仕様変更~文字を大きく ― 2014/01/24 17:34
小生、自分が老眼のクセにブログの文字がずいぶん小さいことを気には病んでいたんですが、「眼鏡をかけたら見えるからいいか」と放置していました。でも、やっぱりこれじゃ見えにくいこと甚だしいというものですよね。
というわけで、ご同輩からお叱りを頂く前に、fontタグを使って1段階文字を大きくしました。デフォルトで文字のポイント数を決められるとよいのですが、どうもやり方が分からなかったもので、逐次やっていくこととします。
これからも末永くお付き合いを賜りますよう、お願い申し上げる次第です。
というわけで、ご同輩からお叱りを頂く前に、fontタグを使って1段階文字を大きくしました。デフォルトで文字のポイント数を決められるとよいのですが、どうもやり方が分からなかったもので、逐次やっていくこととします。
これからも末永くお付き合いを賜りますよう、お願い申し上げる次第です。
わがリファレンス・システム(デジタル&アンプ編) ― 2014/01/24 11:42
わが家のリファレンス・システムについて、解説しておきましょうか。といったってそう立派な装置を使っているわけじゃありません。高額の機器はほとんどが借り物で、自腹を切って購入している製品は本当にたかが知れています。

パイオニア DV-AX10 1998年発売 ¥500,000(当時、税抜き)

パイオニア M-AX10 1998年発売 ¥450,000(当時、税抜き)
デジタルプレーヤーのパイオニアDV-AX10とパワーアンプの同M-AX10は、もう発売から15年近くもたった骨董品ですが、発売当初に貸してくれたのをいいことにいまだ愛用させてもらっています。音質的にもややソフトな質感ながらいまだ第一線を張ることが可能な機器たちだと思っています。思えばこのクオリティで20世紀の終わりごろに登場した製品なのですから、あの頃はまだ日本のオーディオメーカーにたっぷりと余力が残っていたんだなぁ、と思わずにいられません。

パイオニア C-AX10 1998年発売 ¥550,000(当時、税抜き)
プリアンプのC-AX10もつい昨年まで長年にわたって愛用してきた、というよりC-AX10があって初めてわが家のリファレンスは成立する、というくらい深くあの傑作プリに依存したシステム構成で長年やってきました。でも、一昨年あたりからアナログ関連の音質がどうしようもなく悪化し、C-AX10のフォノイコ(何と96kHz/24ビットのデジタル方式なのです!)も若干歪みっぽくなってきたような気がしたので、パイオニアに無理をお願いして修理に出したと思ったら、きっと修理不能だったのでしょうね。帰ってこなくなってしまいました。
かの名作C-AX10を長年にわたって愛用・酷使させてもらったパイオニアには、感謝のほかありません。M-AX10とDV-AX10もいよいよ動かなくなるまで、もうしばらく使わせてもらえると助かります。

サンスイ B-2302Vintage 1990年発売 ¥740,000(当時、税抜き)
パワーアンプはもう1台、もっと古い製品ですがサンスイB-2302Vintageもあります。もう時効だろうから書いてもいいかな。このアンプは方舟で長く故・長岡鉄男氏が使われた個体です。生産完了になり、アキュフェーズのP-1000に方舟のリファレンスが交代した時、ちょうどその場に居合わせた私は「それじゃサンスイは私が返却しておきますよ」と自分の車に乗せて編集部へ持ち帰りました。
で、返却しようとサンスイへ連絡したら、「もううちで引き取っても廃棄処分にするだけですし、よろしかったら炭山さん、お使いになりませんか?」と広報担当氏がおっしゃって下さったので、二つ返事でもらってしまったのでした。それから数年を経ずして長岡氏は亡くなられてしまい、結果的にこのアンプは先生の"形見"となってしまったので、もう一生手放すことができなくなりました。
あの当時サンスイの窓口を一手に引き受けて下さっていたKさん、お元気かなぁ。
その後B-2302Vはトライオードが行っていた修理サービスTARESの手によって新品同様に生まれ変わり、今もわが家のリファレンスの一角を務めてくれています。

アキュフェーズ 6chパワーアンプ PX-650 2005年発売 ¥660,000(当時、税抜き)
スピーカーについてはまた別のエントリを立てますが、基本的にはフルレンジのバックロードホーン(BH)とマルチアンプによるマルチウェイ・スピーカーの両刀遣いで長くやってきました。そもそもの始まりは、オーディベーシック誌で何号かに分けて行ったマルチアンプ・マルチウェイの実験からで、その際に借りたアキュフェーズのチャンネルデバイダーDF-45とマルチチャンネル・パワーアンプPX-650は、アキュフェーズの好意に甘えてずいぶん長く使わせてもらってしまいました。

アキュフェーズ デジタル・チャンネルデバイダー DF-55 ¥750,000(税抜き)
DF-45はその後DF-55にモデルチェンジを果たしました。両方ともわが家で聴きましたが、想像以上に音質差が大きかったのに驚いたことを覚えています。DF-45単体で使っている分には、音質は素晴らしいし扱い勝手は極めて簡易だし、これ以上のチャンデバは世の中に存在しないだろうななどと思わせるものがありましたが、DF-55と取り替えたら音がよりくっきりと鮮やかになり、より高度なマルチアンプ・サウンドをものにしているような気にさせてくれたものです。
PX-650はアキュフェーズ初の、そして現在のところ唯一のPWM方式高効率アンプですが、これがわが家へやってきた時にはいわゆる「パラダイム・シフト」の感覚を味わうこととなりました。それまでB-2302Vをウーファーに、M-AX10を4chモードにして中~高域に使ったマルチアンプを実践していたのですが、PX-650はまるで別次元のウルトラハイスピードを聴かせます。もう何だかまるっきりオーディオの概念そのものがひっくり返ってしまいそうな大きな違いに目を白黒させたことを覚えています。
ハイスピードでハイパワーの恐るべきサウンドが構築されたのですが、その一方でB-2302V+M-AX10に比べて何となく音数が減るというか、いや、音数そのものは存分に表現されるのですが、音像と音像の間にある空気の濃厚さというか、色合いが重なった時の中間調の複雑さというかがどこか整理されてしまったような印象を受けたのも事実です。しかし、それも鳴らし続けていたらまったく気にならなくなってしまいました。いやPX-650、まことに恐るべきアンプです。
わが家のPX-650は受難続きで、設置してから2度も落雷の被害に遭い(といっても直撃じゃなくて近隣に落ちたようです)、アキュフェーズへ送り返すということを繰り返す羽目となりました。2度目などは何と基板のパターンがはがれてしまっていたそうで、「現場がもうダメだといってるんでこれ、捨てちゃいますよ」と広報のIさんから連絡をもらったほどです。
わが家のマルチは最盛期で5ウェイまでいっていたもので、PX-650を2台借りてウーファーのみBTL駆動とし、残りの4chで上の4ウェイを鳴らしていましたが、落雷騒ぎなどでアンプがなくなり(1台は何とか都合してくれたんですが)、その後チャンデバも返却して、今は事実上BHのみで音を聴くこととなっています。近々マルチも再興する予定ですが、しばらくは難しいかなぁ。
アキュフェーズの製品が最初にわが家へやってきたのは、ひょんなことがきっかけでした。オーディオアクセサリー誌でシングルレイヤーSACDの試聴記事を頼まれ、さぁ音楽を聴こうという段になって愛用のDV-AX10が動かなくなってしまったのです。慌ててパイオニアに修理は依頼したものの、このままでは締め切りの間に合いません。それでオーディオアクセサリー編集部に「何でもいいからSACDのかかるデジタルプレーヤーがお手元に空いていませんか?」と連絡したら、すぐ送ってくれたのがアキュフェーズのプレーヤーだった、というわけです。

アキュフェーズ デジタルトランスポートおよびD/Aコンバーター
DP-100/DC-101 2000年発売 ¥1,500,000(セット 当時、税抜き)
送られてきたのは何とDP-100/DC-101のセットでした。世界初のセパレートSACDプレーヤーです。最初に音を聴いた時には、本当にたまげましたね。SACDはいうに及ばず、CDであっても真に優れた内容の持ち主であれば、これまでのどのプレーヤーでも聴き得なかった"芸術の真髄"を聴かせてくれました。トップローディングのメカニズムへディスクを装填してから音が出るまで数十秒かかるのが唯一の難点でしたが、それも音と引き換えならばそう苦にもなりません。本当にいいプレーヤーでした。
そろそろメカが古くなってきたのか、特にSACDが読めたり読めなかったりし始めた頃、まぁ見計らったように音元出版の編集K氏から連絡がありました。曰く「うちの試聴室に新しいDP-900/DC-901を入れたんですが、これまで使っていたDP-800/DC-801をお使いになりませんか?」。

アキュフェーズ デジタルトランスポートおよびD/Aコンバーター DP-800/DC-801 2006年発売 ¥1,800,000(セット 当時、税抜き)
身に余る光栄とすぐ送ってもらいましたが、この時も驚きましたねぇ。いい加減DP-100/DC-101で高音質なんて飽和しちゃっているんじゃないかなんて思っていたら、まだまだ上があるんですから。遥かな高みを垣間見せる芸術の薫りに加え、接続したオーディオシステムをがっちりと支配して強制的に揺さぶるような轟然たる爆発力、石造建築の揺るぎなさと重量感といったものまで存分に表現する懐の深さというか"清濁併せ呑む"ような凄みを感じさせる音でした。
これもずいぶん長く使わせてもらいましたが、DP-800のメカニズムがダウンしてリタイアしました。何といっても音元出版で長年酷使された個体です。おそらく一般ユーザーの数十年分くらいは働いてくれていたのではないかな。修理を頼んで使い続けようかとも思ったんですが、こっそり打ち明けるとセパレート型のデジタルプレーヤーは当然のことながら筐体が2つとなり、わが家のラックへ収めるのが大変なものですから、そのまま返却してしまいました。
というわけで、回りまわってリファレンス・デジタルプレーヤーは再び修理を終え手元へ戻ってきてくれていたパイオニアDV-AX10へ。アキュフェーズから3分の1以下の価格のパイオニアへ戻したんですから、当初はやっぱりいろいろと寂しかったり食い足りなかったりもしましたが、使っているうちにもうすっかり身になじみ、今となっては手放せない文字通りのリファレンスとなっています。
長々と書いてきましたが、現在のわが家リファレンス・システムはDV-AX10からM-AX10(BTLモード)へ直結、BHをつなぐというこれ以上ないシンプルなものになっています。C-AX10がなくなってしまい、代替のプリを導入することがかなわないものですからもうこれで致し方ないのですが、プリは早急に何とかしなきゃいけませんね。扱い勝手も悪いし、何より試聴に手間がかかっていけません。
そのうち自作するしかないかなぁ、などとまた良からぬことを考えているところです。自作といったって基板キットを買ってきて自分なりにアレンジしようというだけですけどね。やると決めたらまたこちらで連載しようと思っています。
アナログ関連とスピーカーは、追って別エントリを立てますね。

パイオニア DV-AX10 1998年発売 ¥500,000(当時、税抜き)

パイオニア M-AX10 1998年発売 ¥450,000(当時、税抜き)
デジタルプレーヤーのパイオニアDV-AX10とパワーアンプの同M-AX10は、もう発売から15年近くもたった骨董品ですが、発売当初に貸してくれたのをいいことにいまだ愛用させてもらっています。音質的にもややソフトな質感ながらいまだ第一線を張ることが可能な機器たちだと思っています。思えばこのクオリティで20世紀の終わりごろに登場した製品なのですから、あの頃はまだ日本のオーディオメーカーにたっぷりと余力が残っていたんだなぁ、と思わずにいられません。

パイオニア C-AX10 1998年発売 ¥550,000(当時、税抜き)
プリアンプのC-AX10もつい昨年まで長年にわたって愛用してきた、というよりC-AX10があって初めてわが家のリファレンスは成立する、というくらい深くあの傑作プリに依存したシステム構成で長年やってきました。でも、一昨年あたりからアナログ関連の音質がどうしようもなく悪化し、C-AX10のフォノイコ(何と96kHz/24ビットのデジタル方式なのです!)も若干歪みっぽくなってきたような気がしたので、パイオニアに無理をお願いして修理に出したと思ったら、きっと修理不能だったのでしょうね。帰ってこなくなってしまいました。
かの名作C-AX10を長年にわたって愛用・酷使させてもらったパイオニアには、感謝のほかありません。M-AX10とDV-AX10もいよいよ動かなくなるまで、もうしばらく使わせてもらえると助かります。

サンスイ B-2302Vintage 1990年発売 ¥740,000(当時、税抜き)
パワーアンプはもう1台、もっと古い製品ですがサンスイB-2302Vintageもあります。もう時効だろうから書いてもいいかな。このアンプは方舟で長く故・長岡鉄男氏が使われた個体です。生産完了になり、アキュフェーズのP-1000に方舟のリファレンスが交代した時、ちょうどその場に居合わせた私は「それじゃサンスイは私が返却しておきますよ」と自分の車に乗せて編集部へ持ち帰りました。
で、返却しようとサンスイへ連絡したら、「もううちで引き取っても廃棄処分にするだけですし、よろしかったら炭山さん、お使いになりませんか?」と広報担当氏がおっしゃって下さったので、二つ返事でもらってしまったのでした。それから数年を経ずして長岡氏は亡くなられてしまい、結果的にこのアンプは先生の"形見"となってしまったので、もう一生手放すことができなくなりました。
あの当時サンスイの窓口を一手に引き受けて下さっていたKさん、お元気かなぁ。
その後B-2302Vはトライオードが行っていた修理サービスTARESの手によって新品同様に生まれ変わり、今もわが家のリファレンスの一角を務めてくれています。

アキュフェーズ 6chパワーアンプ PX-650 2005年発売 ¥660,000(当時、税抜き)
スピーカーについてはまた別のエントリを立てますが、基本的にはフルレンジのバックロードホーン(BH)とマルチアンプによるマルチウェイ・スピーカーの両刀遣いで長くやってきました。そもそもの始まりは、オーディベーシック誌で何号かに分けて行ったマルチアンプ・マルチウェイの実験からで、その際に借りたアキュフェーズのチャンネルデバイダーDF-45とマルチチャンネル・パワーアンプPX-650は、アキュフェーズの好意に甘えてずいぶん長く使わせてもらってしまいました。

アキュフェーズ デジタル・チャンネルデバイダー DF-55 ¥750,000(税抜き)
DF-45はその後DF-55にモデルチェンジを果たしました。両方ともわが家で聴きましたが、想像以上に音質差が大きかったのに驚いたことを覚えています。DF-45単体で使っている分には、音質は素晴らしいし扱い勝手は極めて簡易だし、これ以上のチャンデバは世の中に存在しないだろうななどと思わせるものがありましたが、DF-55と取り替えたら音がよりくっきりと鮮やかになり、より高度なマルチアンプ・サウンドをものにしているような気にさせてくれたものです。
PX-650はアキュフェーズ初の、そして現在のところ唯一のPWM方式高効率アンプですが、これがわが家へやってきた時にはいわゆる「パラダイム・シフト」の感覚を味わうこととなりました。それまでB-2302Vをウーファーに、M-AX10を4chモードにして中~高域に使ったマルチアンプを実践していたのですが、PX-650はまるで別次元のウルトラハイスピードを聴かせます。もう何だかまるっきりオーディオの概念そのものがひっくり返ってしまいそうな大きな違いに目を白黒させたことを覚えています。
ハイスピードでハイパワーの恐るべきサウンドが構築されたのですが、その一方でB-2302V+M-AX10に比べて何となく音数が減るというか、いや、音数そのものは存分に表現されるのですが、音像と音像の間にある空気の濃厚さというか、色合いが重なった時の中間調の複雑さというかがどこか整理されてしまったような印象を受けたのも事実です。しかし、それも鳴らし続けていたらまったく気にならなくなってしまいました。いやPX-650、まことに恐るべきアンプです。
わが家のPX-650は受難続きで、設置してから2度も落雷の被害に遭い(といっても直撃じゃなくて近隣に落ちたようです)、アキュフェーズへ送り返すということを繰り返す羽目となりました。2度目などは何と基板のパターンがはがれてしまっていたそうで、「現場がもうダメだといってるんでこれ、捨てちゃいますよ」と広報のIさんから連絡をもらったほどです。
わが家のマルチは最盛期で5ウェイまでいっていたもので、PX-650を2台借りてウーファーのみBTL駆動とし、残りの4chで上の4ウェイを鳴らしていましたが、落雷騒ぎなどでアンプがなくなり(1台は何とか都合してくれたんですが)、その後チャンデバも返却して、今は事実上BHのみで音を聴くこととなっています。近々マルチも再興する予定ですが、しばらくは難しいかなぁ。
アキュフェーズの製品が最初にわが家へやってきたのは、ひょんなことがきっかけでした。オーディオアクセサリー誌でシングルレイヤーSACDの試聴記事を頼まれ、さぁ音楽を聴こうという段になって愛用のDV-AX10が動かなくなってしまったのです。慌ててパイオニアに修理は依頼したものの、このままでは締め切りの間に合いません。それでオーディオアクセサリー編集部に「何でもいいからSACDのかかるデジタルプレーヤーがお手元に空いていませんか?」と連絡したら、すぐ送ってくれたのがアキュフェーズのプレーヤーだった、というわけです。

アキュフェーズ デジタルトランスポートおよびD/Aコンバーター
DP-100/DC-101 2000年発売 ¥1,500,000(セット 当時、税抜き)
送られてきたのは何とDP-100/DC-101のセットでした。世界初のセパレートSACDプレーヤーです。最初に音を聴いた時には、本当にたまげましたね。SACDはいうに及ばず、CDであっても真に優れた内容の持ち主であれば、これまでのどのプレーヤーでも聴き得なかった"芸術の真髄"を聴かせてくれました。トップローディングのメカニズムへディスクを装填してから音が出るまで数十秒かかるのが唯一の難点でしたが、それも音と引き換えならばそう苦にもなりません。本当にいいプレーヤーでした。
そろそろメカが古くなってきたのか、特にSACDが読めたり読めなかったりし始めた頃、まぁ見計らったように音元出版の編集K氏から連絡がありました。曰く「うちの試聴室に新しいDP-900/DC-901を入れたんですが、これまで使っていたDP-800/DC-801をお使いになりませんか?」。

アキュフェーズ デジタルトランスポートおよびD/Aコンバーター DP-800/DC-801 2006年発売 ¥1,800,000(セット 当時、税抜き)
身に余る光栄とすぐ送ってもらいましたが、この時も驚きましたねぇ。いい加減DP-100/DC-101で高音質なんて飽和しちゃっているんじゃないかなんて思っていたら、まだまだ上があるんですから。遥かな高みを垣間見せる芸術の薫りに加え、接続したオーディオシステムをがっちりと支配して強制的に揺さぶるような轟然たる爆発力、石造建築の揺るぎなさと重量感といったものまで存分に表現する懐の深さというか"清濁併せ呑む"ような凄みを感じさせる音でした。
これもずいぶん長く使わせてもらいましたが、DP-800のメカニズムがダウンしてリタイアしました。何といっても音元出版で長年酷使された個体です。おそらく一般ユーザーの数十年分くらいは働いてくれていたのではないかな。修理を頼んで使い続けようかとも思ったんですが、こっそり打ち明けるとセパレート型のデジタルプレーヤーは当然のことながら筐体が2つとなり、わが家のラックへ収めるのが大変なものですから、そのまま返却してしまいました。
というわけで、回りまわってリファレンス・デジタルプレーヤーは再び修理を終え手元へ戻ってきてくれていたパイオニアDV-AX10へ。アキュフェーズから3分の1以下の価格のパイオニアへ戻したんですから、当初はやっぱりいろいろと寂しかったり食い足りなかったりもしましたが、使っているうちにもうすっかり身になじみ、今となっては手放せない文字通りのリファレンスとなっています。
長々と書いてきましたが、現在のわが家リファレンス・システムはDV-AX10からM-AX10(BTLモード)へ直結、BHをつなぐというこれ以上ないシンプルなものになっています。C-AX10がなくなってしまい、代替のプリを導入することがかなわないものですからもうこれで致し方ないのですが、プリは早急に何とかしなきゃいけませんね。扱い勝手も悪いし、何より試聴に手間がかかっていけません。
そのうち自作するしかないかなぁ、などとまた良からぬことを考えているところです。自作といったって基板キットを買ってきて自分なりにアレンジしようというだけですけどね。やると決めたらまたこちらで連載しようと思っています。
アナログ関連とスピーカーは、追って別エントリを立てますね。
グスターヴ・ホルスト/組曲「惑星」ほか ― 2014/01/23 10:34
お薦めソフトの第1弾は、いきなりのハイレゾ配信音源です。これ、今出ている号のネットオーディオ誌「私のハイレゾ・ベスト10」的なコーナーで紹介しているんですが、文字数が少なかったもので、タイトルが表示されているだけでどういうソフトか全然書けなかったんですよね。それでいっそのこと、当欄で紹介記事にしてしまおうと思い立ったわけです。
ムソルグスキー/組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲)、はげ山の一夜、
ホルスト/組曲「惑星」
レナード・スラットキン指揮(ムソルグスキー)、ワルター・ジュスキント指揮(ホルスト)
セントルイス交響楽団
こちらの音源です。米Voxレコードにはお買い得詰め合わせ2CDセットがあって、それと同様の体裁で曲を詰め合わせにしたハイレゾ配信音源です。それにしても、作曲者はムソルグスキーとホルストの2人で指揮者もスラットキンとジュスキントですから、セントルイス響以外の共通点が見当たりません。「もうちょっと売り方を考えた方がいいよ」と助言すべきなのか、はたまた一部を除いて曲単位の分売も可能だから別にこれでかまわないのか。廉価盤レーベルならではというか、ジャケットも全然凝ったものじゃないですし、あんまり難しいことをいっても仕方ないのかもしれませんね。
で、どうしてこんなマイナーなレーベルの作品を「ベスト10」に推したのか。これにはずいぶん長い前節があります。私が大学に入って間もない頃ですから、もう30年近くも前の話になりますね。今はなき秋葉原・石丸電気の本店ソフトフロアでたまたま見つけたCDが、上記ハイレゾと同一音源のホルスト/惑星でした。
故・長岡鉄男氏の「外盤A級セレクション(1)」が発売になり、むさぼるように読んでいた頃とちょうど時期が重なっていて、紹介されている盤に何枚か入っていたMMGレーベルの、フリューゲルホーンをかたどったようなロゴマークを覚えていました。それが見えたので「ひょっとしたら掘り出し物かも!」と引っつかんでレジに並んだ、という次第です。
自宅へ戻りCDの封を切ってビックリ! 光に透かしてみたディスクはさながらプラネタリウムの如し。無数のピンホールが空いてしまっているのです。これは初期のアメリカ盤で、品質管理がお粗末だったんでしょうね。今はそんな盤など薬にしたくてもそうそう見つかるものじゃありませんが、当時は結構いくつもピンホールの空いた盤があったものでした。
当時使っていたCDプレーヤーはCD/LDコンパチブルプレーヤーの1号機パイオニアCLD-9000だったのですが、これがまた読み取りの不安定な代物で、案の定この盤を読み取ることができませんでした。読み取ることさえできればどんな高級プレーヤーにも真似のできないド迫力の再生音を楽しませてくれる、得難いプレーヤーだったんですがねぇ。
かからなければ仕方ないものですから石丸までディスクの交換に向かったんですが、何ともはや私の買った盤が最後の1枚だったとか。「返金しますか?」と訊かれましたが、これも何かの縁とそのまま持って帰ってきました。ですから、この盤をじっくり聴くことができたのはもう1台のプレーヤーを買った後ということになります。
確か次に買ったCDプレーヤーはマランツCD34だったかな。85年に驚異的なベストセラーを記録、一気にCDを普及の軌道へ乗せた記念碑的なプレーヤーです。そのプレーヤーで初めてじっくりと聴いたジュスキントの「惑星」にはたまげました。確かなホールの音場感とともに大編成のオケがどっしりと定位、華やかに音楽の成分が飛び散るような生きいきとみずみずしい鳴りっぷりを聴かせてくれたのです。
学生当時のシステムですから、そう大した装置がそろっていたわけではありません。スピーカー工作だってまださほどのノウハウを蓄積していたわけでもありませんでしたしね。それでもこのソフトの「本質」ははっきりと耳へ飛び込んできました。「あぁ、俺、ひょっとして"当たり"を引いたかな」と、1人でニヤニヤしたことを覚えています。
それでもこのソフト、決して「地上最強の録音」というほどのものではありません。後年になって故・長岡鉄男氏のシアタールーム「方舟」へ担当編集者として足繁く通うようになってから、この盤を持っていって聴かせてもらったことがあるんですが、さわりを聴いたところで先生が立ち上がり、CDラックからプレヴィン/ロイヤル・フィルの「惑星」を取り出してこられました。ご存じ米テラークの名盤です。
方舟の装置では、もう圧倒的にテラークの勝利でした。情報量も音場感もケタが違う、という感じです。「井の中の蛙だったなぁ」とガッカリしてその日は帰りました。
その後すぐに私もテラーク盤を買い求め、自宅の装置で聴くようになりました。でも、何だかちょっと違うのです。テラークは綺麗過ぎるというか、整いすぎているというか。方舟並みに持てる器量を全部引き出してやればテラークが圧倒するのですが、わが家の装置では少々小ぢんまりとして音色の安っぽいMMG盤の方がなぜかしっくりくるような気がして、結局ジュスキントを聴き続けることとなりました。
「惑星」という楽曲についてはもっといろいろ書きたいことがあるので、またそのうち別個エントリを立てますね。
その後、どうやらこの演奏は割合に定評のあるものだったらしく、海外でプレミアム版CDとして発売されていたりもしたそうですね。私がその情報と巡り合った頃にはもうすっかり売り切れてしまった後で、入手することはかないませんでしたが。
いや、何のことはない。高音質ディスク聴きまくり用に有望な盤を探していて、まずVox盤がヒットしたんですよ。「何でMMGじゃなくてVoxなんだろう?」と疑問に思っていたら、どうやらMMGはVoxの社内レーベルのようですね。
ところが、せっかく見つけたというのにその時点で廃盤となってしまっていて、諦めきれずにいろいろ情報を当たっていたらそのプレミアム盤に当たり、慌てて購入しようとしたらとっくに売り切れていた、という次第です。それが3~4年前の話だったかな。以来、「縁がないのかなぁ」とボヤきつつ、つい最近まで個人的にCDを愛聴してきました。
で、話は昨年の12月へ一気に飛びます。ネットオーディオ編集部から「今号はハイレゾ特集だから、筆者のハイレゾ・ベスト10を挙げて下さい」と連絡が入りました。どれを選ぶかもう既に困るくらいのハイレゾ音源は手元にありますが、こういう企画なら「これを挙げなきゃ!」と慌てて購入したのがこの「惑星」を含むVoxの音源だった、というわけです。音源そのものはもう半年ほども前だったかに米HDtracksで販売されていることを確認していて、「そのうち雑誌の企画で取り上げられたら購入しよう」と思っていた(不純ですね (^^;))だけに、まさに渡りに船でした。
ダウンロードした音源を早速、長年愛聴してきたCDと聴き比べたら、もう第1曲の「火星」で完全に勝負アリ! 音像は実体感豊かに生きいきと立ち上がり、音場は遥かに広く澄み切ってどこまでも伸びていきます。一方のCDは、単体で聴いていれば全然気にならなかったというのに、ハイレゾを聴いてしまうとCD版には微細なワウフラッターを感じさせます。「いい演奏と録音だけれど、まぁ仕方ないかな」と思っていた部分がものの見事に払拭されてしまった、といった感があります。
音源の品位は96kHz/24ビットで、今となってはまぁそう突っ込んだ高品位でもないのですが、これだけのサウンドを聴かせてくれたら大満足です。確かCDを買った時は1,300円くらいだったと記憶しますが、ここまで音質向上してかつ「展覧会の絵」「はげ山の一夜」まで詰め合わせになって$17.99なんですから、それはもうただみたいな価格だと思います。
ちなみにあとの2曲ですが、「スラットキンにしては若干ヌルい指揮かな」と思わなくもないものの、立体的な骨格で豪快にオケをドライブするところはさすがアメリカという感じです。オーディオ試聴用にお薦めできる音源じゃないかと思います。
あぁ、長々と思い出話を書き連ねていたら、たった音源ひとつを紹介するのにずいぶんな文字数になっちゃいましたね。でも、雑誌じゃまずこんな誌面の無駄遣いができるはずもありませんから、ひとつブログならではのネタ記事ということでご容赦いただけると幸いです。
ムソルグスキー/組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編曲)、はげ山の一夜、
ホルスト/組曲「惑星」
レナード・スラットキン指揮(ムソルグスキー)、ワルター・ジュスキント指揮(ホルスト)
セントルイス交響楽団
こちらの音源です。米Voxレコードにはお買い得詰め合わせ2CDセットがあって、それと同様の体裁で曲を詰め合わせにしたハイレゾ配信音源です。それにしても、作曲者はムソルグスキーとホルストの2人で指揮者もスラットキンとジュスキントですから、セントルイス響以外の共通点が見当たりません。「もうちょっと売り方を考えた方がいいよ」と助言すべきなのか、はたまた一部を除いて曲単位の分売も可能だから別にこれでかまわないのか。廉価盤レーベルならではというか、ジャケットも全然凝ったものじゃないですし、あんまり難しいことをいっても仕方ないのかもしれませんね。
で、どうしてこんなマイナーなレーベルの作品を「ベスト10」に推したのか。これにはずいぶん長い前節があります。私が大学に入って間もない頃ですから、もう30年近くも前の話になりますね。今はなき秋葉原・石丸電気の本店ソフトフロアでたまたま見つけたCDが、上記ハイレゾと同一音源のホルスト/惑星でした。
故・長岡鉄男氏の「外盤A級セレクション(1)」が発売になり、むさぼるように読んでいた頃とちょうど時期が重なっていて、紹介されている盤に何枚か入っていたMMGレーベルの、フリューゲルホーンをかたどったようなロゴマークを覚えていました。それが見えたので「ひょっとしたら掘り出し物かも!」と引っつかんでレジに並んだ、という次第です。
自宅へ戻りCDの封を切ってビックリ! 光に透かしてみたディスクはさながらプラネタリウムの如し。無数のピンホールが空いてしまっているのです。これは初期のアメリカ盤で、品質管理がお粗末だったんでしょうね。今はそんな盤など薬にしたくてもそうそう見つかるものじゃありませんが、当時は結構いくつもピンホールの空いた盤があったものでした。
当時使っていたCDプレーヤーはCD/LDコンパチブルプレーヤーの1号機パイオニアCLD-9000だったのですが、これがまた読み取りの不安定な代物で、案の定この盤を読み取ることができませんでした。読み取ることさえできればどんな高級プレーヤーにも真似のできないド迫力の再生音を楽しませてくれる、得難いプレーヤーだったんですがねぇ。
かからなければ仕方ないものですから石丸までディスクの交換に向かったんですが、何ともはや私の買った盤が最後の1枚だったとか。「返金しますか?」と訊かれましたが、これも何かの縁とそのまま持って帰ってきました。ですから、この盤をじっくり聴くことができたのはもう1台のプレーヤーを買った後ということになります。
確か次に買ったCDプレーヤーはマランツCD34だったかな。85年に驚異的なベストセラーを記録、一気にCDを普及の軌道へ乗せた記念碑的なプレーヤーです。そのプレーヤーで初めてじっくりと聴いたジュスキントの「惑星」にはたまげました。確かなホールの音場感とともに大編成のオケがどっしりと定位、華やかに音楽の成分が飛び散るような生きいきとみずみずしい鳴りっぷりを聴かせてくれたのです。
学生当時のシステムですから、そう大した装置がそろっていたわけではありません。スピーカー工作だってまださほどのノウハウを蓄積していたわけでもありませんでしたしね。それでもこのソフトの「本質」ははっきりと耳へ飛び込んできました。「あぁ、俺、ひょっとして"当たり"を引いたかな」と、1人でニヤニヤしたことを覚えています。
それでもこのソフト、決して「地上最強の録音」というほどのものではありません。後年になって故・長岡鉄男氏のシアタールーム「方舟」へ担当編集者として足繁く通うようになってから、この盤を持っていって聴かせてもらったことがあるんですが、さわりを聴いたところで先生が立ち上がり、CDラックからプレヴィン/ロイヤル・フィルの「惑星」を取り出してこられました。ご存じ米テラークの名盤です。
方舟の装置では、もう圧倒的にテラークの勝利でした。情報量も音場感もケタが違う、という感じです。「井の中の蛙だったなぁ」とガッカリしてその日は帰りました。
その後すぐに私もテラーク盤を買い求め、自宅の装置で聴くようになりました。でも、何だかちょっと違うのです。テラークは綺麗過ぎるというか、整いすぎているというか。方舟並みに持てる器量を全部引き出してやればテラークが圧倒するのですが、わが家の装置では少々小ぢんまりとして音色の安っぽいMMG盤の方がなぜかしっくりくるような気がして、結局ジュスキントを聴き続けることとなりました。
「惑星」という楽曲についてはもっといろいろ書きたいことがあるので、またそのうち別個エントリを立てますね。
その後、どうやらこの演奏は割合に定評のあるものだったらしく、海外でプレミアム版CDとして発売されていたりもしたそうですね。私がその情報と巡り合った頃にはもうすっかり売り切れてしまった後で、入手することはかないませんでしたが。
いや、何のことはない。高音質ディスク聴きまくり用に有望な盤を探していて、まずVox盤がヒットしたんですよ。「何でMMGじゃなくてVoxなんだろう?」と疑問に思っていたら、どうやらMMGはVoxの社内レーベルのようですね。
ところが、せっかく見つけたというのにその時点で廃盤となってしまっていて、諦めきれずにいろいろ情報を当たっていたらそのプレミアム盤に当たり、慌てて購入しようとしたらとっくに売り切れていた、という次第です。それが3~4年前の話だったかな。以来、「縁がないのかなぁ」とボヤきつつ、つい最近まで個人的にCDを愛聴してきました。
で、話は昨年の12月へ一気に飛びます。ネットオーディオ編集部から「今号はハイレゾ特集だから、筆者のハイレゾ・ベスト10を挙げて下さい」と連絡が入りました。どれを選ぶかもう既に困るくらいのハイレゾ音源は手元にありますが、こういう企画なら「これを挙げなきゃ!」と慌てて購入したのがこの「惑星」を含むVoxの音源だった、というわけです。音源そのものはもう半年ほども前だったかに米HDtracksで販売されていることを確認していて、「そのうち雑誌の企画で取り上げられたら購入しよう」と思っていた(不純ですね (^^;))だけに、まさに渡りに船でした。
ダウンロードした音源を早速、長年愛聴してきたCDと聴き比べたら、もう第1曲の「火星」で完全に勝負アリ! 音像は実体感豊かに生きいきと立ち上がり、音場は遥かに広く澄み切ってどこまでも伸びていきます。一方のCDは、単体で聴いていれば全然気にならなかったというのに、ハイレゾを聴いてしまうとCD版には微細なワウフラッターを感じさせます。「いい演奏と録音だけれど、まぁ仕方ないかな」と思っていた部分がものの見事に払拭されてしまった、といった感があります。
音源の品位は96kHz/24ビットで、今となってはまぁそう突っ込んだ高品位でもないのですが、これだけのサウンドを聴かせてくれたら大満足です。確かCDを買った時は1,300円くらいだったと記憶しますが、ここまで音質向上してかつ「展覧会の絵」「はげ山の一夜」まで詰め合わせになって$17.99なんですから、それはもうただみたいな価格だと思います。
ちなみにあとの2曲ですが、「スラットキンにしては若干ヌルい指揮かな」と思わなくもないものの、立体的な骨格で豪快にオケをドライブするところはさすがアメリカという感じです。オーディオ試聴用にお薦めできる音源じゃないかと思います。
あぁ、長々と思い出話を書き連ねていたら、たった音源ひとつを紹介するのにずいぶんな文字数になっちゃいましたね。でも、雑誌じゃまずこんな誌面の無駄遣いができるはずもありませんから、ひとつブログならではのネタ記事ということでご容赦いただけると幸いです。
お薦めソフトも紹介していこうかと ― 2014/01/21 16:46
かつて「オーディオベーシック」誌で連載していた高音質ディスク聴きまくりというページは、私が編集者だった頃に立ち上げ、最後の方の数回を除いてずっとまとめ役を務めていました。割合に長く続いた連載で、読者の皆さんに支持していただいていたことがありがたかったものです。
市川二朗さん、高崎素行さんのお2人と鼎談形式の連載だったのですが、2人とも故・長岡鉄男氏の許をよく訪問されていて、たびたび「これ、面白いですよ」と長岡氏にソフトを紹介されていたという兵(つわもの)です。豪壮雄大なサウンドを聴かせる「クラフィンス・ピアノ」は市川さんがドイツ現地で発見されてきたものですし、あの「日本の自衛隊」をCDで復刻されたのは高崎さんでした。高崎さんは勢い余ってアナログ盤の復刻まで手がけられちゃったし、このあたりはよくご存じの人も多いんじゃないかと思います。
クラフィンス・ピアノの音源はただいま入手不可能ですが、とある代理店に契約できないか探ってもらっているところです。「日本の自衛隊」LPはご存じMYUtakasakiで今なお購入可能ですから、ご希望の人はまず問い合わせてみられるとよいでしょう。
あの連載を立ち上げた当初は私は一介の編集者で、本来は市川さんと高崎さんにレギュラーでお薦めディスクを紹介してもらい、毎回ゲストを呼んで2枚ほど挙げてもらう、という体裁で進めていました。ところが、そう毎回ゲストが都合良く仕込めるわけもなく、結局私がほぼ毎回2枚ずつディスクを紹介することとなってしまいました。その後すぐにライターとしての仕事が増えてきたので、小さいながらディスクが紹介できる枠があったのは大いに助かったんですがね。
「高音質ディスク聴きまくり」の連載が形を変えてすぐに打ち切りとなり、かてて加えて雑誌そのものがなくなってしまった昨今、私のソフト紹介ページは音元出版でスポット的にもらっているもののみとなってしまいました。なにぶんひどい貧乏暮らしで、そうそう山ほどソフトが買える身分でもありませんが、それでもこういう仕事をするからにはいいソフトがなきゃ話にならないわけですし、普通の人よりもたくさん購入しているつもりです。
それで、本ブログでもお薦めのソフトを紹介していきたいと思います。基本的に実際わが家のリファレンス・システムで音を聴き、良かったもののみを扱うという線は堅持するつもりです。ただし、一概に「高音質ソフト」というわけでもありません。録音はまぁまぁだけれどつい何度も再生してしまう魅力にあふれた演奏というものも世の中には少なくないですからね。
このエントリもちょっと長くなっちゃったので、ディスク紹介のエントリはまた別途、ということにさせてもらいましょうか。近日やり始めると思います。
市川二朗さん、高崎素行さんのお2人と鼎談形式の連載だったのですが、2人とも故・長岡鉄男氏の許をよく訪問されていて、たびたび「これ、面白いですよ」と長岡氏にソフトを紹介されていたという兵(つわもの)です。豪壮雄大なサウンドを聴かせる「クラフィンス・ピアノ」は市川さんがドイツ現地で発見されてきたものですし、あの「日本の自衛隊」をCDで復刻されたのは高崎さんでした。高崎さんは勢い余ってアナログ盤の復刻まで手がけられちゃったし、このあたりはよくご存じの人も多いんじゃないかと思います。
クラフィンス・ピアノの音源はただいま入手不可能ですが、とある代理店に契約できないか探ってもらっているところです。「日本の自衛隊」LPはご存じMYUtakasakiで今なお購入可能ですから、ご希望の人はまず問い合わせてみられるとよいでしょう。
あの連載を立ち上げた当初は私は一介の編集者で、本来は市川さんと高崎さんにレギュラーでお薦めディスクを紹介してもらい、毎回ゲストを呼んで2枚ほど挙げてもらう、という体裁で進めていました。ところが、そう毎回ゲストが都合良く仕込めるわけもなく、結局私がほぼ毎回2枚ずつディスクを紹介することとなってしまいました。その後すぐにライターとしての仕事が増えてきたので、小さいながらディスクが紹介できる枠があったのは大いに助かったんですがね。
「高音質ディスク聴きまくり」の連載が形を変えてすぐに打ち切りとなり、かてて加えて雑誌そのものがなくなってしまった昨今、私のソフト紹介ページは音元出版でスポット的にもらっているもののみとなってしまいました。なにぶんひどい貧乏暮らしで、そうそう山ほどソフトが買える身分でもありませんが、それでもこういう仕事をするからにはいいソフトがなきゃ話にならないわけですし、普通の人よりもたくさん購入しているつもりです。
それで、本ブログでもお薦めのソフトを紹介していきたいと思います。基本的に実際わが家のリファレンス・システムで音を聴き、良かったもののみを扱うという線は堅持するつもりです。ただし、一概に「高音質ソフト」というわけでもありません。録音はまぁまぁだけれどつい何度も再生してしまう魅力にあふれた演奏というものも世の中には少なくないですからね。
このエントリもちょっと長くなっちゃったので、ディスク紹介のエントリはまた別途、ということにさせてもらいましょうか。近日やり始めると思います。
早くも壁にぶち当たりました ― 2014/01/20 18:45
個人的に、インターネットへ入り込んだかなり初期の段階から今日まで世話になっているプロバイダがASAHIネットで、そこが展開しているブログなものですから、何の気なしにこの「アサブロ」を選び、何の下調べもせずにブログを書き始めちゃったんですが、早くも大きな壁にぶち当たりました。
この「アサブロ」というヤツ、実のところかなり上級者向けの作りであることが、書き始めてすぐにひしひしと伝わってきました。ただ文章を書くだけなら別段困ったこともありませんが、それじゃあんまり素っ気ないだろうといろいろエントリに装飾を加えようとしたら、とたんに難易度がグンとアップする仕掛けなのです。
アップロードするには「そのまま」と「HTML」「Wiki」を選ぶことができるんですが、「そのまま」では文字強調や文字色/大きさの変更などが一切ままならないのです。それはHTMLでタグを打ってやらないといけないんですね。それで、ヒイヒイいいながら五十の手習いでHTMLを勉強しているところです。
また、ブログの機能を使って画像をアップロードしようとすると1エントリにつき1点だけで、それもエントリのトップに持ってこられてしまいます。ところがこの「アサブロ」、ブログの機能としてはほとんど無制限といっていいくらい画像を張ることができるそうで、それにはもう「裏技」としか言いようのない手段を駆使してやらなければいけません。
本来ならこのブログ、「ホームページビルダー」などのHTMLエディタを使って書くのが正解なのだそうですね。そういうものを持っていない私が手打ちタグで挑もうなんて考えたのは、大変に浅はかだったのかもしれません。でもまぁこれも経験のうち、としばらくここでエントリを書き進めようと思います。
しかし、スピーカー工作や各種実験のエントリを上げようとするならば、画像をガンガン張って解説を加えながらという体裁としないわけにはいきません。私が自由自在にそういうエントリが立てられるようになるのが先か、ギブアップして他のブログへ引っ越すのが先か。まぁこちらも長い目で見守っていただけると幸いです。
前述の裏技を使って表示した画像です。フォステクスの限定発売フルレンジ・ユニットFE103-Solですが、オレンジ色のフレームが何とも鮮烈ですね。早くこれでキャビネットを作りたいなぁ。
この「アサブロ」というヤツ、実のところかなり上級者向けの作りであることが、書き始めてすぐにひしひしと伝わってきました。ただ文章を書くだけなら別段困ったこともありませんが、それじゃあんまり素っ気ないだろうといろいろエントリに装飾を加えようとしたら、とたんに難易度がグンとアップする仕掛けなのです。
アップロードするには「そのまま」と「HTML」「Wiki」を選ぶことができるんですが、「そのまま」では文字強調や文字色/大きさの変更などが一切ままならないのです。それはHTMLでタグを打ってやらないといけないんですね。それで、ヒイヒイいいながら五十の手習いでHTMLを勉強しているところです。
また、ブログの機能を使って画像をアップロードしようとすると1エントリにつき1点だけで、それもエントリのトップに持ってこられてしまいます。ところがこの「アサブロ」、ブログの機能としてはほとんど無制限といっていいくらい画像を張ることができるそうで、それにはもう「裏技」としか言いようのない手段を駆使してやらなければいけません。
本来ならこのブログ、「ホームページビルダー」などのHTMLエディタを使って書くのが正解なのだそうですね。そういうものを持っていない私が手打ちタグで挑もうなんて考えたのは、大変に浅はかだったのかもしれません。でもまぁこれも経験のうち、としばらくここでエントリを書き進めようと思います。
しかし、スピーカー工作や各種実験のエントリを上げようとするならば、画像をガンガン張って解説を加えながらという体裁としないわけにはいきません。私が自由自在にそういうエントリが立てられるようになるのが先か、ギブアップして他のブログへ引っ越すのが先か。まぁこちらも長い目で見守っていただけると幸いです。
前述の裏技を使って表示した画像です。フォステクスの限定発売フルレンジ・ユニットFE103-Solですが、オレンジ色のフレームが何とも鮮烈ですね。早くこれでキャビネットを作りたいなぁ。


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