曲目まで、6枚目は8番の残りに「さすらう若者の歌」が詰め込まれ、7枚目は「大地の歌」全曲に第4番の第1楽章、8枚目は4番の残りに「亡き子をしのぶ歌」、9枚目は第5番の全曲、10枚目は「若き日の歌」より6曲が入ってから第6番の3楽章まで、11枚目は6番の4楽章に9番の第2部まで、12枚目は9番の残りと10番（第1楽章のみ）と、いやはやもう限られたCDの器の中へ効率的に詰め込むことのみを目標とした、シッチャカメッチャカな曲順と途中の仮借ないぶった切りが大きな特徴なのであります。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
それにしても上の段落、&lt;b&gt;読みづらい&lt;/b&gt;ことこの上ないですねぇ。全部読んで下さった方には謹んでお詫び申し上げます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そんなゴチャ混ぜブツ切りのボックスセットなものですから、私も買ったはいいもののなかなか手が出ないという状況で、しばらくCDラックの片隅でアクビをしていたものでした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そんな私も仕事柄の必要に駆られ、また個人的な興味もあってPCオーディオを本格的に開始します。あんまりハイレゾ音源を大量に買う予算もないものですから、手元のCDをどんどんリッピングし始めました。そこで真っ先に思いついたのがこのボックスです。リッピングさえしてしまえばあとはこっちのもの、前述の通り曲別にフォルダ分けして整理してやれば、いつでも盤のかけ替えなしに楽しむことができるようになるのです。おかげでこのボックス、今では最も再生頻度の高い音源のひとつになっています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
これはジャズなんかでも全く同じ事情です。ジャズやポップス系のリファレンス・ディスクについてはまた別項を設けますが、リッピング音源だけちょっとここで触れておきましょうか。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
この後のエントリで詳述しますが、ジャズのリファレンスで最もよく使っている&lt;b&gt;ビル・エヴァンス&lt;/b&gt;「&lt;b&gt;ワルツ・フォー・デビイ&lt;/b&gt;」のCDがまた困ったことに、サービスのつもりで別テイクや未採用曲を&lt;b&gt;ボーナス・トラック&lt;/b&gt;として収録しています。それらの楽曲自身はちょっと面白いもので、資料的な価値は実に高いというべきでしょうね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
しかし、本テイクに隣接させて別テイクを置いてある構成がどうにもいただけません。おかげで&lt;b&gt;元のLPと曲順が違ってしまい&lt;/b&gt;、聴いているとイライラと違和感ばかりが募ってしまうのですね。同じ曲が何回もかかるわけですし。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
というわけで、こちらも早々にリッピングしてボーナス・トラックだけ別フォルダへ収めました。これでずいぶん聴きやすくなり、試聴のみならず、執筆時のBGMとしても大いに役立ってもらっています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
また、今時は往年のジャズ・ジャイアンツが残した名盤をまとめて、俄かには信じられないような安値で売っているんですね。先日買った&lt;b&gt;マイルス・デイヴィス&lt;/b&gt;のCD10枚組（LPにして何と&lt;b&gt;20枚組&lt;/b&gt;）は何ともはや、1,900円くらいでした。「こりゃ安い買い物だった」と喜んだらそれでもまだ底値ではなく、1,680円なんて値札をつけてる店も後から見かけましたからね。私が買った値段でもマイルスの名盤&lt;b&gt;1枚あたり95円&lt;/b&gt;ですよ！　全くもってありがたいというか、ジャズ・ジャイアンツに申し訳ないというか。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/19/2fbc38.jpg" alt="Miles Davis Twenty Classic Albums" title="Miles Davis Twenty Classic Albums" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;CD&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
マイルス・デイヴィス　&lt;font size=+2&gt;TWENTY CLASSIC ALBUMS&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
英musicmelon　RGJCD246　※輸入盤&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
1950年の「クールの誕生」から1958年「マイルストーン」までの20枚を凝縮したボックスセット。音も決して悪くない。かなり真面目に作られた組み物というイメージが濃厚に漂うセットである。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
でも、そんな規模の大きな組み物を買うと、通しで聴くのも大変です。そんな時に一番敷居を下げてくれるのはやっぱりリッピング音源にしてしまうことだと思うんですね。最初はかなり大変で、特にアルバム名や曲名を「&lt;b&gt;後から編集すりゃいいやぁ&lt;/b&gt;」とばかり最初から入れておかずにいると、必ずといっていいくらい何が何やら分からなくなり、せっかくリッピングしても宝の持ち腐れとなってしまいます。必ず曲名やアルバム名をしっかりと編集してからリッピングすることを薦めます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そうやってきっちりアルバム20枚分のリッピング音源が整ってから、既に一体私は何回通しで聴いたかしれません。もちろん気に入ったアルバムは何度も単独で聴いていますし、実に快適至極です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
勢い余って&lt;b&gt;デイヴ・ブルーベック&lt;/b&gt;のクラシック・アルバム20枚組も買っちゃいました。こちらは再安の1,680円です。全く同じようにリッピングし、大いに楽しんでいます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/19/2fbc39.jpg" alt="Dave Brubeck Twenty Classic Albums" title="Dave Brubeck Twenty Classic Albums" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;CD&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
デイヴ・ブルーベック　&lt;font size=+2&gt;TWENTY CLASSIC ALBUMS&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
英musicmelon　RGJCD318　※輸入盤&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
こちらも音質はそこそこ良好、たっぷりと楽しめるボックスセットである。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
思えば、前述のシノーポリによるマーラーやこういうジャズの大きな組み物は、表立っては言わないとしても、レコード会社としては「&lt;b&gt;リッピング用&lt;/b&gt;」と考えているんじゃないかと考えられる節があります。件のマーラーなんていくら安くたってそうでもしないと不便でそうそう聴く気にならないんですからね。今はMP3で音源を配信している会社も数多くあり、もちろんハイレゾ音源もたくさん登場してきてはいるのですが、まだまだCDの製盤工場も稼動させないと赤字が蓄積してしまうし、ということで、CDの延命策として「リッピング用CD」というものを売り出しているのではないか、と考えるわけです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
こういう組み物はまだまだあり、私も散々買ってきたし、これからも買っていくだろうと思います。でも、リッピング前提でないとここまで購入意欲は出なかったろうな、とも。皆さんもぜひどんどんCDをリッピングして快適PCオーディオ・ライフを送ろうではありませんか。&lt;/font&gt;
</description>
      <dc:subject>リファレンス</dc:subject>
      <dc:subject>ソフト紹介</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>わがリファレンス・ソフト（クラシック編）</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/18/7225972</link>
      <guid>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/18/7225972</guid>
      <pubDate>Tue, 18 Feb 2014 20:26:37 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-02-19T08:27:17+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-02-18T20:45:22+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size=+1&gt;私のリファレンス・ソフトについて少しお話したいと思います。といっても「このソフトを買っておけば高音質チェックはカンペキ！」といった記事にはなりません。私自身、チェックに使うソフトは始終変更していますし、それに何より個人的に「高音質であれば内容は問わない」という聴き方ができないもので、どうしても楽曲や演奏が好みに合うソフトの中から選ぶことになってしまうものですからね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
アナログ／デジタルとも長年にわたってクラシックのリファレンス盤としてしょっちゅう引っ張り出しているのが&lt;b&gt;ストラヴィンスキー&lt;/b&gt;の「&lt;b&gt;火の鳥&lt;/b&gt;」、ピエール・ブーレーズ／ニューヨーク・フィルハーモニックの演奏です。レコード盤の方はまだ20代の頃、お茶の水ディスクユニオンの見切りワゴンで見つけました。キズ盤につき&lt;b&gt;50円&lt;/b&gt;という捨て値で転がっていた盤です。何の期待もせずに拾い上げた盤でしたが、帰宅して針を落としてみると、A面の冒頭5分頃に少しバチバチいうものの、それ以外は結構良好なコンディションでした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
当時使っていたリファレンス・システムはスピーカーが&lt;b&gt;テクニクス&lt;/b&gt;の7cmフルレンジ&lt;b&gt;EAS-7F10&lt;/b&gt;×1発のバックロードホーン（BH、この作例は20年以上後に学研の「大人の科学マガジン」で「ヒヨッ子」として発表しました）で、とりわけ低音再生に限界があり、&lt;b&gt;100Hz以下急降下&lt;/b&gt;という代物だったものですから、その盤の実力はとても発揮させることができず、「うん、まぁいい盤かな」といったくらいで終わっていましたが、この盤はその後システムをグレードアップするたびに猛烈な器の大きさを少しずつ表してくるようになりました。まさに&lt;b&gt;止めども知らぬ向上ぶり&lt;/b&gt;を聴かせてくれるのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
わが家のシステムでこれほど変化が分かりやすいのだからこれはありがたい、というわけでこの仕事を始めて間もなくから試聴用のリファレンスとして活用している、という次第です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ただしこのLP、私が所有しているのは&lt;b&gt;米コロムビア盤&lt;/b&gt;です。この音源が収録された1975年当時というと、手元にある日本のCBSソニーによるレコードの大半はいまだ高音質とはとてもいい難く、日本盤についてはお薦めリストから外させてもらいます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
個人的にではありますが、CBSソニーは1970年代の終わり頃に突如としてとてつもない高音質化を遂げたという印象があります。1970年代に発売されたバーンスタインのLPなんて何枚買ってはガッカリしたことか。それが、CD時代を間近に控えた1980年頃、ちょうど伝説の「&lt;b&gt;マスターサウンド&lt;/b&gt;」盤が登場した時期と重なるんでしょうね、それくらいから先の盤はビックリするくらい高音質になっていて目を白黒させたものでした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
バーンスタインだって後にCDで買い直した当時の演奏には素晴らしい優秀録音が結構あるんですよね。1970年代までのCBSソニーの製盤は&lt;b&gt;一体何をやっていたんだ！&lt;/b&gt;　と机を叩きたくなります。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ちなみにこの音源はCDでも所有しています。とある雑誌で「ブルースペックCD」や「HQCD」「SHM-CD」などの新世代製盤技術を使った高音質CDを聴く企画を受けたんですが、その時に何枚か買った中の1枚がこれでした。ソニー・クラシカルの盤ですからブルースベックCDです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/18/2fb838.png" alt="ストラヴィンスキー／火の鳥ほか" title="ストラヴィンスキー／火の鳥ほか" width="300" height="296"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;ブルースペックCD&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
ストラヴィンスキー　&lt;font size=+2&gt;火の鳥&lt;/font&gt;～1910年版～&lt;br&gt;&#13;
バルトーク　&lt;font size=+2&gt;中国の不思議な役人&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ピエール・ブーレーズ指揮、ニューヨーク・フィルハーモニック&lt;br&gt;&#13;
ソニーミュージック　SICC20005　￥2,500（税込み）&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
わが永遠のリファレンス音源というべき「火の鳥」。ジャケットはブルースペックCD版を掲載しているが、LPもほんの僅かトリミングが違うくらいで火の鳥のイラストは共通である。くれぐれも国内盤LPには手を出されぬよう。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
本当に優れたアナログのソフトを所有していて同じ音源をCDで購入すると、時に癒し難い「&lt;b&gt;これじゃない感&lt;/b&gt;」に襲われることがあります。ミシェル・プラッソンがトゥールーズ市立管弦楽団を振った&lt;b&gt;オネゲル&lt;/b&gt;の&lt;b&gt;交響曲第3番&lt;/b&gt;「&lt;b&gt;典礼風&lt;/b&gt;」と「&lt;b&gt;パシフィック231&lt;/b&gt;」が収まった盤なんてまさにそうでした。LPを中古盤でたまたま購入して演奏と音質に感激、探してCDも購入し、「高音質ディスク聴きまくり」で取り上げてやろうと思ったら、通販で届いたCD（オネゲルの交響曲全集でしたが）は何とも元気のない輝きの失せてしまったようなサウンドでした。それでも他に取り上げる盤がない回には昇格させるべく、ずっと「補欠」として候補へ入れていたのですが、結局取り上げず仕舞いになっちゃったなぁ。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
その点、この「火の鳥」は少なくともブルースペックCDを聴く限り、その心配はありません。もちろん全く同一の音質にはなりようがありませんが、それぞれにちゃんと良いところを聴かせてくれるので、アナログ／デジタル共通音源として大いに活用することとなりました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
またこのCD、「火の鳥」のほかにバルトーク「中国の不思議な役人」も収録されていて、それがまた素晴らしい演奏と録音です。お買い得の盤だと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
同じようにアナログ／デジタル両音源でリファレンスに使っている盤というと、&lt;b&gt;ベルリオーズ&lt;/b&gt;の「&lt;b&gt;幻想交響曲&lt;/b&gt;」もあります。ご存じ&lt;b&gt;米テラーク&lt;/b&gt;の名盤、ロリン・マゼール／クリーブランド管弦楽団の演奏でです。マゼールがテラークに残した音源で至高のものといえば個人的には一も二もなく&lt;b&gt;ストラヴィンスキー&lt;/b&gt;「&lt;b&gt;春の祭典&lt;/b&gt;」だと確信していますが、あれは聴き始めると没頭してしまって試聴になりません。幻想交響曲くらい「&lt;b&gt;耳タコ&lt;/b&gt;」になっていないと仕事に使うのは難しいものですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/18/2fb839.jpg" alt="ベルリオーズ／幻想交響曲" title="ベルリオーズ／幻想交響曲" width="280" height="280"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;CD&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
ベルリオーズ　&lt;font size=+2&gt;幻想交響曲&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ロリン・マゼール指揮、クリーブランド管弦楽団&lt;br&gt;&#13;
米TELARC　CD80076　※輸入盤&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
キャリアの長いマニア諸賢にはいわずと知れた名盤であろう。佃煮にするほどある「幻想」の中で実のところ最も気に入った演奏というわけではないのだが、機器の音の違いを読み取ることにかけては極めて優れた音源で、LPと重複して所有していることもあり、試聴用リファレンスとして重宝している。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ただしこの盤、手元のLPは&lt;b&gt;国内廉価盤&lt;/b&gt;なもので音質イマイチ、かつて友人宅で聴いた米オリジナル盤は比較にならない素晴らしいサウンドでした。CDもごくごく初期に買った盤なので、多分今買い直したらずっと高音質になっているんじゃないでしょうかねぇ。それでも試聴盤としては十二分なので結構活用しています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ほかにも試聴に使う盤は山ほどありますが、レコードで昨今よく引っ張り出すのは「&lt;b&gt;ヴォーン・ウィリアムズのさわやかな世界&lt;/b&gt;」という何ともトホホなタイトルの盤です。&lt;b&gt;ネヴィル・マリナー&lt;/b&gt;が手兵&lt;b&gt;アカデミー室内管弦楽団&lt;/b&gt;を率いて&lt;b&gt;レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ&lt;/b&gt;の小曲を演奏した盤で、とにかく弦の美しさと深々とした音場の表現が一度聴いたら病み付きになります。霞がたなびくような弦の響きと、透明感よりも空気の濃厚さで聴かせるような音場感をどれくらい表現できるかがシステムによってコロコロ変わるので、試聴向きの音源ともいえますね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/18/2fb854.jpg" alt="ヴォーン・ウィリアムズのさわやかな世界" title="ヴォーン・ウィリアムズのさわやかな世界" width="300" height="311"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;LP&lt;/b&gt;&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&#13;
&lt;font size=+2&gt;ヴォーン・ウィリアムズのさわやかな世界&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団&lt;br&gt;&#13;
キング（英argo）　SLA1066&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
これも中古で安く買った盤だが、針を落として驚いた。マリナーとアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズの演奏は独特の音場感を持つものが多いが、これはまた格別である。試聴中にも没頭しないように気を引き締めておかねばならない、極上の聴き心地を持つ盤だ。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
最近CDで引っ張り出すのは&lt;b&gt;プロコフィエフ&lt;/b&gt;の「&lt;b&gt;アレクサンドル・ネフスキー&lt;/b&gt;」が多いかな。故・長岡鉄男氏の単行本「&lt;b&gt;外盤A級セレクション(1)&lt;/b&gt;」の60番目に紹介されている、&lt;b&gt;クラウディオ・アバド&lt;/b&gt;／&lt;b&gt;ロンドン交響楽団&lt;/b&gt;の演奏です。「いやはやもうたいへんなもので、まさに大画面の映画を見る感じ」（同書、見出しより）という氏の印象そのままの目くるめく大展開が堪能できる盤です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/18/2fb83a.jpg" alt="プロコフィエフ／アレクサンドル・ネフスキーほか" title="プロコフィエフ／アレクサンドル・ネフスキーほか" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;CD&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
プロコフィエフ　&lt;font size=+2&gt;アレクサンドル・ネフスキー&lt;br&gt;&#13;
キージェ中尉、スキタイ組曲&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
クラウディオ・アバド指揮、ロンドン交響楽団、同合唱団、シカゴ交響楽団&lt;br&gt;&#13;
独Deutsche Grammophon　447419-2　※輸入盤&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
長岡氏が絶賛された「アレクサンドル・ネフスキー」のみならず、「キージェ中尉」と「スキタイ組曲」も大いにお薦めの演奏と録音である。後2者はLP時代には独立した1枚として売られていたので、CDは大変なバーゲン品ということにもなる。元気いっぱいだった若き時代のアバドの快演だけに、先日亡くなった彼を偲ぶためにもいい盤だと思う。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
実はこれ、LPでも持ってはいるのですが、CDには「キージェ中尉」と「スキタイ組曲」（こちらはアバドとシカゴ交響楽団）も収録されており、そっちも素晴らしい演奏と録音なものですから、CDを聴く方が多くなっています。CDは高音質リマスターでありながら廉価盤として発売されているし、絶対のお薦め盤です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
SACDの試聴には、&lt;b&gt;ラフマニノフ&lt;/b&gt;「&lt;b&gt;聖金口イオアン聖体礼儀&lt;/b&gt;」を愛用しています。かつては「&lt;b&gt;ヨハネス・クリソストモスの典礼&lt;/b&gt;」という名で知られていた曲ですね。&lt;b&gt;フィンランド・オンディーヌ&lt;/b&gt;の音源で、&lt;b&gt;シグヴァルズ・クリャーヴァ&lt;/b&gt;指揮／&lt;b&gt;ラトビア放送合唱団&lt;/b&gt;という、いずれも日本ではほとんど知られないコンビによる演奏ですが、演奏／録音とも一聴して気に入り、以来愛聴することになりました。ラトビアの首都リガの大聖堂で録音された音源で、よく響く広大な空間のそこかしこからはね返ってくるクールな残響が直接音と、また間接音同士でも交じり合い、時にビリビリと干渉縞のようなノイズを発することすらありますが、それをどこまで分解することができるか、深いエコーの中から直接音をどこまですくい上げることができるかは、まさに装置次第といってよい盤です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/18/2fb83b.png" alt="ラフマニノフ／聖金口イオアンの聖体礼儀" title="ラフマニノフ／聖金口イオアン聖体礼儀" width="300" height="297"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;SACDハイブリッド&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
ラフマニノフ　&lt;font size=+2&gt;聖金口イオアン聖体礼儀&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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シグヴァルズ・クリャーヴァ指揮、ラトビア放送合唱団&lt;br&gt;&#13;
フォンランドONDINE　ODE1151-5　※輸入盤&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
収録されたリガ大聖堂はルーテル派のプロテスタント系だそうだが、ロシア正教のこの曲も実に素晴らしく響く。18世紀の建設以来、ソ連へ併呑されていた間も守り続けられた素晴らしい建物といってよいだろう。「聖金口イオアン聖体礼儀」はあまり多く録音される楽曲ではないだけに、これをもって当面の決定版としてもよいのではないかと思う。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
もうすぐSACDで有望な試聴盤がたくさん登場してきますから、この項はこれから加筆が進むと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
昨今は&lt;b&gt;モノーラル&lt;/b&gt;のカートリッジが結構な頻度で発売されるようになりましたから、モノーラルの試聴盤も用意しています。クラシックは&lt;b&gt;米Vox&lt;/b&gt;の&lt;b&gt;モーツァルト&lt;/b&gt;「&lt;b&gt;フィガロの結婚&lt;/b&gt;」をよく使うかな。指揮は&lt;b&gt;ハンス・ロスバウト&lt;/b&gt;、現代音楽を得意とした往年の名匠ですが、モーツァルトも&lt;b&gt;パリ音楽院管弦楽団&lt;/b&gt;を手際よく振っているという感じです。コーラスは&lt;b&gt;エクス・アン・ブロバンス祝祭合唱団&lt;/b&gt;、歌手は全然知る人がいませんがなかなかの名人ぞろい、この辺はさすが廉価盤レーベルの雄Voxというべきでしょうね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/18/2fb83c.jpg" alt="モーツァルト／フィガロの結婚" title="モーツァルト／フィガロの結婚" width="300" height="304"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;モノーラルLP&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
モーツァルト　&lt;font  size=+2&gt;フィガロの結婚&lt;/font&gt;（ハイライト）&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ハンス・ロスバウト指揮、パリ音楽院管弦楽団ほか&lt;br&gt;&#13;
米Vox　PL15.120　※輸入盤&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
決して「優秀録音盤」と薦めるほどのものではないのだが、それでも声の太さと実体感は往年のモノーラルらしさが横溢、有名なアリアが次々飛び出してはお決まりの拍手で次へつないでいくという感じの、何ともお気軽な音源である。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
録音については肉太で生々しい歌手とずいぶん奥へ控えたオケ＆コーラス、そして明らかに後付けのわざとらしい拍手という半世紀前までしばしば見られた演出の盤ですが、声の表現力だけでも十分試聴に使える盤です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
あらら、アナログとCDだけでずいぶんなスペースを食っちゃったな。ジャズやポップスとハイレゾに関してはまた稿を改めますね。&lt;/font&gt;
</description>
      <dc:subject>リファレンス</dc:subject>
      <dc:subject>ソフト紹介</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>FE103-Solを聴いてきました</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/14/7222087</link>
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      <pubDate>Fri, 14 Feb 2014 09:23:23 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-02-14T14:33:01+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-02-14T09:37:49+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size=+1&gt;&#13;
2月は早速いろいろと立て込んで更新を途絶えさせてしまったことをお詫びします。でもようやく締め切りの第1次ピークも何とかやり過ごし、先日、昭島の&lt;b&gt;フォステクスカンパニー&lt;/b&gt;まで取材へ行ってきました。ほかでもない、もうすぐ登場する限定ユニット&lt;b&gt;FE103-Sol&lt;/b&gt;の音を聴かせてもらいにです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/01/20/2f1e88.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,604,483,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/01/20/2f1e88.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/01/20/2f1e87.jpg" alt="FE-103-Sol" title="FE-103-Sol" width="300" height="239"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;フォステクス◎フルレンジ・スピーカーユニット&lt;br&gt;&#13;
&lt;font size=5&gt;FE103-Sol&lt;/font&gt;　￥6,500（税抜き、1本　4月中旬発売）&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
●口径：10cm　●インピーダンス：8Ω、16Ω　●再生周波数帯域：f&lt;font size=-2&gt;0&lt;/font&gt;～40kHz　●出力音圧レベル：90dB/W/m　●最大入力：15W（MUSIC）　●最低共振周波数（f&lt;font size=-2&gt;0&lt;/font&gt;）：85Hz（8Ω）、88Hz（16Ω）　●実効振動質量（m&lt;font size=-2&gt;0&lt;/font&gt;）：2.5g（8Ω）、2.4g（16Ω）　●共振尖鋭度（Q&lt;font size=-2&gt;0&lt;/font&gt;）：0.44（8Ω）、0.54（16Ω）　●実効振動半径（a）：4.0cm　●マグネット重量：226g　●総重量：0.65kg&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
■問い合わせ先：フォステクスカンパニー　http://www.fostex.jp/&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size=+1&gt;&#13;
&#13;
比較対照のためにレギュラー&lt;b&gt;FE103En&lt;/b&gt;の画像とスペックも貼っておきますね。手練のスピーカー工作者なら、ごく微妙に、しかし興味深いところが違っているのがお分かりになることでしょう。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/02/14/2f9f8f.png.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,656,519,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/14/2f9f8f.png')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/14/2f9f8e.png" alt="FE103Eｎ" title="FE103Eｎ" width="300" height="237"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;フォステクス◎フルレンジ・スピーカーユニット&lt;br&gt;&#13;
&lt;font size=5&gt;FE103En&lt;/font&gt;　￥5,000（税抜き、1本　発売中）&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
●口径：10cm　●インピーダンス：8Ω　●再生周波数帯域：f&lt;font size=-2&gt;0&lt;/font&gt;～22kHz　●出力音圧レベル：89dB/W/m　●最大入力：15W（MUSIC）　●最低共振周波数（f&lt;font size=-2&gt;0&lt;/font&gt;）：83Hz　●実効振動質量（m&lt;font size=-2&gt;0&lt;/font&gt;）：2.55g　●共振尖鋭度（Q&lt;font size=-2&gt;0&lt;/font&gt;）：0.33　●実効振動半径（a）：4.0cm　●マグネット重量：193g　●総重量：0.58kg&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;font size=+1&gt;&#13;
&#13;
私の住む東埼玉から昭島というと距離にすれば結構なものですが、JR吉川駅から武蔵野線で西国分寺まで行って中央線に、立川で青梅線に乗り換えれば到着です。時間的には自宅から駅までのバス移動を加えても片道1時間半程度、都心へ出るのとそう大きくは変わりません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
昨年までよく通っていたフォスター電機の本社ビルは青梅線で昭島駅の1つ手前、中神駅から徒歩圏でしたが、このたび竣功した新・本社ビルは昭島駅に近くなりました。大変デラックスで優美な建物だなと思っていたら、2013年の経済産業省&lt;a href="http://www.g-mark.org/award/describe/40356" target="_blank"&gt;&lt;b&gt;グッドデザイン賞&lt;/b&gt;&lt;/a&gt;を受賞しているんですね。こういう建物にも賞典があるということを初めて知りました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/02/14/2f9f87.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,880,390,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/14/2f9f87.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/14/2f9f86.jpg" alt="フォスター電機・新社屋" title="フォスター電機・新社屋" width="300" height="132"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;竣功間もないフォスター電機の新社屋。大変に瀟洒で粋な作りながら社員の動線がよく考えられ、セキュリティをしっかり確保しながら頑丈な間仕切りによる閉塞感もないという、素晴らしい環境のビルだった。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
新装成ったフォステクスカンパニーの試聴室へ招き入れられ、座学の後に試聴です。新築の部屋というとともすれば嫌な響きがまとわりついたりスピーカーの音がなじまなかったりしがちなものですが、そこはさすが巨大スピーカーメーカーだけのことはありますね。全く嫌な響きがつかず、といってデッドに走るでもない、素晴らしい居心地の部屋になっていました。部屋へ入って自分の声を聴くだけで「&lt;b&gt;うわ、こりゃダメだ！&lt;/b&gt;」とか「&lt;b&gt;あぁ、この部屋は大丈夫だ&lt;/b&gt;」といったことはたいてい分かるものですよね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
当日の取材順通り、ここで改めてFE103-Solの概要についておさらいしておきましょう。同ユニットは自作派にとって永遠のリファレンスといいたくなる名器&lt;b&gt;FE103の誕生50周年&lt;/b&gt;を記念して開発されたユニットで、外観はシリーズ最新作FE103Enの色違いバージョンのように見えますが、何といってもあの社が作る限定ユニットです。一筋縄で開発が終わっているわけがありません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
まず、振動板はFE103E以来のバナナパルプ系ESコーンと共通性の高い素材を使いながら、同社独自の&lt;b&gt;2層抄紙&lt;/b&gt;技術を採用、1層目には長繊維のパルプを使って剛性を確保、2層目に短繊維のパルプを用いることでヤング率を高め、ボイスコイル・ボビンから振動板へ伝播する音速を高めています。振動板の強度とヤング率はある程度バーターにならざるを得ない項目のようですが、その両者を高度に両立するための新技術といってよさそうですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
もっとも、2層抄紙自体は新しいレギュラーユニット&lt;b&gt;FF-WK&lt;/b&gt;シリーズで既に実用化されていますから、この次FEシリーズがモデルチェンジしたらSolの技術が採用されるかも、という期待にもつながりますね。先日Enにモデルチェンジしたばかりだから、次がいつになるかは分からないけれど。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
初代103とEn、そしてSolの振動板を触り比べさせてもらいましたが、明らかに初代と比べてEn（多分Eから）はしなやかで強いコーンになっていることが分かります。しかし、Solはもう比較になりません。強い腰を持ちながらいわゆる業務用ユニット的なハードプレスとも違う、独特の触感です。「プレス時にはできるだけ&lt;b&gt;力をかけないよう&lt;/b&gt;現場に頼み込んでいます」とエンジニア氏。ノンプレスとまではいきませんが、かなり繊維の圧縮が少ない、すなわち内部損失も大きめのコーンのようです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ちなみにセンターキャップも同じ2層抄紙で作られています。レギュラーのFE103Enと並べて見比べると、センターキャップが少しだけ大きく見えるのですが、大きさ自体は全く同じだそうで、ボイスコイルボビンへの接着法が少し違うせいで僅かに出っ張って見えるのだとか。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ボイスコイルボビンは&lt;b&gt;グラスファイバーにフェノールを含浸した素材&lt;/b&gt;が採用されています。フェノールといっても物性により音がコロコロと違い、最適の材質へたどり着くのにかなりの時間を要したとか。Solは&lt;b&gt;40kHzまでの再生限界&lt;/b&gt;を誇るユニットですが、このボビンを開発したことによってそれが可能になったのだということです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ボイスコイルは初代FE103以来一貫して変わらない線径の銅線を採用していたそうですが、Solは少し太くしているとか。このたびは16Ωのユニットも登場してきましたが、もちろん8Ωユニットと線径は違います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ダンパーも新開発で、より振幅の大きな波型ダンパーとなっています。レギュラーのEnとコーンを押し比べてみましたが、Solの方が明らかに抵抗が少なく、長いストロークをストレスなく動く感じでした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
コーン、センターキャップ、ダンパー、ボイスコイルボビンを同一のポイントで接着することにより振動の基点を明確化し、接着剤などの不安定要素を極限まで減らす&lt;b&gt;3点接着&lt;/b&gt;方式もSolには採用されています。見た目には全く分からないごく小さなポイントなんですが、これは音質向上の核心的技術というべきものですから「これ、レギュラーにも採用できないんですか？」と聞いてみたら、生産ラインを作り直して工程をいくつか増やさないと採用は難しいのだとか。やっぱり限定だから採用できる贅沢な方式のようです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
磁気回路も一変しています。まずマグネットが初代103以来のφ80×10mmから&lt;b&gt;φ80×12mm&lt;/b&gt;に厚みが増しました。といっても、「&lt;b&gt;スーパー&lt;/b&gt;」のように駆動力を増してよりオーバーダンピングにするという意図ではなく、あくまでチューニングの問題じゃないかと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
というのも、Solには磁気回路のポールピースに&lt;b&gt;銅キャップ&lt;/b&gt;が装着されているのです。銅キャップは磁気歪みを低減し、また高域方向のインピーダンス上昇も抑えることから音質向上へ大いに寄与するパーツなのですが、絶対的な磁束密度は銅キャップなしの磁気回路よりいくらか下がる傾向があるのです。Solはまたポールピースに加えて&lt;b&gt;マグネットの内周&lt;/b&gt;付近にも銅キャップを加えているものですから、さらに磁気歪みは下がっているものと推測されますが、やはり何らかの磁束アップ対策を講じねばならなかったということでしょう。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
それではなぜレギュラーのFEには銅キャップが装着されていないのかというと、「銅キャップなしでも高域がよく伸びてしまっていて、&lt;b&gt;チューニング上必要なかった&lt;/b&gt;から」だとか。確かに初代FE103でも&lt;b&gt;18kHz&lt;/b&gt;までしっかり伸びていましたし、現行のEnでは公称&lt;b&gt;22kHz&lt;/b&gt;となっています。フォステクスの"公称"は一般メーカーとは比較にならないくらい&lt;b&gt;基準が厳しい&lt;/b&gt;ので、このデータは額面通りに捉えて問題ありません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
一方、Solはいわゆる「バックロードホーン（BH）向け」オーバーダンピング・ユニット的に&lt;b&gt;中域から上が上昇&lt;/b&gt;していますが、これこそが銅キャップの効果（高域のインピーダンス上昇を抑える＝出力音圧レベルが上昇する）なんだろうと推測できますね。それが耳障りになるのか、はたまた銅キャップの効果による歪みの低下で伸びやかさとして聴こえるのか、データを見た段階で興味津々でした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
こうやって見ていくと、前述の通り単なるカラーバリエーションに見えかねないSolですが、レギュラーから引き継いでいるのは初代以来のフレームとEnで新しくなったエッジのみということが分かります。あ、205サイズ・ファストン対応の端子もそうか。総じていうと&lt;b&gt;見えないところに苦心と贅を凝らした&lt;/b&gt;ユニットということができるでしょうね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
これで価格は&lt;b&gt;レギュラーの1,500円増し&lt;/b&gt;というから、大変なバーゲン価格というほかはありませんね。もともと同社は「&lt;b&gt;限定ユニットで商売は考えていない&lt;/b&gt;」ということですし、ある種の「顧客サービス」という意味で割り切っているのでしょうね。それで8Ωのユニットが限定&lt;b&gt;1,500本&lt;/b&gt;、16Ωが&lt;b&gt;800本&lt;/b&gt;というから、これはあっという間に品切れになってしまうことを懸念せざるを得ません。「これは！」と思われた人はお早めに販売店へ発注しておかれるのがよろしいかと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/02/14/2f9f89.png.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,958,420,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/14/2f9f89.png')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/14/2f9f88.png" alt="FE103-Sol特性" title="FE103-Sol特性" width="300" height="131"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;FE103-Solの周波数特性とインピーダンス・カーブ。これは8Ωのものだが、16Ω版もインピーダンス・カーブの位置が高くなる（＝インピーダンスが上昇している）ほかは全く見分けがつかない。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
なお、Solは8Ωと16Ωで特性データが僅かに違います。往年のFEや初代FFなどにあったインピーダンス違いのバージョンでは全く同じデータでしたから、キャリアの長いマニアで「おやっ？」と思われた方もおられようかと思います。エンジニアに話を聞いてみると、そもそもインピーダンスを違えたら他の条件をしっかりと揃えても&lt;b&gt;同じ特性にはならない&lt;/b&gt;のだとか。往年の開発陣はそのあたりを上手く丸めていたのでしょうね。今回のSolにしたってそう大きくは違っていませんし、f特のデータなんてインピーダンス・カーブが添付されていなかったら見てもどっちの特性かまず区別はつかないことでしょう。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/02/14/2f9f8b.png.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,957,511,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/14/2f9f8b.png')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/14/2f9f8a.png" alt="FE103En特性" title="FE103En特性" width="300" height="160"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;/font&gt;ちなみにこっちはFE103Enの特性図。インピーダンスが高域へ向けて大きく上昇し、中高域がSolよりもややフラットめに出ていることが分かる。これは明らかに銅キャップの有無が影響していると見て取ることができるだろう。&lt;font size=+1&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
さて、座学が終わり試聴にかかります。弦と声のクラシック系ソースを中心に、FE103EnとSolの8Ω、そして同16Ωの聴き比べです。キャビネットは内容積&lt;b&gt;6.6リットル&lt;/b&gt;、バスレフのチューニングは&lt;b&gt;80Hzより少し上&lt;/b&gt;のバスレフ型と、3機種とも全く同じものを用います。このキャビネット自体は非常に標準的な103用というか、Σやスーパーでなければどれをマウントしてもちゃんと鳴る、「標準箱」というべきものですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
まずFE103Enから音を聴きましたが、これはこれで実によく慣れた「わが地元」という感じの音です。現在のメイン・リファレンスが&lt;b&gt;FE206En&lt;/b&gt;を使った「&lt;b&gt;エアホーン&lt;/b&gt;」なんですからそれも当然といっていいのでしょうね。レンジは無理して広げた感じがなく、といって不足もほとんど感じさせない絶妙の線です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
続いて8ΩのSolを聴きましたが、もう最初の1音が出た瞬間から音の品位がまるで違っていることに気づかざるを得ません。特にすごいのは中高域の歪感の少なさです。歪率を実測したデータを見せてもらったんですが、特に耳へ障る&lt;b&gt;3次高調波が5kHz以上で大幅に下がっている&lt;/b&gt;ことがデータからも裏付けられました。それがまたはっきりと耳に聴こえてくるのはもう面白いくらいでしたね。コーンとセンターキャップ、ボビン、ダンパーのすべてが高品位化され、3点接着で曖昧な成分を排除し、磁気回路へ二重の銅キャップを加えることで磁気歪みも大幅に低減するという、Sol開発陣の苦心がそのまま表れたようなサウンドであったろうと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
続いて16ΩのSolです。全く同じキャビに取り付けているというのに、こちらはややゆったりとした鳴り方に聴こえます。低域方向はスピード感を保ちつつ一段と自然なたたずまいを聴かせます。こちらに比べると8Ωはどこか「&lt;b&gt;無理やりダクトから低域をひねり出している&lt;/b&gt;」感が否めません。一方、音場感は8Ωが少し広いように感じられ、16Ωでは音像の奥行き感がやや前進してくる感じもあります。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
この感じは明らかに、僅かではありますが&lt;b&gt;駆動力に差が出ている&lt;/b&gt;ということであろうと推測されるものです。8Ωの方がパワフルで音場もよく表現するが若干低域にクセがあり、16Ωは自然に低域を放射するけれど少しだけ音場感が狭くなる。こう対比すれば明らかですね。Q&lt;font size=2&gt;0&lt;/font&gt;のデータが8Ωは0.44、16Ωは0.54となっているのがまさにそれを裏書きしているのではないかと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
開発エンジニアのSさんも「BHを作るなら8Ωがお薦めです。バスレフはどちらでもかまいませんが、16Ωは真空管アンプと組み合わせるのもよいでしょうね」とおっしゃっていました。なるほど、実際に音を聴いてもちょうど納得の行く方向性だと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
お次はBHの試聴です。「まだ取扱説明書に掲載するBHは検討中でして」ということで、FE126Enの純正箱&lt;b&gt;BK126En&lt;/b&gt;にマウントされたものを聴くこととなりました。FE103EnよりSolの方が一回り器が大きくなっているので、BK103Enでは少し不足が感じられたとか。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
音が出た瞬間、「&lt;b&gt;あ、俺はこっち側の人間だわ&lt;/b&gt;」と納得のサウンドです。BHらしい音離れの良さ、力感、スピード感をたっぷりと味わわせながら、音楽を豊かに、そして大スケールに描き上げるこの表現力は、BHなくしてはなかなか得られないものだと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
面白くなって私もメインシステムに持参のPCを接続し、ハイレゾをバンバンかけていきます。フォステクスのリファレンスがアキュフェーズで、DACのDC-901は音元出版のレファレンスと共通なものですからわがPCには既にドライバーが入っており、USBケーブルでつないでやるだけで音が出るのが助かりました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
オケの大迫力もジャズの味わいもかなりのレベルで表現してくれたFE103－Sol+BK126Enでしたが、&lt;b&gt;井筒香奈江&lt;/b&gt;のボーカルのみ僅かにホーン鳴きが耳についたのが印象的です。いつもいつも井筒の音源は装置を万全にしていないと本来の実力を発揮してくれず、どこかに手抜きや不備があったらそこをすぐに指摘してくれるので、試聴には欠かせないのですが、案の定今回も「ほら、ユニットとホーンがもうひとつ合ってないでしょ」と鋭く指摘してくれました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
Solの取説に掲載されるBHは間違いなくもっとずっと相性の良いものでしょうから、それが完成したらもう一度聴かせてもらいたいものです。あぁ、それよりも早く自分の作例を設計・製作したくなりました。&lt;b&gt;器が大きく音楽が楽しく、たまらない魅力を存分に放散するユニット&lt;/b&gt;であることははっきりと分かりましたから。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
発売は&lt;b&gt;4月中旬&lt;/b&gt;とまだまだ先ですが、量産試作でわが家に回してもよい個体ができたら、すぐに送ってもらえるようお願いをしてきました。それまでにはもうキャビネットを作って待ち構えているくらいの勢いでいきたいものです。あぁ、待ち遠しいなぁ。&lt;/font&gt;
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      <dc:subject>旅、訪問取材</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>わがリファレンス・システム（スピーカー編）</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/05/7212721</link>
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      <pubDate>Wed, 05 Feb 2014 10:46:15 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-02-06T10:42:39+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-02-05T11:05:35+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size=+1&gt;やっとスピーカーについての解説へたどり着きました。とはいっても現在わが家のリファレンス・スピーカーは大規模な移行中で、書いたそばから変わっていってしまうのはもう致し方のないタイミングではあります。そのあたりは変更があり次第報告していきますから、ここではこれまでの来歴も含めて書き進めていきましょうか。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ちょっと前までわが家では&lt;b&gt;マルチアンプ構成の超マルチウェイ&lt;/b&gt;とフルレンジの&lt;b&gt;バックロードホーン&lt;/b&gt;（BH）を主としたスピーカーの2系統を鳴らしていました。メインとしていたのは専らマルチウェイの方で、BHは小口径のものが中心だったものです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
メインで使っていたマルチウェイを紹介しておきましょう。ウーファーは&lt;b&gt;フォステクス&lt;/b&gt;の30cm口径&lt;b&gt;FW305&lt;/b&gt;を約100リットルのバスレフ箱へ入れたものです。ミッドバスは同社の16cmフルレンジ&lt;b&gt;FE168Σ&lt;/b&gt;を逆ホーンという特殊なキャビへ収めたもので、この形式の箱へ入れるとメーカー発表とそっくりのf特になる、すなわち低域がなだらかに下落するので、クロスを設定しやすいのです。スコーカーは英&lt;b&gt;ATC&lt;/b&gt;の8.5cm口径という巨大ドーム型&lt;b&gt;SM75-150S-08&lt;/b&gt;、同社の3ウェイによく使われているユニットです。トゥイーターはイスラエル製の&lt;b&gt;モレル・サプリーム110&lt;/b&gt;という28mm口径のドーム型、スーパートゥイーターは中国&lt;b&gt;オーラム&lt;/b&gt;の&lt;b&gt;G2&lt;/b&gt;リボン型を愛用していました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/02/05/2f6e98.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1200,1600,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6e98.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6e97.jpg" alt="ありし日の5ウェイ" title="ありし日の5ウェイ" width="300" height="400"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size=2&gt;ありし日の5ウェイ。隣はフォステクスの13cm純マグネシウム・フルレンジMG130HRを使った作例「ライトヘビー」で、このカットが健在の頃の5ウェイを収めた最後のものとなってしまった。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
都合5ウェイ、クロスは下から&lt;b&gt;100Hz、500Hz、2kHz、8kHz&lt;/b&gt;で、まぁ大体2オクターブごとに区切っていることになります。最初から機械的に2オクターブと決めたわけじゃなくて、それぞれのユニットの特性を睨みながら、また音を聴きながら得意な帯域、美味しい音を出す帯域をつないでいったらこうなった、といった具合です。これで下は20Hzから上は40kHz以上までコントロール下へ置くことができました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
とはいっても、フラットに躾けてはいませんでした。やろうと思えば簡単なんですが、高域までフラットにすると概して音楽がキツく聴こえるようになるんですよ。それでそう極端にはしないものの、緩やかなダラ下がりにチューニングしてあったものです。チューニングが決まってから、まる3年くらいはリファレンスとして愛用しましたかね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
しかしわがマルチウェイ、世のマルチ派の皆様には「&lt;b&gt;何だその安物は？&lt;/b&gt;」と呆れられるかもしれませんね。5ウェイと構成だけは立派ですが、高価なユニットはATCのスコーカーくらいで（しかもそれは友人が貸してくれたものでした）、あとはキャビネット代を含めても&lt;b&gt;1本10万円&lt;/b&gt;で収まるくらいのものなのです。マルチ派といったら亡くなられた&lt;b&gt;高城重躬・高島誠&lt;/b&gt;の両御大を筆頭に、一体何千万円かけたか分からない、というようなシステムが多いものですからね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
でもわが「安物マルチ」だって、うるさ型の友人や取材に来た歴戦のつわものたる編集子を仰天させるくらいのことはできていましたからね。ユニットの最も美味しい帯域を見抜き、そこのみをつないでシステムを構成させることが可能で、さらに帯域間のバランスも手懐けられるならば、呆れるほど安価なシステムでも十分にマルチの恩恵を味わうことができる、という意味でも&lt;b&gt;実験的&lt;/b&gt;なシステムでした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
異変が起こったのはもう5年ほども前になるかな。別段天気が悪い日でもなく、普通に就寝したその夜明け前頃の話でした。突然、至近距離で大きな&lt;b&gt;雷&lt;/b&gt;が落ちたのです。あまりの大音響に飛び起きましたが、その1発のみで雷は収まってしまい、再び眠りに就きました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
朝になって起き出してみると何たることか、マルチアンプ用に愛用していた&lt;b&gt;アキュフェーズ&lt;/b&gt;のマルチチャンネル・パワーアンプ&lt;b&gt;PX-650&lt;/b&gt;のイルミネーションが点滅しているじゃないですか。慌てて電源を落とし再びスイッチを入れましたが、2台借りているうちの1台は復帰したもののもう1台は全く変化なし。しまった、落雷にやられてしまったようです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
それでアキュフェーズに修理を依頼した、というのはデジタル＆アンプ編で書きましたが、実は被害を受けたのはアンプだけじゃなかったのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
マルチアンプという方式には2通りあって、一般の&lt;b&gt;クロスオーバー・ネットワーク&lt;/b&gt;を通して各帯域のユニットへ1台ずつのパワーアンプをあてがうパッシブ・タイプと、&lt;b&gt;チャンネルデバイダー&lt;/b&gt;（以下チャンデバ）を使ってパワーアンプの前で帯域を分割した信号を送り、ユニットごとのアンプを駆動するというアクティブ・タイプです。概してスピーカーというものはネットワーク素子が天敵で、特に大きなコイルやコンデンサーを入れると途端に音が鈍くなったり何となくザワついたり音色がまるで違ってしまったりと、あまりいいことにはならないことが多いものです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
それで「理想主義的なマルチアンプ」というとチャンデバを使った方式ということになってしまいます。私も前述の通りアキュフェーズのチャンデバDF-45（後にDF-55）を使ってマルチをやっていましたが、この方式には&lt;b&gt;注意すべき点&lt;/b&gt;があるのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
一般のスピーカーは瞬間的な過大電力が入ってもネットワーク素子がその大部分を吸収してくれるので、ユニットに大きな被害は出にくいものです。最悪、コンデンサーが破損してもユニットの交換よりは安価に収まることが多いですしね。その一方、チャンデバ式のマルチはネットワーク素子が入っていない分、&lt;b&gt;過大電力はそのまま入ってしまいます&lt;/b&gt;。とりわけ繊細なトゥイーター類を破損してしまうことが多いので、不整な信号の入力には厳に注意せねばなりません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そこへパワーアンプを吹っ飛ばすくらいの雷が落ちたのですからたまりません。幸い下の4ウェイまではユニットに大過ありませんでしたが、リボントゥイーターがひどいことになりました。&lt;b&gt;振動板が前へ飛び出して歪んでしまっているのです&lt;/b&gt;。試しに音を出してみましたが、8kHzクロスでは何とか普通に聴けるものの、クロスを下げると振動板がビリついてしまってまともな再現は望めません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/02/05/2f6eb9.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1280,960,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6eb9.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6eb8.jpg" alt="歪んだG2" title="歪んだG2" width="300" height="225"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size=2&gt;雷にやられたオーラムG2。本来は直線状のリボン振動板が前へ飛び出し、弓なりになってしまっている。この惨状からして、DCに近い大出力のパルス成分が入ってしまったのだろう。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
これはダメだと手持ちのトゥイーターをいろいろ引っ張り出してつないでみたんですが、一度上質のリボントゥイーターを聴いてしまうともういけません。割合気に入っていたはずのトゥイーター群が軒並み&lt;b&gt;討ち死に&lt;/b&gt;状態となってしまって焦りました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/02/05/2f6ec1.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1280,960,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6ec1.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6ec0.jpg" alt="ND16FA-6" title="ND16FA-6" width="300" height="225"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size=2&gt;デイトンND16FA-6を載せてみる。1本1,000円ちょっとでこんな豆粒のようなトゥイーターだが、普通のフルレンジなどへ載せると侮れない音質改善能力を発揮してくれる。しかしこの大型5ウェイは荷が重すぎたようだ。高域のみスケールが妙に小さくなり、縮こまったような表現となってしまった。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ちなみにこの時期はスコーカーをフォステクスFF85Kの逆ホーン型にしていたが、結構上手くつながっていた。能率が7dBほども足りなかったのでATCに戻したが、大健闘だったといえるだろう。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&lt;/font&gt;&#13;
&#13;
もっとも、これはこのマルチアンプ5ウェイとの組み合わせ上でのことです。この機会ではまるで旨味が感じられなかったホーン型のトゥイーターは、BHにとってはかけがえのない相棒となります。オーディオの中でもとりわけスピーカーは&lt;b&gt;相性&lt;/b&gt;が大切ですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/02/05/2f6ebf.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1280,960,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6ebf.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6ebe.jpg" alt="EAS-5HH10" title="EAS-5HH10" width="300" height="225"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size=2&gt;テクニクス往年のホーン・トゥイーターEAS-5HH10も載せてみたが、なぜか上が詰まった感じで、全体に見晴らしの悪い音となってしまった。高能率フルレンジの上へ載せると、超高域まで切れ上がって浸透力高く素晴らしく抜けの良いサウンドになるのだが、相性が悪いとここまで変な音になるのかとショックを受けた。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
他に相性の良いトゥイーターが見つからないものですから、仕方なく騙しだまし使っていたリボントゥイーターは、2度目の落雷で完全に息の根を止められてしまいました。輸入元の六本木工学研究所でもオーラムG2は「&lt;b&gt;SOLD OUT&lt;/b&gt;」になってしまっているので、これはもう復活不可能でしょうね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
折もおり、2度目の落雷でPX-650が2台とも昇天、さらにチャンデバも返却することになって、ここでいったんマルチアンプの実験は一段落ということになりました。しかしアキュフェーズはもう1台PX-650を都合してくれたし、ここで何とかできないかといろいろ知恵を巡らせることとなりました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そもそもチャンデバはDF-45も同55も4ウェイまでの対応で、5ウェイとするにはC-AX10内蔵のデジタルチャンデバも併用していました。一番下の100HzはC-AX10で切っていたものです。ところがその周波数はC-AX10が有する理想的な&lt;b&gt;FIRフィルター&lt;/b&gt;を使うことができません。ごく一般的な&lt;b&gt;IIRフィルター&lt;/b&gt;になっちゃっていたのですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ところが、手持ちに2台チャンデバがありまして、2ウェイと3ウェイのモデルなんですが、それらとC-AX10を併用するならば500HzのポイントでFIRフィルターを使用することがかないます。2ウェイは米&lt;b&gt;DOD&lt;/b&gt;の&lt;b&gt;SR835&lt;/b&gt;、3ウェイは独&lt;b&gt;べリンガー&lt;/b&gt;の&lt;b&gt;CX3400&lt;/b&gt;という製品で、前者は何と&lt;b&gt;7,000円&lt;/b&gt;と少々、後者でも&lt;b&gt;1万2,000円&lt;/b&gt;くらいで買えたものです。もっとも、CX3400は友人からの到来ものでしたが。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
それに気がついて早速実験してみましたが、音が出た瞬間の「&lt;b&gt;うわ、何だこりゃ！&lt;/b&gt;」という驚きをどうやったら皆さんへ伝えられるでしょう。DF-55と比べると情報量がいっぺんに&lt;b&gt;ガタ落ち&lt;/b&gt;し、静寂に覆われた音響空間だったはずが何だか&lt;b&gt;ザワザワ・ゴミゴミ&lt;/b&gt;と薄汚い感じに汚れています。音色は濁り、音場の見晴らしも薄ぼんやりと抜けません。C-AX10のFIRフィルターの旨味なんて、とても感じられるレベルの音じゃないんですね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/02/05/2f6ecb.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,2250,450,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6ecb.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6eca.jpg" alt="SR835" title="SR835" width="300" height="60"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size=2&gt;DODのSR835。1万円もしないで購入したのだから文句を言ってはバチが当たるが、それにしても本機のノイズには参った。一度2ウェイで使用してみたら、アナログのサーフェスノイズよりも遥かに高いレベルで「ジー」と鳴り続けていたもので、早々に撤去してしまったものだった。扱い勝手と耐久性・安定性は非常に良好だから、ノイズなど気にならないPA用途で生きる製品なのであろう。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ひょっとしてエージングで少しは治まってくれるかと思ってしばらくそのまま鳴らし続けていたんですが、数日後にはあまり気にならなくなってきました。果たしてエージングが進んだのか、それとも私の耳がその環境に慣れちゃったのか。多分両方だと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
それでまたしても騙しだまし5ウェイを運営してきたのですが、今度はあちこちのチャンネルで&lt;b&gt;音が出たり出なかったり&lt;/b&gt;、という症状が出始めました。多chマルチウェイでこれが起こるとトラブルシュートが本当に大変で、&lt;b&gt;チャンデバ&lt;/b&gt;のせいか&lt;b&gt;インコネ&lt;/b&gt;のせいか&lt;b&gt;パワーアンプ&lt;/b&gt;のせいか&lt;b&gt;SPケーブル&lt;/b&gt;のせいか&lt;b&gt;SPユニット&lt;/b&gt;のせいかを突き止めるだけでも日が暮れます。さらにチャンデバのせいと分かっても&lt;b&gt;接点の導通が悪い&lt;/b&gt;のか&lt;b&gt;設定をミスしている&lt;/b&gt;のか&lt;b&gt;故障&lt;/b&gt;しているのか、故障なら&lt;b&gt;どこがおかしい&lt;/b&gt;のか、といったことを突き止めるのに夜が明けます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/02/05/2f6ecd.png.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,2000,183,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6ecd.png')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6ecc.png" alt="CX3400" title="CX3400" width="300" height="27"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size=2&gt;調子を崩したのはこれ、CX3400である。これも3ウェイの多機能機で、為替が下落した現在も1万2,000円やそこいらで買えるのだから、あまり文句を言うのも酷というものだが、わが家へやってきた個体はたまたま"ハズレ"だったのであろう。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
結局どうやら入出力のXLR端子が上手く導通していないのではないかということになり、購入店へ修理の問い合わせをしたと思ったら、「今の為替状況なら修理するより買った方が&lt;b&gt;ずっと安い&lt;/b&gt;ですよ」と回答あり。なにぶんひどい貧乏暮らしでもあり、そう簡単に「もう1台」というわけにはいきません。ここでチャンデバを使ったマルチは万事休しました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
それでもマルチウェイを何とか維持せねばと粘った結果、友人が貸してくれていた&lt;b&gt;コーラル&lt;/b&gt;の古いドーム型スコーカー&lt;b&gt;MD-30&lt;/b&gt;に思いが至りました。あれは650Hz～10kHzほぼフラットという怪物的なユニットですから、少し余裕を見て800Hz～5kHzで使い、上はフォステクスの純マグネシウム製ドーム・トゥイーターのFT200Dをつないでやります。中域のクロスが少し上がりましたが、ミッドバスのFE168EΣはどうにかこうにか1kHz近辺までピストンモーションで動いているように見えますし、大丈夫だろうという読みがありました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6ece.jpg" alt="MD-30ほか" title="MD-30ほか" width="300" height="172"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size=2&gt;ウェブで拾わせてもらったコーラルX-IIIのユニット写真。左上のスコーカーがMD-30である。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
チャンデバがなくなっちゃったものですから5kHzのクロスはパッシブで切ります。手持ちにちょうどよいネットワークがあったのでその流用です。都合、4ウェイでアンプは片側3chの変則マルチアンプ・マルチウェイとなりました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6ed1.jpg" alt="FT200D" title="FT200D" width="300" height="202"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;フォステクス　FT200D　￥18,000（税抜き）&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size=2&gt;フォステクス独創の純マグネシウム振動板を持つリッジドーム型トゥイーター。小柄な割には結構な価格の製品だが、今これほどの自然さと伸びやかさを持つトゥイーターはなかなかない。少々能率が低めで、リボントゥイーターよりはやや大人しめだが、私が今最も信用するトゥイーターの1本である。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
これは非常に好ましい表現を聴かせてくれたセットでした。C-AX10のFIRフィルターでMD-30の下を切った効果が存分に出て、伸びやかで高品位なサウンドです。下のクロスに使っているDODは相変わらずノイジーなんですが、ノイズは専ら中高域が耳につくものですから、この使い方ではそう気になりませんでした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
このままリファレンスを任せることができるなと思ったのも束の間、今度はC-AX10が手元からなくなってしまい、これで完全にマルチアンプ・システムは&lt;b&gt;瓦解&lt;/b&gt;してしまいました。改めてわが家の装置がどれほどC-AX10に依存していたか、痛感させられます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
さらに、以前「オーディオベーシック」誌で作った20cm口径の"鳥型"BH「&lt;b&gt;シギダチョウ&lt;/b&gt;」をフォステクスで保管してもらっているのですが、「そろそろ取りにきてもらえませんか」と依頼があったのでさあ大変。あれは部屋へ収められることを優先して設計した作例ですが、それでも相当に巨大です。あれをわがリスニングルームへ導入するなら、100リットルのウーファーなんてとても使ってはいられません。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/02/05/2f6ed7.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1200,1600,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6ed7.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6ed6.jpg" alt="シギダチョウ" title="シギダチョウ" width="300" height="400"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size=2&gt;1997年に製作した故・長岡鉄男氏の「モア」はこれまでのわが生涯で最高の音を聴かせてくれたと今なお信じている。担当編集者だった私は「これ、私が使います！」と手を挙げれば持って帰ることができる立場だったのだが、あまりの巨大さに断念したことがずっと重い後悔となってのしかかっていた。それを拭い去るべく、「部屋へ入れられるモア」を目指して設計したのがこの「シギダチョウ」である。幸い設計・製作とも上手くいったようで、現在のところ「わが最高傑作」と胸を張って言い切ることができる。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そこで当時の「ガウディオ」編集部に頼み、「&lt;b&gt;自作スピーカー差し上げます&lt;/b&gt;」というページを作ってもらいました。希望者がハガキを下さっていると思うのですが、その後雑誌がなくなったりのドタバタでまだ作業が全然進んでいません。ずいぶん遅くなっちゃっていますが、ハガキを出して下さった方はもう少しお待ち下さいね。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そんな状況だからいまだ100リットルのキャビはわが家にデンと腰を据えたままで、しかも音が出せないという困った状況に陥っています。仕事にも使うリファレンス・スピーカーは、これも前にオーディオベーシックで作った「&lt;b&gt;エアホーン&lt;/b&gt;」をつないでいます。20cm口径のBHながら音道が1mもないという超変則スピーカーですが、&lt;b&gt;40Hz&lt;/b&gt;くらいまで深々と伸び、&lt;b&gt;超ハイスピード&lt;/b&gt;のサウンドが心地よい作例です。ただし部屋に左右される度合いが大きく、またセッティングも非常にシビアなものですから、「ビギナーでも製作可能の上級者向きスピーカー」ということになってしまっています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
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&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/02/05/2f6ed9.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1200,1600,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6ed9.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/05/2f6ed8.jpg" alt="エアホーン" title="エアホーン" width="300" height="400"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size=2&gt;現在の暫定リファレンス「エアホーン」。長岡氏はどんどんオーディオの"常識"を打ち破り、数多くの独創的なスピーカーを製作してこられたが、私もこの方式はこれまでの常識を打ち破るものと自負している。何といってもBHなのに音道が1mもなく、それでいて40Hz近辺まで深々と低音が伸びているのだ。これもわが記念碑的なスピーカーだが、なにぶんこの巨大さなものでちょっと部屋には置ききれず、残念ながら手放すこととした次第だ。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
このスピーカーも希望者にお譲りする手はずにしているんですが、「シギダチョウ」がくるまでは手元から離すわけにいきません。希望者の方、こちらももう少しお待ちを。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
とまぁ、本当にドタバタの「&lt;b&gt;工事中システム&lt;/b&gt;」ですが、何とか今年中にはもう少し安定させたいと願っています。目指すは「シギダチョウ」とマルチアンプ実験システムの両立！　頑張らなきゃ。&lt;/font&gt;
</description>
      <dc:subject>リファレンス</dc:subject>
    </item>
    <item>
      <title>わがリファレンス・システム（アナログ編-その6 フォノイコとクリーナー）</title>
      <link>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/01/7209332</link>
      <guid>http://speakercraft.asablo.jp/blog/2014/02/01/7209332</guid>
      <pubDate>Sat, 01 Feb 2014 16:31:29 +0900</pubDate>
      <dcterms:modified>2014-02-01T16:40:21+09:00</dcterms:modified>
      <dcterms:created>2014-02-01T16:40:21+09:00</dcterms:created>
      <description>&lt;font size=+1&gt;&#13;
プリアンプのパイオニアC-AX10が修理から戻ってこなくなっちゃってから、いろいろなフォノイコライザーを借り出して試聴しました。中でも際立って印象に残ったのは&lt;b&gt;四十七研究所&lt;/b&gt;の「&lt;b&gt;Phono Cube&lt;/b&gt;」&lt;b&gt;モデル4712&lt;/b&gt;でした。電源部の「&lt;b&gt;Power Humpty&lt;/b&gt;」&lt;b&gt;モデル4700&lt;/b&gt;を別個用意しなければならないので、セットでは30万円を超えてしまう"&lt;b&gt;高級機&lt;/b&gt;"ではありますが、もうこれは圧倒的に47研の&lt;b&gt;木村準二&lt;/b&gt;代表が発想される独自世界そのものです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/01/2f56ca.jpg" alt="Model4712+4700" title="Model4712+4700" width="300" height="140"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;四十七研究所　PhonoCube　　Model4712　￥156,000（税抜き、写真右）&lt;br&gt;&#13;
四十七研究所　PowerHumpty　Model4700　￥142,000（税抜き、写真左）&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&#13;
&lt;font size=2&gt;（※写真はウェブ上の画像をこちらで合成したため、2モデルの大きさが本来とは違っています）&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
本機はMC専用のフォノイコで、負荷インピーダンスは何と&lt;b&gt;0Ω&lt;/b&gt;！　カートリッジの内部抵抗をインピーダンスとして取り込み、「&lt;b&gt;電流増幅回路&lt;/b&gt;」を採用したフォノイコです。OFCのパターンを持つベークの基板（同社では「ガラエポよりテフロンより音が良い！」と実証済みとか）に最小限のパーツを組み付け、1辺9cmの立方体に近い超小型の筐体内を立体配線が駆け巡る、という作りで実現された&lt;b&gt;世界最短のシグナルパス&lt;/b&gt;が信号の鮮度を保持しながらノイズの混入を防ぐという、ある意味でもっともオーソドックスな、そして理想主義的な製品です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
音質はもう何といったらいいのかな、まさに「&lt;b&gt;そこへ音楽がただ存在している&lt;/b&gt;」としか言いようのない生々しさと、ライブステージに飛び散る汗やバラード・シンガーの吐息の温かみまでが伝わってくる臨場感が特徴です。あれはある種の&lt;b&gt;異次元体験&lt;/b&gt;といっても過言じゃありません。本当に面白いフォノイコでした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
残念ながらわが家ではMMも鳴らさなきゃいけないし、第一そんな金額は用意できませんから導入は断念せざるを得ませんでしたが、いや、一度は体験しておきたい音ですよ、あれ。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そんなわが家が今リファレンスとして使っているのは、何たることか&lt;b&gt;僅か2万5,000円&lt;/b&gt;のフォノイコです。&lt;b&gt;オーディオテクニカAT-PEQ20&lt;/b&gt;。いやね、これがデビューした際にとある取材でいろいろな使いこなしにチャレンジしたことがありまして、その時に「おや、価格の割に結構しっかりした音だな」と思っていたんですよ。その取材で使った個体はそのまま貸与してくれていて、部屋の隅でアクビをしていました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/01/2f56cb.jpg" alt="AT-PEQ20" title="AT-PEQ20" width="300" height="225"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;オーディオテクニカ　AT-PEQ20　￥25,000（税抜き）&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
取材当時は全くの新品で、一応のエージングをこなしてから試聴には入りましたがそれでも数日程度のものでした。その時点では切れ味は結構鋭く、特にAT33PTGやAT150MLXなど同社製のカートリッジを組み合わせるとそれぞれ非常に上手く持ち味を発揮するのが印象的でした。その一方、例えばデノンDL-103のようなごく一般的なカートリッジでも、他社製品をつなぐとどういうわけか今ひとつ音がしっくりこず、「不思議なフォノイコだなぁ」と感じていたものです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
C-AX10が手元からなくなってしまい、そのままではアナログの試聴がままならないものですから、いろいろなメーカーに連絡をして貸し出し機を手配してもらいました。でも、そう長く借りているわけにはいきませんし、途切れ目なく各社の製品を借り続けるのも難しいものです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
というわけで、ほんのつなぎにという程度のつもりでAT-PEQ20を使い始めたんですが、このフォノイコがまた使えば使うほどどんどん音がこなれてくるんですね。レンジは上下端とも全く不満のないレベルで伸び、広大なホールの空気感や残響の消え際などを実に繊細なタッチで描き出します。そうかと思えばパーカッションの炸裂やコントラバスのトゥッティといった豪壮雄大な音も平然と鳴らすので驚きます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
昨年の暮れ近くに遊びにきた友人が伝説の名盤「&lt;b&gt;フラメンコ・フィーバー&lt;/b&gt;」を持参してくれたのですが、実のところそれを鳴らして一番驚いたのは私でした。カートリッジは&lt;b&gt;ビクターMC-L10&lt;/b&gt;を使っていましたからほぼ万全ですが、このフォノイコであの難物が朗々と鳴り渡ってしまったのです。「&lt;b&gt;何かこれ、間違っていないか？&lt;/b&gt;」と思わずにいられなかったくらい、衝撃的な音でした。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
そうそう、いつの間にやら他社カートリッジ接続時の違和感もきれいさっぱり解消していたのですね。モスビンさんご製作のシェルリードで特別チューンされたMC-L10がその実力を遺憾なく発揮していましたから。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
ただしこのフォノイコ、もちろん万能ではありません。高級機で味わうことのできる音楽の薫り高さ、脂っこさ、余裕といったようなものはあまりなく、どちらかというとややそっけない傾向の音です。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
また、私がたまたま手にしたこの個体が1万台に1台の"&lt;b&gt;大当たり&lt;/b&gt;"である可能性もゼロとはいえません。わが家ではビックリするほど実用的なフォノイコですが、この記事をお読みになった人が購入されて「ダマされた！」ということがないよう祈るばかりです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
あと、アナログ関係の小物類を"落穂拾い"していきましょうかね。レコード・クリーナーは&lt;b&gt;ナガオカ&lt;/b&gt;の「&lt;b&gt;アルジャント113&lt;/b&gt;」と&lt;b&gt;日本蓄針&lt;/b&gt;（オーム・ブランド）の&lt;b&gt;PRO-8&lt;/b&gt;を常用しています。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
アルジャントは今もマイナーチェンジされて売り続けられている定番中の定番クリーナーです。この当時の113番はベルベットの質が最上で、ホコリを最も効率的に取り去ってくれるのではないかと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/01/2f56ce.jpg" alt="アルジャント116" title="アルジャント116" width="200" height="230"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;ナガオカ　アルジャント116　￥1,000&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size=2&gt;こちらは現行のアルジャント。少しベルベットの材質が変わったようだが、持ちやすさを含めた使いやすさは往年と全く変わりがない。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
PRO-8は高校生の頃になぜかカセットデッキを買ったらオマケでレコードと一緒にくっついてきたもので、それから30年以上使ってもベルベットは健在です。ベルベットの面が広くて割合に実用的なクリーナーだと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;a href="http://speakercraft.asablo.jp/blog/imgview/2014/02/01/2f56d0.jpg.html"&#13;
 target="_blank"&#13;
 onClick="return asablo.expandimage(this,1600,1200,'http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/01/2f56d0.jpg')"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/01/2f56cf.jpg" alt="PRO-8" title="PRO-8" width="300" height="225"&gt;&lt;/a&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size=2&gt;こちらはわが家で愛用しているPRO-8。持ち手に張られていたゴムのリングは劣化して落ちてしまったが、ベルベットが全く劣化しないのはすごいものだ。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
これらで拭い切れないほどホコリが積もった盤には、湿式クリーナーのオーディオテクニカAT6012を使います。クリーニング液を注入してやると、本当に見るみるホコリが取れるのが面白いくらいです。AT6012使用上のコツは、クリーニング液をまめに補充してやることですかね。スペアのボトルAT634も安いものですから、気にせずに使ってしまうのがいいと思います。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/01/2f56d2.jpg" alt="AT6012" title="AT6012" width="300" height="225"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;オーディオテクニカ　AT6012　￥1,600（税抜き）&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&#13;
&lt;font size=2&gt;※補充用クリーニング液AT634は￥400（税抜き）&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
中古レコードでたまに当たる、べっとりと&lt;b&gt;タバコのヤニ&lt;/b&gt;のようなものがこびりついた盤や&lt;b&gt;カビ&lt;/b&gt;が生えた盤などは、この手のクリーナーでは太刀打ちできません。&lt;b&gt;VPI&lt;/b&gt;や&lt;b&gt;ニッティグリッティ&lt;/b&gt;などを筆頭に高度なディスクウォッシュ・マシンが発売されていますが、わが家にはとても導入できないので、私は専らそういう盤は台所で台所洗剤とスポンジを使ってゴシゴシ洗ってしまっています。洗っている最中に指先やとりわけ爪で盤を傷つけないこと、またレーベルをできるだけ濡らさないように気をつけること、といったほかは結構ぞんざいに扱ってもレコードは大丈夫みたいですよ。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
その代わり、盤を水で洗ったら必ず&lt;b&gt;完全に乾かす&lt;/b&gt;ことが肝要です。カートリッジに湿気が厳禁ということは、くれぐれも頭に入れておいて下さい。前にも書きましたが、私はその辺を甘く見て愛用のカートリッジを1本ダメにしちゃいましたから。私は&lt;b&gt;ベルドリーム&lt;/b&gt;のレコード乾燥台&lt;b&gt;BD-LKD11&lt;/b&gt;を使っています。分厚くニッケルメッキされたスチール製のスタンドで、適度な重量があり、レコードを安定して支えてくれる便利グッズです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/01/2f56d3.jpg" alt="BD-LKD11" title="BD-LKD11" width="300" height="352"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;ベルドリーム　BD-LKD11　￥5,000（税抜き）&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
次はスタイラス・クリーナーかな。私はごく簡易なクリーニング液としてナガオカの「&lt;b&gt;ハイクリーン801&lt;/b&gt;」とオーディオテクニカ&lt;b&gt;AT607&lt;/b&gt;を使用しています。前者は高校生の頃に買ったのがまだなくなっていないくらいですから、大変に長持ちするものといってよいでしょう。私はごく少量を綿棒に塗りつけ、針先を磨くようにしています。しっかり磨けているかどうかを確認するために、10～30倍くらいのルーペというか簡易な顕微鏡のようなものを用意しておくと役立つでしょう。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/01/2f56d4.jpg" alt="ハイクリーン801/2" title="ハイクリーン801/2" width="200" height="359"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;ナガオカ　ハイクリーン801/2　￥800&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&#13;
&lt;font size=2&gt;高校生の頃に買ったハイクリーン801と全く同じ外観だが、型番のみ801/2となっている。ほぼ同等品なのではないか。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/01/2f56d5.jpg" alt="AT607" title="AT607" width="300" height="225"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;b&gt;オーディオテクニカ　AT607　￥600（税抜き）&lt;/b&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;div class="msg-pict"&gt;&lt;img src="http://speakercraft.asablo.jp/blog/img/2014/02/01/2f56d6.jpg" alt="ポケット顕微鏡" title="ポケット顕微鏡" width="300" height="300"&gt;&lt;/div&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
&lt;font size=2&gt;私の愛用しているポケット顕微鏡。アマゾンで500円少々だった。こんなものでも針先を鮮明に30倍まで拡大してくれる。&lt;/font&gt;&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
やれやれ、これで概ねアナログ関連のリファレンスは紹介できたかな。長い旅路となりました。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
それにしても、スタビライザーのAT6274、ターンテーブルシートAT677、カートリッジAT33シリーズ、ヘッドシェルAT-LHシリーズ、シェルリードAT6101、フォノケーブルAT6209、フォノイコライザーAT-PEQ20、クリーナーAT6012にAT607、そうそう水準器もAT615を使っていたっけ。わが家のアナログにおける&lt;b&gt;オーディオテクニカの占有率&lt;/b&gt;にはわれながら呆れます。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
しかし、断じて「&lt;b&gt;ステルスマーケティング&lt;/b&gt;」なんてやってるわけじゃありません。AT33MLにしてもAT618にしてもAT677にしてもAT-LHにしても、メーカーと付き合いができる前から自費で購入して使っているのです。自由にできる金の限られるオーディオマニアがアナログで一定以上のクオリティを得ようとするならば、オーディオテクニカは必ず強い味方となってくれることでしょう。同社はアナログを主体的に牽引する社としてはおそらく世界最大手でしょうし、ことコストパフォーマンスの高さにおいて同社に匹敵することは、後発メーカーにとって大変に難しいのではないかと思うのです。&lt;br&gt;&lt;br&gt;&#13;
&#13;
昨年、同社では創業者の&lt;b&gt;松下秀雄&lt;/b&gt;氏が逝去されました。もうずいぶん前から経営そのものには携わっておられなかったようですが、それでも偉大なる&lt;b&gt;創業の父&lt;/b&gt;を失った同社は、これから第2世代以降が頑張らねばならないと兜の緒を締めているところだと思います。幸い今はアナログが静かな再ブームの様相ですから、これからしばらくは新製品の開発も順調に進むのではないかと思います。しかし、ブームは必ず下火になる日を迎えます。そうなっても同社のハイCPを牽引する美風が損なわれないよう、私たちアナログ・ファンは大いに支えていかなきゃならんのではないかな、と考えているところです。&lt;/font&gt;
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      <dc:subject>リファレンス</dc:subject>
    </item>
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